これが三枚目の台所マット。二枚目はにっきがかじるのでフリンジをちょん切ったら、細いシュレッドの生地がほどけ始めてあっという間に撤去。(はっかがお粗相をした)一枚目は既にゴミ箱行き。今度のは感触が良いのか、二匹とも寛いでいる。

 

 

爪とぎベッドに身をもたせかけ、どこかから飛んできた(?)ポリ袋を尻の下に敷き、にっきはご機嫌のリラックス。両手を重ねてしおらしい。おとな猫なんだか、子ども猫なんだか微妙な境界線上にいるにっき。

 

 

はっかは、ここから食器棚のてっぺんへ飛び移れるかどうか目測している。いくらはっかでもそれは無理だろうと余計な心配をする人間が、ときどきひょいと抱き上げて棚の上に差し上げると、はっかは自分で飛び移る。「よけいなおせわよ」という表情はするけれど。

 

 

本棚の上で得意そうなにっき。誰の世話にもならず、自力で飛び上がるのが身上。この猫娘は猫息子と言ってもよさそうな活発さで暴れまわる。しばしばはっかに食いつくのがあまりよろしくない。人間が仲裁するのもどうかと思うが。

 

 

はっかはなるべく平安を保てる場所を求めてあちこちへ。ケージの上で、本日はゴロゴロしていた。孤高を保つようでいて、甘ったれのところも大いにあり、人間はついはっかの加勢をしたくなることが多いけれど、にっきをいさめてばかりいるのもフェアではないような。

 

 

にっきの甘えっぷりは憎めない。飛んできて人間の足を押さえ、スリスリする。「あっちにいっちゃだめなんだからね。にっきいいこでしょ」てなもんで、人間はくぎ付けに。

 

 

「ふーん、にっきちゃんたらあまったれてる。さっきはあんなにあばれてたのに、ひょうへんするんだから。ねこなのにひょうみたいよ」と、(訳のわからない)はっかの眼差し。

 

 

直角のポジションで睨み合う二匹。僅かにはっかの腰が引けている。二匹の女子バトルにもなかなか激しいものがある。秋は猫のざわつく季節なのだろうか。そういえば、このところ我が家の庭に野良たちが出没する。にっきとはっかの存在に気付かないのか。今夕は大胆にもマーキングしようとしていた。内輪もめしてる場合じゃないぞ、猫たちよ!