Mysterious power of performing arts.
まだまだ無知なことがある。
力を貰える1冊。
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2017年は,陰鬱な予測で幕を開けました。1月に科学者のグループが,世界はかつてなく破滅に近づいたとして,人類滅亡までの残り時間を示す“終末時計”の針を30秒進めたのです。世界の終末を意味する午前0時まで,あと2分30秒しか残されていません。これほど世界の終わりに近づいたのは,何と約60年ぶりのことです!
2018年には,人類が世界の終わりにどれほど近づいているかが再考される予定です。その時も,終末時計はかつてないほどの大惨事が迫っていることを示すでしょうか。あなたはどう思いますか。世界はどこへ向かっているのでしょうか。この疑問に答えるのは難しいと思われるかもしれません。専門家の間でも意見が分かれているからです。すべての人が地球最後の日の到来を信じているわけではありません。
そうです,明るい未来があると信じている人は,幾百万もいます。そして,人類と地球は永久に存続し,だれもが安心して暮らせる時代が来るという証拠がある,と主張しています。では,それは確かな証拠でしょうか。この世界はどこへ向かっていますか。
悪いニュースを立て続けに聞くと,心配になったり恐くなったりしませんか。そう感じるのは,あなただけではありません。2014年,当時の米国大統領バラク・オバマは,悪いニュースばかり報道されるので,「世界は急速に悪化しつつあり,だれもコントロールできない」と結論する人が多い,と述べました。
しかし,そのすぐ後で,世界の諸問題を解決するために進行中の対策について,熱く語りました。そして,政府主導の構想の幾つかを「グッドニュース」とし,自分は「希望を抱いており」,「極めて楽観的」であると述べました。つまり,人間の崇高な努力によって世界をコントロールし,その終末を回避できる,と主張したのです。
オバマ氏のように楽観的な見方をする人は少なくありません。例えば,科学に期待を寄せ,テクノロジーの急速な進歩が世界の諸問題を解決すると言う人もいます。デジタル技術革新のエキスパートは自信たっぷりに,「我々のテクノロジーは[2030年までには]1000倍も,また2045年までには100万倍も強力になるだろう」と予告しました。そして,「我々は結構うまくやっている。直面する問題は大きくなっていないのに対して,それを解決するペースは速くなっている」とも述べています。
世界の状態は実際,どれほど深刻なのでしょうか。人類は本当に地球規模の大惨事の瀬戸際に立たされているのでしょうか。希望のメッセージ を広める科学者や政治家がいるにもかかわらず,多くの人はやはり将来に不安を感じています。なぜでしょうか。
大量破壊兵器。国際連合などの組織は,最善を尽くしてはいるものの,核軍縮を実現できていません。それどころか,ごう慢な指導者たちは軍縮に関する条約を無視しています。核保有国は,旧型爆弾の性能を向上させ,いっそう破壊的な新型爆弾を作るのに必死になっています。かつては大量殺りくの手段を持たなかった国々も,今や膨大な人命を奪えるようになりました。
この前代未聞の核軍備により,世界は“平和”な時代にあっても非常に危険な場所となっています。「人間による操作や管理がなくても“殺す”決定を下す,自律型致死兵器システムは特に厄介である」と,「原子科学者会報」は述べています。
脅かされる健康。健康に関しても,科学にできることには限界があります。高血圧,肥満,大気汚染,薬物乱用など,病気を引き起こす危険因子は数を増しています。がん,循環器疾患,糖尿病など,様々な非伝染性の病気で亡くなる人も多くなっています。精神疾患を含む他の病気で生活に支障をきたす人も増えています。また近年では,エボラウイルスやジカウイルスなどによる危険な感染症が突然に大流行した例もあります。結論として,人間は病気をコントロールできておらず,病気がなくなる見込みもないようです。
