アンニョンハセヨ?ゆーパパです。

 
手元の本当に数少ない蔵書を中心に、タメになる言葉、ハッと気付かされる言葉などをご紹介していきます。語学に役立つ、また、つながるような言葉を選びたいと思っています。(出典は語学関係の本とは限りません。)
 
 
今回は、語彙を増やしたい方に役立ちそうなこの一文。
 
 
「もし、あなたが学習しようとしている言語に語の頻度数を示す資料があったら、それは絶対に見る必要がある。」
(千野栄一著「外国語上達法」 64ページ)
 
 
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この本の同じページにはこのようにも書かれています。
 
「どの語を覚え、どの語を積極的に見逃すかの判断は大切である。」
 
では「積極的に見逃す語」はどうするのか、というと、
 
「ニッコリするだけで、心の中で『この語は辞書にまかせてあります』と言えばいい。」
 
 
なんだかスカッとする考えです。
 
それで、頻度を知ることが重要なんですね。
 
頻度が高く、広いジャンルで用いられる語が最重要で、
頻度が高くはないが、広い範囲で用いられる語がその次に重要
 
なので、この二つの分野の語を優先します。
 
ついで、頻度は高いものの、狭いジャンル(専門分野的な)で用いられる語は、学習者の環境、必要に応じて獲得目標にできます。
 
ニッコリ笑って「辞書にまかせたらいい」のは、狭いジャンルの、頻度が少ない語、ということです。
 
 
なるほど〜
 
 
辞書には頻度を示す表示や★マークが付いているものがありますね。
 
 
 
ゆーパパ