浅草 台東区のピアノ教室
《高島ピアノ塾》主宰、
バレエピアニスト・歌曲伴奏者の
高島登美枝です。
本日もご来訪ありがとうございます。
今日はまず、
感謝のご報告をさせていただきます。
不肖・高島、このたび、
東京藝大大学院卒業・修了式で
大学院アカンサス賞受領代表者および
音楽研究科修士課程修了生の総代を
務めさせていただくことになりました。
仕事をしながらの大学院生活でした。
好きなことを研究する日々は
充実しておりました反面、
時間的・体力的に
「もう限界」と思うことも
しばしばございました。
そこで、あきらめずに、
もうひと頑張りできたのは、
リアルとSNSを通じての
みなさまの応援のおかげでした。
ここに心からのお礼を申し上げます
と同時に、4月からの博士課程では
いっそうの厳しい戦いが予想されますので
ますますの叱咤激励のほど、
よろしくお願いいたします
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…というわけで、
今日は、大学からお呼びがかかり、
卒業式リハーサルに
行ってまいりました。
指導教員からは
「学位記授与は
超・緊張すると思うけど、
がんばってね」
と明るく、
しかし脅かすかのように
言われたていたのですが、
「え~~、
ただ修了証書もらうだけじゃん。
そんなに緊張するのかなぁ」
と思っておりました。
しかし、それは甘かった
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集められた十数名は、
学部・修士・博士の各学部の総代と
・卒業・修了買い上げ作品(美術)
・サロン・ド・プランタン賞(美術)
・アカンサス賞(音楽)
・大学院アカンサス賞(音楽)
・ラリュス賞(映像)
…の各賞受賞者代表。
私が修士総代と大学院アカンサスの
掛け持ちなので、
他の総代もそうなのかと思っていたのですが、
蓋を開けてみると
掛け持ちは私だけでした
このせいで、
妙に緊張感がこみ上げてきました
しかも(新)奏楽堂、
巨大なパイプオルガンが
ド正面に見上げるようにそびえていて、
圧が凄いんですよね↓
(藝大のHPより拝借)
「落ち着け、高島
ただの修了証書授与じゃないか。
もっと責任重大な舞台だって、
今まで何度も弾いてきたじゃないかッ」
と自分に言い聞かせましたが、
いやな手汗が
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最初に、
職員の方から手順説明があり、
実際に動いて
見本を見せてくださいました↓
で、式次第に沿って
一人ずつ呼ばれてやってみるのですが…
やっちまいました
大真面目にボケかましてます↓
何をやったか、おわかりになりましたか?
そう。
最初の礼の向きです。
壇上の学長に向いて礼をするのに、
客席に向いてしまった
これじゃお焼香やんか
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ちょっと言い訳すると、
2月初めに近親が亡くなりまして、
その時の葬儀の席と
ちょうど1週間前の四十九日の席で、
お焼香する機会が
このところ2回ほどありました。
亡くなった方は
私の兄貴のような存在だったので、
その方のことやら、
亡父のことなどを考えていたら、
あっちの世界を
チャネリングしてしまったようで
なんか、無意識のうちに
お焼香モードになっていました。
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結局、一通り全員終わった後、
職員の方曰く
「では、もう一度やって、
ミスなく出来たら
今日は解散にしましょう」
何てことをおっしゃるのか
連帯責任とは
プレッシャーかけまくり
で、もう一度全部最初からやり直して…
今度は
自分的には4回目でやっと
オッケーという感じ。
(1巡目の総代、アカンサス、
2巡目の総代、アカンサスで
都合4回練習できたわけです)
やばいぞ、高島
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卒業式当日も、開場前に
もう一度、「GP」です。
さすが藝大というか。
そこまでやる…というべきか
週末、撮った動画を見て
しっかり復習しないと