「赤ちゃんが学ぶように言語を学ぶ」と言う意見をよく耳にしますが、大人の語学には当てはまらないと考えています。
最近、言語学の本を読みましたが、やはり、赤ちゃんが母語を獲得するメカニズムは、第二言語を習得するプロセスとは違うと感じました。
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「(チョムスキーが提唱した)生成文法理論によれば、①すべての言語が満たすべき法則と、②言語の可能な異なり方に関する法則が存在するのは偶然の産物ではなく、そのような法則をもたらすような言語獲得の内的メカニズムが遺伝により人間に先天的に与えられているからであると考えます。この先天的な内的メカニズムのことを「普遍文法」(Universal Grammar ; UG)と呼びます。」(「はじめて学ぶ言語学 ことばの世界を探る17章」p.137)
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だからこそ、通常、ヒトは100%母語を獲得できるけど、第二言語はそうではないわけですね。
「赤ちゃんは聞くだけで話せるようになる」からと言って、第二言語を習得する方法に単純に当てはめることはできなさそうです。意識的な方法で学ぶ何かのメソッドも必要でしょうね…
門外漢の聞きかじりですが、言語学、興味深いですね。
ゆーパパ
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