自然への攻撃。工場は地球の大気を汚染し続けています。汚染された空気を吸い込むことで,毎年幾百万もの人が亡くなっています。
個人やコミュニティーや政府機関も,汚水,医療廃棄物,農業廃棄物,プラスチック製品など,汚染物質を海に廃棄し続けています。「こうした有毒物質は,海の動植物を汚染するだけでなく,そうした海洋生物を食べる人間までも汚染する」と,「海洋科学百科事典」(英語)は述べています。
そして,きれいな水は枯渇しようとしています。英国の科学ジャーナリスト,ロビン・マッキーは適切にもこう警告しています。「世界は水の危機に直面しており,その影響は地球上のあらゆる場所に及ぶだろう」。政治家たちも認めているように,水不足は主に人間が引き起こしており,深刻な問題となっています。
自然からの攻撃。暴風雨,ハリケーン,竜巻,台風,地震によって,壊滅的な洪水や地滑りなどが生じています。そうした自然災害の犠牲者や被害者の数はかつてないほど増えています。米国航空宇宙局による研究は,「暴風雨が激しさを増し,致命的な熱波が押し寄せ,洪水と干ばつの頻度が上がる」可能性が高まっていることを明らかにしています。自然は人類を滅ぼすことになるのでしょうか。
人類の存続を脅かす深刻な問題はほかにもあるでしょう。とはいえ,今日の事態の悪化を分析しても,満足のゆく答えは得られません。政治家や科学者に聞いても同じだと言う人もいることでしょう。しかし,前の記事で述べたように,多くの人は世界の状態と将来について,確かな答えを見いだしました。どんな答えでしょうか。
リスクを考える。
「明敏な者はみな知識をもって行動し,愚鈍な者は愚かさを広める」
関係するリスクをしっかり調べましょう。
「これは命を賭けるほどのことだろうか」と,自問自答してください。
命を大切にする友達を選ぶ。本当の友達なら,危険を冒すようそそのかしたり,やりたくないことをさせたりはしません。ラリッサはこう言います。「円熟した良い友達は,バカなまねをしないよう助けてくれました。そういう友達ができたので,生活も変わりました」
「これは命を賭けるほどのことだろうか」と,自問自答してください。
命を賭けずに楽しむ。「思春期の危険行動」という本によると,「行動の指針や限界を確立する方法を学ぶ」ことは成長の一部です。自分の限界を試すときは,プロテクターを使ったり事故防止策を講じたりして,安全な環境を確保しましょう。
本物の自尊心を高める。人から尊敬されるかどうかは,危険な行為に挑戦することではなく,日常生活に立ちはだかる障害をスマートに乗り越えることにかかっています。ラリッサはこう言います。「クリフダイビングがきっかけで,わたしの生活はすさんでいきました。あの時,ノーと言えたら良かったのに」
結論: スリルを求めて不必要な危険を冒すのではなく,レクリエーションを賢く選びましょう。
明敏な者は自分の歩みを考慮する」
「賢い者たちと共に歩んでいる者は賢くなる」
「命の道筋は洞察力をもって行動する者にとっては上に向かう。下のシェオルから遠ざかるためである」
ペーター
「面白さやスリルだけでなく,どんなリスクがあるかもよく知っておくべきです。車椅子で一生を送りたいと思う人などいません」
リオ
「友達が何かしようとしていて,あなたはそれをしたくないなら,一緒に行かないのがベストです。行ってからでは,ノーと言うにも考え直すにも遅すぎます」
「トンネルに入って線路ぎりぎりに立ちます。目の前を列車がものすごいスピードで通り過ぎてゆきます。アドレナリンがどっと出て,いやなことはみんな吹っ飛んでいくようでした」
レオン
「断崖絶壁のてっぺんから海に飛び込むと,ほんの一瞬だけですが,すべてを忘れられました。でも時々,とっても恐くなったのを覚えています」
ラリッサ
レオンやラリッサのように,多くの若者はスリルを求めて,自分の限界に挑戦します。非常に危険なこともあります。あなたもやってみたいという衝動に駆られますか。
スリルの追求は癖になる。初めのうちはテンションが上がっても,やがてもっと大きな刺激が欲しくなります。レオンのようにトンネルに通っていたマルコはこう言います。「悪循環でした。しばらくは楽しかったけど,すぐに物足りなくなりました」。
