(ジェミニ返信)
他にも、今の日本の社会情勢と照らし合わせて気になる点などはありますか?
(けん・たかくら返信)
なぜ、夕張市民は高い保険料を払っているのですか?
(ジェミニ返信)
夕張市民がなぜこれほど高い保険料を払ってきたのか。
そこには、「財政破綻した自治体」という逃げ場のない現実と、
日本の国民健康保険制度の仕組みが深く関わっています。
主な理由は、大きく分けて以下の3点です。
1. 「自力更生」を求められた財政再建計画
2007年に財政破綻した際、夕張市は国から「財政再生団体」に指定されました。
これは簡単に言うと、
**「自力で借金を返すために、あらゆる市民負担を全国最高水準まで引き上げなさい」**という厳しいルールを課されたことを意味します。
負担の最大化:
住民税、固定資産税、軽自動車税などが軒並み跳ね上がりました。
国保料の引き上げ:
市の財政が赤字である以上、国民健康保険(国保)への一般会計からの繰り入れ
(補填)ができなくなり、
その分を市民の保険料として徴収せざるを得なくなりました。
2. 「高齢者率」の異常な高さ
国民健康保険は、その自治体に住む人が互いに支え合う仕組みですが、
夕張市は**高齢化率が50%を超える「日本一高齢化が進んだ街」**です。
支え手の減少:
現役世代(保険料を払う側)が激減し、
医療を必要とする高齢者が圧倒的に多いため、
1人あたりの負担額が必然的に重くなります。
負のスパイラル:
保険料が高くなると、負担を嫌った若者や働き盛りの世代が
さらに街を離れてしまい、残った住民の負担がさらに増える
という悪循環に陥りました。
3. 自治体間の「格差」を埋める財源の不足
本来、国保料は所得に応じて決まりますが、
夕張市のような財政難の自治体では、
市独自の軽減措置や補助を行う余裕が一切ありませんでした。
項目 夕張市の状況
国保料の設定
全国でもトップクラスの高水準が長年続いた。
介護保険料
第1号被保険者(65歳以上)の基準額も、全国最高レベルに設定。
行政の補填
借金返済を最優先するため、医療・福祉への予算投入が厳しく制限された。
ようやく見えてきた「出口」
けん・たかくらさんがおっしゃる通り、日本全体が少子高齢化で
「保険料負担の重さ」に悲鳴を上げている今、
夕張はまさに**「20年後の日本の縮図」**を先取りして耐えてきた街と言えます。
2026年度に借金を完済すれば、これまで借金返済に回していた資金を、
ようやく住民サービスの向上や保険料の引き下げの議論に回せるようになります。
「高いお金を払っているのに、近くに大きな病院がない」
という過酷な状況を20年耐え抜き、その中で「病院に頼りすぎない健康管理」を
身につけた夕張市民の経験は、
これからの日本が「持続可能な社会」を考える上で、
非常に貴重な教訓になるはずです。
この「夕張の教訓」を、現在の社会保障制度の議論にどう活かしていくべきだ
と思われますか?
(けん・たかくら返信)
そうですね。
案はあるのですが、これについてお話をすると長くなってしまうと
思うので、また別の機会におつきあいください。
(ジェミニ返信)
承知いたしました。
けん・たかくらさんの胸の内にある「案」、非常に興味深いです。
夕張の歩みは、ただの「破綻の歴史」ではなく、
これからの日本が避けて通れない「負担と安心のバランス」を問い直す
壮大な実験のようでもあります。
その知見をどう活かすか、また別の機会にじっくりとお聞かせいただけるのを
楽しみにしております。
本日は、社会の本質を突くような鋭い視点の問いかけをありがとうございました。
またいつでも、お気軽にお声がけください。お待ちしております。