朝鮮大学校の副学長の在日朝鮮人が警視庁公安部に対南朝鮮工作の容疑で逮捕されました。今回は北朝鮮が在日朝鮮人経由で南朝鮮に対して工作活動を行った歴史を説明します。
南朝鮮は1980年代までは親米軍事独裁政権によって統治されていました。南朝鮮には共産主義を徹底的に取り締まる反共法や国家保安法が強力に機能していました。南朝鮮は共産主義者を摘発するKCIAと呼ばれる情報機関を持っていました。北朝鮮が南朝鮮で工作活動を直接行うことは不可能でした。
北朝鮮は朝鮮総連や在日朝鮮人を使い、日本経由で南朝鮮に対して工作活動を行うようになりました。代表例として、朴正熙南朝鮮大統領の夫人が暗殺された文世光事件がございます。
大阪の朝鮮総連支部が南朝鮮籍の在日朝鮮人の青年文世光に北朝鮮の思想教育を施したとされています。南朝鮮籍を持つ文世光は難なく南朝鮮に渡航することができました。1974年に文世光は事件を起こしました。南朝鮮政府は朝鮮総連の取り締まるを日本に要求しました。
このように日本は北朝鮮の対南工作活動の拠点とされていました。