思わぬ後遺症 | 台東区入谷・浅草のピアノ教室《高島ピアノ塾》とピアニスト高島登美枝のブログ

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歴史と文化の地・台東区(浅草 入谷 上野)の《高島ピアノ塾》。
主宰者は早稲田大学出身の異色のピアニスト。
伴奏業の傍ら、東京藝大大学院で博士学位を取得。
20代から「音楽による経済的自立と社会貢献」を実践し
逆境から夢を叶えた音楽起業家人生のストーリー。

手術後まる4日経過。

膝の腫れはまだあるけど、

日に日に引いてきております。

 

みなさまの応援のおかげで

順調に回復中アップ
愛をありがとうニコニコラブラブ
 
今日は新居のリフォーム作業中の
大工さんたちに差し入れをお届けがてら
浅草まで散歩してきました。
 
散歩程度の速度なら
普通に歩けてます。
 
これがほんとのAndanteってことか音譜
※速度を表す音楽用語。「歩く速さで」と訳される。
 
傷の痛みは全くなし。
押したら痛いけどね。
そりゃそうか爆笑
 
内視鏡手術ってすごい拍手
傷口、たったのバンドエイド2つ分よ。
子どものときに転んで
擦りむいたときのほうが
よっぽど傷口、大きい。
 
しかもね~、右膝が物理的に軽い目
 
摘出したネズミねずみ(関節内遊離体)、
相当大きかったんだろうな…と
あらためて実感しました。

ネズミと私の半生

そもそもこのネズミくん、
雪道転倒の初診で転がり込んだ
大学近くの病院のドクターの診たてによると
中学2年の体育の授業中にやらかした
ひざの怪我の遺物じゃないかとの推定。
 
バスケのピボットターンの練習中に
激痛と共に転倒。
膝とつま先の向きがズレたのが原因で、
当時の病院では
軟骨損傷…って言われた記憶があります。
 
このときはひと月ほど
足首から腿までギプスで固められました。
膝を全く曲げられない状態ね。
それで普通に生活していたので、
ギプスを外したら
骨盤の左右が5cmくらい
高さが違っていました叫び
 
ウエストのくびれも
完全に左右非対称。
 
中学生なりに
「さすがにこりゃまずいわ汗」と思い、
ヨガだのストレッチだのに凝り始めて
受験勉強の合間に励んだおかげで、
早稲田にいた頃には
見た目にはほぼ左右対称に戻りました。
整体を受けたり、レントゲンを撮ると
まだ全然ゆがんでましたけどね。
 
しかしその頃から
ネズミを飼っている人によく発生する
「ロッキング」
という症状にときおり悩まされ始めました。
 
ネズミくんはその名の通り
関節内で動くんです。
 
何かの拍子に変なところに入ると、
膝の曲げ伸ばしの際に
眼から星が出るほどの激痛がドンッ
同時に身体の内部から
「ゴキッビックリマーク」って音も聴こえるんですよね。
これが「ロッキング」。
 
やった後は、痛みで
しばらくは立てない・歩けない。
ショックで貧血を起こすこともあります。
そして1週間ほどは不調が残ります。
でもいつのまにか普段通りに。
 
そういうことが
これまで年に1-2回ありました。
 
それ以外は普通に生活できていて
走ったり跳んだりもできるんですけどね。
 
ただこれも、
今回の怪我の初診で
「関節ネズミ」(関節内遊離体)
という医学用語を初めて知って、
いろいろとネット検索したから
「ほぉぉ。今までの膝の不調は、
こういう理由だったのかひらめき電球
と合点がいったんです。
それまでは、
整形外科的に名前が付く状態だとは
全く考えもしなかったんですよね。
 
今回、雪道で転倒した際、
右足を伸ばしきった状態になって
内側側副靭帯損傷との診断を受けましたが、
滑って踏ん張れず
右足が伸びていくときに、
例の「ゴキッビックリマーク」音が聞こえましたから
このときネズミくんも
元の位置から大きく動いたと思うんです。
 
靭帯が戻ったあと、
右足が完全には曲がらなくなり、
それまではできていた正座が
できなくなりました。
 
治るまで半年ほどかかったので
筋肉が固まっているせいかもしれない、
まずはストレッチを...と
ドクターからは言われて、
確かにそれで可動域は広がりました。
 
それでも正座しようとすると
お尻がかかとに触るギリギリぐらいが限界。
それ以上曲げようとすると、
何かが邪魔している感覚がある。
 
こういう状態から変わらないまま、
1年半ほど経過観察。
 
事故のビフォーアフターを
比べることができないから
状況証拠からの推測しかできないんだけど、
ネズミくんが事故を機に
変な場所に動いたらしい、という推測。
 
 