ジャスティンは,インラインスケートを履いて走行中の車にしがみつき,猛スピードで走り抜けていました。こう述べています。「一度やり始めると,ハマってしまいます。みんなにいいところを見せようとして,結局は入院するはめになりました」。
その場の雰囲気にのまれると,正しい判断ができなくなる。マービンという青年はこう言います。「友達から『お前ならできる!』と持ち上げられ,高層ビルでフリークライミングをさせられました。恐かったです。壁を登りながら,震えていました」。前述のラリッサはこう述べます。「みんながすることは何でもやりました。ただ合わせていただけです」。
インターネットも,スリルを求める人を持ち上げ,リスクを軽視することで,危険な行為を後押ししています。そうした行為に注目させるため,写真や動画をネットで拡散させる人もいます。
例えば,パルクールの動画が人気です。プロテクターを一切着けずに,素早く無駄のない動きで走ったり,登ったり,跳んだりして,障害物(壁,家,階段など)を乗り越えてゆく動画です。それを見 ていると,(1)危険はない,(2)みんながやっている,という間違った結論を出す恐れがあります。その結果,命を危うくするようなことをやりたくなるかもしれません。
安全な方法もある。
「体の訓練は少しの事には益があ[る]」と述べています。一方,「健全な思い……をもって生活す[る]」ことも勧めています。どうすればよいでしょうか。
エネルギーなしに生活することなど考えられません。家の冷暖房,自動車の燃料など,日常生活にエネルギーは不可欠です。しかし,世界は深刻なエネルギー問題に直面しています。
南アフリカのゲーリーにとって,「ガソリン価格の高騰」は大問題です。フィリピンのジェニファーは,エネルギーの安定供給を願っています。「停電が頻繁に起きている」からです。エルサルバドルのフェルナンドは,「環境への影響が心配です」と言います。世界の各地で,エネルギーの利用に伴って環境汚染が生じています。
ですから,「エネルギー問題に関して,わたしには何ができるだろう?」と思うかもしれません。
まず,エネルギーを賢く使いましょう。エネルギーを節約することと効率的に使うことです。使用量を減らすなら,出費を抑えることができ,エネルギー需要を増やさずに済むので,環境保護にもつながります。
では,家,交通手段,日常生活という3つの分野で,どうすればエネルギーをもっと賢く使えるか考えてみましょう。
冷暖房器具を控えめに使う。イギリスで行なわれた調査によると,冬に暖房器具の設定温度を2度下げるだけで,1年を通じて燃料費を最も節約できることが分かりました。カナダ在住のデリックもそれに同意し,「うちでは,冬に暖房を強にする代わりにセーターを着て,エネルギーを節約しています」と言います。
暑い地域での冷房についても同じことが言えます。フィリピンのロドルフォは,エアコンの設定温度を控えめにしています。「お金もエネルギーも節約できる」からです。
冷暖房時には,ドアや窓を開けたままにしない。 * 冷気や暖気を逃さないようにすることで,エネルギーの無駄遣いを避けることができます。例えば,寒い日にドアを1か所閉め忘れただけで,家の中を暖めるのにかなりの量の余分なエネルギーが必要になります。
ただドアや窓を閉めておくだけでなく,断熱効果の高い省エネタイプの窓を取り付けることによって,エネルギーの無駄遣いをさらに減らしている人もいます。
照明は,省エネタイプに替える。「従来の白熱電球を省エネタイプに替えました」と言うのは,先ほどのジェニファーです。最新の省エネタイプの照明は値段が高めですが,消費電力が少ないので,長い目で見ると節約になります。
できるだけ公共の乗り物を利用する。「なるべく電車か自転車で通勤するようにしています」と,イギリスのアンドリューは言います。「エネルギー その現実」という本によると,「自家用車は,1人当たりのエネルギーの消費量が,バスや電車の少なくとも3倍以上になり」ます。
良い計画を立てる。前もって計画するなら,無駄な動きを減らすことができ,エネルギーと時間とお金の節約につながります。
