(9月28日)
前回の打ち合わせから一週間ほど経った後、叩き台ができたんでみてほしいとノーリーから連絡が入った。改めて全員集合である。さぁ、どんなんができたろうと興味は尽きないが、いづれにせよ今回は、変身ヒーローキャラにするにあたり、前回決まったモジモジ君タイプを、どのように手直ししてくれたかがポイントとなる。
どーも、どーもと軽いながら、それながらの存在意義を確認する挨拶が交わされると、カラフルなアルマーニのチビTシャツを着るノーリーから今回のデザインが提出された。
すると、まさに一瞬の間があった後、「う~ん」と、静かではあるが、良い意味で力の入った感嘆の声が挙がるのであった。「う~ん、ええ感じちゃう?」
変身もののキャラになったことで、もらった資料には変身前のキャラが描かれていた。キャラ的には小ぎれいでさっぱりとした爽やかな青年キャラである。下には“にっけ~くん”と書かれている。いつもきちんとしており、運動音痴と補足があることからも、なんとなくスーパーマンに変身前のクラーク・ケントのプチ抜けキャラを彷彿とさせる。
名前が日経吾郎となっており、なんとなく似ていることからも、SMAPの稲垣吾郎をモデルにしたのであろうか。以前、某A新聞のコマーシャルで稲垣君が登場していたことが思い出されるが、まぁ、いっかと特に問題にしない。
メガネとネクタイを着けており、ビジネスマンというシャープな印象はないが、サラリーマン風のテイストが漂うところは、今回の企画にしっくりきており好印象である。
次はにっけ~マン、つまり変身後である。ノーリーからは我々のリクエストである“ゴーグル”を身につけた6つのバラエティーが提示された。マフラーをつけているものや、胴体がロボットのようになっているもの。頭から新聞をはずしたものや、ゴーグルの形がキツいものなどである。
6つのタイプがあったが、まぁこれだろうなといった具合に、全員一致で一つに選定された。おそらくこんな無意識の比較論があったのであろう。
ステップ① : やっぱり頭に新聞がのっていた方がいい。(6点 ⇒ 4点に絞られる)
ステップ② : 胴体はロボットタイプじゃない方がファニーでいいだろうな。(4 ⇒ 3)
ステップ③ : マフラーがあった方が少し格好良くていい。(3 ⇒ 2)
ステップ④ : ゴーグルは優しい方が親近感があっていい。(2 ⇒ 1)
とこんな具合だろう。
只一点、手直しをお願いした。というのも全6タイプとも胸に“21”と描かれていたが、これをにっけ~マンの頭文字のアルファベットである“N”に修正して欲しいという柔らかいものであった。
ノーリーは、21世紀の“21”と、“にっけ~マン”の“に”の字の発音を“にぃ”としてそのゴロ合わせでの“21”とを掛け言葉としてデザインしたようだが、まぁシンプルに“N”の方が良いかなということになった。
その後で、ところで色合いはどうする?ということになった。確かにノーリーのデザイン画は白黒で提示されており、色合いを決めることは今後の展開でも重要なことであった。そうだなぁ。
本社のHPで何かヒントを探してみると、日経社はブルーが基調のようだ。ブルーでいこうかという話もでたが、ここは将来、戦隊ものに展開できる含みも持たして、ゴレンンジャーをはじめ数々の戦隊もののリーダーが赤が基調であるように、赤でいこうということになるのである。