主治医が変わると見解も変わる

正座以外は日常に支障はないし、
ロッキングを起こさないよう
注意しながら暮らすのは昔と同じ。
 
だったら身体にメスを入れるのは
回避しようかな…とも思いました。
 
その頃の主治医、
物腰柔らかなおじさまでしたが、
この方も同意見。曰く…
「たとえばね、
上野の駅前を歩いている人の半数ぐらいは
変形性膝関節症の兆しが
大なり小なりあるんですよ。
でも日常生活に違和感がないから
受診もしないし、普通に暮らしている。
正座することが多いお仕事ではないなら
このままで経過観察して
悪くなりそうならあらためて考えたら?」
 
でも夫からは
「これから年齢を重ねていくわけだし、
今は大丈夫でも将来のため
足腰の不安要素は排除した方がいい」
と言われました。
 
また昨年、声楽家の友人が、
(私とは違うひざの状態でしたが)
チタンを入れる手術を受けて、
曲げ伸ばしが劇的に復活したのでを見て
私も手術の可能性を考え始めました。
 
そうこうするうちに
主治医が変わったんですよ。
大きな病院なのでときどき異動があるのです。
今の先生は3人目か4人目。
 
で、新しい先生は
若くてイケメンキラキラで(笑)
患部の説明で画像を私に示すときも
MRIの3Dカラー画像なんですけど、
(前の先生はモノクロのレントゲンだった)
こちらは手術に前向きな見解。
 
で、前にも書きましたが、最終的には
2024年の運気をホロスコープで観て、
「これはやれってことだ!!
と判断しました。
 
 

想定外の後遺症

結論としては
手術して大正解合格拍手
まだ腫れているので
正座は試していませんが。
 
ネズミくんは
先生の想像より
相当大きかったようでしたが、
関節液から栄養をもらって
大きくなることもあるのだそうです。
 
↓栄養補給中
 
ネットで調べると
2cmだと「大きい」という言い方でしたが、
先生が術後にOKマークで示したサイズが
まさに2cmぐらいでした。
 
そんなものを自分の膝で
長年ずっと飼ってたなんて…ゲッソリ
飼うのはジゼルにゃんだけで充分。
 
今回「ネズミ退治」してもらって
ほんと良かったです。
 
全身麻酔と入院体験は
スピリチュアル的にも現世的にも
学びが多かったですし、
肉体・精神ともに
ワンステージ引き上げられる体験でした。
 
が、不肖・高島、ここに来て2つほど、
想定外の「後遺症」に
悩まされております。
 
後遺症その1は
一昨日あたりから出始めた
右の膝裏と
左のふくらはぎと
お尻のかゆみあせる
 
そう――
右足は包帯をきつく巻かれてたため、
左足は血栓防止の医療用ストッキングを
履いていたため、
お尻は手術着が不織布だったための
あせも
 
着圧ストッキングも手術着も
着けてたのはたった24時間ほどのことなのに
あせもになるなんて…あせる
 

そしてここにさらに

便秘うんち

という後遺症その2まで加わることに。
 
私はもともと毎朝快腸なタチチョキ
15年来の玄米生活と
昨秋からのヘルシー食生活で
腸内フローラをばっちり育成クローバー
 
それが…真顔
 
仕方のないこととはいえ、入院中
抗生剤を点滴でガンガン入れてたので
(2パックか3パック入れたと思う)
ずっと大切に育ててきた善玉菌たちは
ジェノサイド状態だったのではないかと泣
 
しかも、手術後18時間は
車いすでトイレ移動だったから、
行く前と行く後にナースコールが必要。
緊張しちゃって出るもんも出ませんわ驚き
 
退院後も全然ダメで
術後3日目にやっと少しだけ。
 
最初はナースコールや
生活リズムの変化のせいかと思ったけど、
抗生剤点滴のことを思い出したので、
今は鬼のように
ヨーグルトを食べまくってます。
 
…というわけで、
ひざの手術そのものというより、
入院生活に起因する
想定外の後遺症に見舞われて、
シャバで普通の日常を送れることの
ありがたみをますます実感しております。
 
これもまた
スピ的な学び体験だと言えるのでしょうが…
こういう症状って
ボディブローのように
ダメージになるんですよねドクロ
 
あ~もう絶対
入院なんてしたくないっ!!