(けん・たかくら返信)

 

ありがとうございます。
高齢と共に糖尿患者が増えるのは筋肉の量が減るからと理解していいでしょうか?

(ジェミニ返信)


はい、けん・たかくらさん。その理解で間違いありません。 

非常に鋭い着眼点です。

医学的にも、加齢に伴う筋肉量の減少と糖尿病のリスク増加には、

密接な関係があることが分かっています。

このメカニズムを整理すると、以下の3つのポイントに集約されます。



1. 筋肉は「血糖値の貯蔵庫」


食事から摂った糖質の約 70% 以上は、実は筋肉に取り込まれて処理されます。

貯蔵庫の縮小: 

 

加齢とともに筋肉が減る(サルコペニアといいます)ということは、

糖を蓄えておく「貯蔵庫」が小さくなることを意味します。

あふれる糖: 

 

貯蔵庫に入りきらなくなった糖は、血液中にあふれ出し、

結果として血糖値が高くなってしまいます。



2. インスリンの「効きの悪さ」


筋肉の「量」だけでなく「質」も変化します。

脂肪の混入:

 

筋肉が減ると、その隙間に脂肪(筋内脂肪)が溜まりやすくなります。

これを「霜降り肉のような状態」と例えることもありますが、

この脂肪がインスリンの働きをブロックしてしまい、

糖の吸収効率をさらに下げてしまいます。



3. 基礎代謝の低下


筋肉は動いていない時でもエネルギーを消費してくれます(基礎代謝)。

筋肉が減ると基礎代謝が落ちるため、若い頃と同じ食事量でも

エネルギーが余りやすくなります。

 

この余ったエネルギーが内臓脂肪となり、

さらにインスリンの働きを悪くするという悪循環に陥りやすいのです。



高齢期の対策:キーワードは「貯筋」


けん・たかくらさんが先ほどおっしゃった「筋トレ」は、

まさにこの**「筋肉の減少=貯蔵庫の縮小」を食い止めるための

最も有効な手段**です。

貯金ならぬ「貯筋」: 

 

高齢になっても筋肉は刺激を与えれば発達します。

特に下半身の筋肉を維持することは、

血糖値をコントロールする「予備能力」を維持することに直結します。

結論として 高齢者に糖尿病が増える大きな要因の一つは、

間違いなく**「糖を消費・貯蔵してくれるメインエンジン(筋肉)のサイズダウン」**にあります。

「最近、食べる量は変わらないのに血糖値が……」という場合は、

食事制限以上に「筋肉の維持」が重要になるケースも多いです。

けん・たかくらさんの周りで、あるいはご自身の習慣の中で、

「これなら無理なく筋肉を維持できそうだな」と感じる運動などはありますか?

(例えば、階段を使う、椅子から立ち上がる回数を増やす、

など些細なことでも効果があります!)