お久しぶりです。にっきでーす。はっかでーす。

人間ジュニアも、シニアも、ずっとうちにいるのですが、リモートさんでせわしくています。どうやら二人とも、二匹をかまうことで精神のバランスをいい塩梅に保っている様子です。

 

 

にっきとはっかは、コロコロコロナに我関せずと相変わらず二匹並んで、ちぐらから外をのぞいています。外ってったって、居間の中ですけれど。取っ組み合いしてぎゃんぎゃん言っている割には、いざとなると二匹で温め合っています。

 

 

人間たちが食卓を離れた途端に、「にっきのだもん」「あら、わたしのばしょよ」などと二匹でランチョンマットを取り合って結局二匹で一枚に乗っかっています。Boni's Houseで買った猫柄のマットだから自分たちのものだと思い込んでいるのでしょう。

 

 

冬の朝は、居間で一番日当たりのよいテーブルに集まります。並んでじっとしているだけなんですけれど、昼寝前のひと時何か相談でもあるのでしょうか。「あのさ、だってさ」とにっき。「ふむふむ、そりゃないわね」とはっか、が意見を述べあっているのかな。

 

 

人間ジュニアがたまに外に出たついでに、猫の首輪を新調してきました。蝶ネクタイにメダルと鈴までついています。これまではストレスになっちゃいけないと、首輪の鈴は全部外していたのですが、今回はそのままに。はっかが動くとチリンチリンとかそけき音を立てます。

 

 

にっきも新しい首輪をもらったのですが、すぐに外してしまいます。それでもとのまま。猫のメダルがついている和風の紐みたいなのです。「えへん、にあうでしょ。」鈴はとっちゃいましたからね。でも、水を飲む時このメダルがお茶碗にカチカチと当たります。賑やか猫です。

 

 

段ボールのお城のてっぺんが好きなはっか。小さな毛布を掛けておいたら、首を乗せてこちらを見つめています。両耳をつなぐシェイプが素敵。たいていは静かにしているはっかです。

 

 

そこいくと、ちっともじっとしていないにっき。おもちゃ箱の中をガサゴソ探しています。お目当ては白いネズミ。お腹に自動巻きのねじがついていてよく走るネズミです。これを追いかけるのが大好き!

 

 

ほらね、やっぱり。爪とぎに持って入ってなめたり転がしたり。夜にはシニアが何度もネズミを走らせると、にっきは飽きることなく追いかけます。ただ、蹴飛ばしてケージの下に放り込んでしまうと、しばらく取り出してもらえません。

 

 

今度はネズミをお城に持って行って窓から放り出し、また追いかけて遊びます。ちゃちなおもちゃだと思っていましたが、他に類を見ない優れもの。一代目は追いかけまわしすぎて哀れにも上皮をはがされてしまいました。二代目はまだネズミの形を保っています。

 

 

冷静なはっかにしては珍しく、恍惚の表情。テーブルの脚に首をスリスリしているところです。今日は古い方の魚の骨型のチャームがついた首輪をしています。お嬢さん猫たちは時々首輪を着替えるのです。首輪を外してしまうと、「おや裸ん坊だ!」と笑われます。

 

 

キリっとして眼光鋭いはっか。本箱の上にいます。猫は高いところが好きですね。眠っている時間の長いはっかですが、起きているときはたいへん賢そうな表情をしています。たまに自分の方から人間に甘えてくることもあります。座るのはジュニアの膝の上と決めているようです。

 

 

小春日和の午前中、掃除タイムだけは窓が開きます。早速窓辺にやってきて外を眺めるはっか。人の往来や車の行き来を見ています。この頃ちっとも外猫が寄っていきません。でも、寂しいというような感傷とは無縁のようです。猫たちは自足しているように見えます。

 

 

ちぐらで二匹揃って眠ります。にっきの手とはっかの手が重なって、まるで手をつないでいるように見えます。それはおそらく人間の感傷でしょう。母娘なのか、姉妹なのか、素性は一向分かりませんが、にっきとはっかは二匹で一緒に生きています。ソーシャルディスタンスなんて関係なしに!