驚愕! 神スキルのピアノ移設(搬出編) | 台東区入谷・浅草のピアノ教室《高島ピアノ塾》とピアニスト高島登美枝のブログ

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歴史と文化の地・台東区(浅草 入谷 上野)の《高島ピアノ塾》。
主宰者は早稲田大学出身の異色のピアニスト。
伴奏業の傍ら、東京藝大大学院で博士学位を取得。
20代から「音楽による経済的自立と社会貢献」を実践し
逆境から夢を叶えた音楽起業家人生のストーリー。

なんとか引っ越せた~クラッカーお祝い

 

前々日まで教室のレッスン、

前日は自分が習うほうのレッスンと

ぎりぎりまで平常の活動をしていたので、

荷造りがほぼ徹夜になりましたが、

ピアノ運搬を午前に、

引っ越し業者さんを午後にしたため、

なんとか梱包が間に合いました。

 

まぁ、♪~荷造りご無用...の

アート引越センターさんに頼んだので、

最悪の時は追加料金で

その場で箱詰めしてくれることには

なっておりましたが...あせる

 

ともあれ、10日ほど

ブログ更新が止まってしまいましたが

どうかご容赦あれお願い

 

だって、大・引っ越し祭り

絶賛開催中だったのですもの。

 

いや...まだ完全には

落ち着いていないので

完了形ではなく、

現在進行形ですけどね。

 

ひとまずPCを広げて

ブログ執筆に向かう空間は

確保されたので

本記事を書いておりますOK

 

Xデー決定

上京も含めると

今回は私にとって

6回目の引っ越し。

 

旧居は終の棲家のつもりで買って

がっつり防音も施してたんですけどね...汗

 

5月末のマンション管理組合総会での

いちゃもんドクロがきっかけで

瞬間湯沸かし器的に沸騰した勢いむかっ

なぜか理想の物件引き寄せの

強力マグネットとなりまして...

(詳しくはこちら参照)

 

あれよあれよという間に

難しいと思われた住宅ローンも

なぜかスルッと通って

物件の引き渡しを受けたのが7/25(月)。

 

そこから防音室リフォームと

それに伴う居室のリフォームを

開始しました。

 

当初の目算では、

私の膝手術(8/28-30)を終えて

勤務先大学の後期授業開始となる

9/10までをXデーと考えていたのですが...

 

お盆が挟まったこともあり、

本格着工はお盆明けから泣

 

今回はキッチン移設を伴う

大規模工事となったため、

引き渡し予定が9/25(水)に。

 

一方、売却した旧居の

撤収期限は9/30(月)。

 

私の勤務先大学出勤は火・金なので、

必然的にXデーは9/26(木)に決定。

 

 

ピアノ移設は専門業者が吉

前の引っ越しの時は

予算の関係で

リーズナブルな引っ越し業者に依頼し、

そこのオプション利用で

ピアノも運んでもらいました。

 

通常荷物運送は満足だったけど、

ピアノ運搬は

いまいちへたくそだったんですよね。

 

その業者さんと提携している

重量物専門の業者さんが

クレーンで出して

エレベーターで搬入だったんだけど、

搬入時に

リフォームしたばかりの防音室の

ドアに小さな傷を入れちゃった泣くうさぎ

 

楽器ダメージはなかったし、

仕事が荒かったわけでもないし、

搬入が多少難しい物件なのは

こちらも承知していたから

不問にしたけど...。

 

その前2回のピアノ移設は

重量物ではなくピアノの専門業者だったから、

やはりそのあたりの違いは

いかんともしがたかったですね。

 

でも、当時はお金がなかったし、

とにかくピアノを運び入れて

防音室で弾ける状態になっただけで

夢のようだと思っていたので、

小さな傷ぐらいは気にしませんでした。

 

丁寧さがハイレベルすぎ!

今回はうちの調律師のMさんのお勧めで

ナイスキャリーサービス↓さんに

お願いすることになりました。

 

 

こちらが

素晴らしく丁寧スター

...なお仕事ぶりで

もう大感激でした恋の矢

 

これまで依頼したことのある

2社のピアノ専門運送業者に比べても

ぶっちぎりのハイレベル合格

 

そもそも梱包の仕方からして
違ってましたね凝視

 

実はうちのグランド、

防音工事がうまく機能しなかったときの

保険として

旧居への転居時に

消音装置を付けたのです。

 

幸い防音はうまくいって

緊急時の真夜中の練習以外には

使わずに済みましたが...

 

で、防音装置の操作部分は

本体の左下に付いているのですが、

これはピアノ運搬時には

本体の出っ張りになってしまいます。

 

厳重に毛布やクッション材で

くるむのだからよいだろうという

考え方もありますが、

今回は防音装置も全部取り外すことに。

 

配線も考えなければならないこの作業を

サクサクと済ましてくださり、

次にペダルを外します。

 

 

 

譜面台と蓋の間にシート。

 

楽器の大屋根が

輸送中に万一にも開くことがないように

巨大なサランラップで

ボディをぐるぐる巻きにします。

 
その後、ピアノを横倒しにしてから
足を外します。

 

 

グランドピアノの場合、

鍵盤部分と

弦の張ってあるボディ部で

高さに差がありますが、

ここを埋めるための

クッション材をセットします。

 

ベルトの接触部分に

圧を分散させるために

段ボールを挟みます。

これを台車に乗せます。

 

一番の難所、

ピアノ室から廊下への搬出↓

廊下とピアノ部屋に段差があるので

ここは台車に頼らず人力で。

 

左側の蝶番がピアノ室のドア、

右側の白いのが洗面所のドアで、

両者は斜めの位置関係。

 

無事、廊下から玄関へ。

 

これ、業者さんによっては

一人が亀の甲羅のように

背負って移動するケースもあります。

(この部屋に入れたときはそうでした)

亀さん方式だと

小回りはきくけど

後ろが見えないのが難点。

 

今回はmm単位で

角度を変えながらの搬出が

神ワザでした拍手

 

そろそろ長くなってきたので

続きは「搬入編」で...