フィリピンのジェスロは,車の1か月のガソリン代の上限を決めています。「こうすることで,効率のよい移動順序を考えるようになりました」。
お湯の使用量を減らす。オーストラリアで行なわれた調査によると,「家庭用給湯システムで使われるエネルギーは,オーストラリアの大都市で使用されるエネルギー全体の平均1.3%に当たる。それは各家庭で使用されるエネルギーの27%にも上る」とのことです。
お湯を沸かすにはエネルギーを使うので,お湯の使用量を減らせばエネルギーの節約になります。南アフリカのビクトルが,「シャワーを浴びるときには,お湯の量をなるべく減らすようにしています」と言うのももっともです。科学者のスティーブン・ケンウェイは,「お湯の節約は,いいことずくめだ。エネルギーと水の節約になり,エネルギー需要を抑え,家計を助けることになる」と言います。
電源を切る。対象となるのは,照明,家庭用電化製品,コンピューターなどの電子機器です。そうした機器の多くは,電源を切ってもスタンバイ状態になり,待機電力を消費します。それを避けるために,コンセントからプラグを抜くか,スイッチ付きの電源タップを使うかして,エネルギーをさらに節約するよう勧める専門家もいます。前述のフェルナンドもそうすることにし,「明かりを消し,使用していない電化製品のプラグを抜いています」
エネルギーと環境の問題に対して,一人一人にできることは限られています。でも,エネルギーを賢く使うことはできます。世界中の人がそのためのいろんな方法を見いだそうとしています。確かに,省エネには余分な努力や計画が必要かもしれませんが,そうするだけの価値はあります。メキシコのバレリアはこう言います。「お金も節約できますし,環境も守れるんです」
前述のジョシュアによると,「出火した時,ほとんどの人はパニックにはなりませんでしたが,もたもたしていました。コンピューターの電源を落とす人や水筒に水を入れる人,『待っていれば何とかなるだろう』と言う人もいました」。それで,ぐずぐずしている人たちに対して,ジョシュアはこう叫びました。「今すぐここから逃げよう!」 同僚たちはそれを聞いて我に返り,一緒に階段を下りました。「力を合わせて助かろう!」と,ジョシュアは大声で叫び続けました。
火災 低い姿勢を保ち,素早く近くの出口に向かってください。煙が立ち込めると視界が悪くなりますし,煙を吸い込むことは火災による死因の大半を占めています。何かを取りに戻ってはなりません。数秒の違いが生死を分けることもあります。
地震 机やテーブルなどのしっかりした家具の下や,玄関など,柱の多い所に逃げてください。余震が来ることを考え,できるだけ早く建物から出て離れるようにします。レスキュー隊はすぐには来てくれないかもしれません。ですから,できる範囲で他の人を助けるようにしましょう。
津波 海岸から急に潮が引き始めたら,直ちに高台に逃げてください。第一波が来た後,さらに高い波が何度も来ることがあります。
竜巻やハリケーン 直ちにシェルターなどの避難できる場所に入ってください。
洪水 浸水した建物には立ち入らないようにします。水の中を徒歩や車で移動してはなりません。汚水が混ざっていることがありますし,がれきがあったり,マンホールのふたが外れていたり,切れた電線が垂れ下がっていたりして,危険です。
ご存じでしたか 水深60㌢の水の流れには,車を押し流す力があります。洪水による死者の大半は,流れを車で渡ろうとして亡くなっています。
警戒区域に指定されたら 直ちに避難してください。自分がどこにいるかを友人たちに知らせましょう。そうしないと,危険を冒してあなたを探すかもしれません。
ご存じでしたか メールのほうが音声通話よりもつながりやすいかもしれません。
自宅や避難所にとどまるようにとの指示が出たら 外に出ないようにしましょう。化学物質,生物,核物質などによる攻撃や事故があった場合は,屋内にとどまり,換気装置を切り,すべてのドアと窓に目張りをします。核物質が関係しているなら,建物の一番下の階の中心部に移動し,できるだけ被ばくしないようにします。地元のテレビやラジオのニュースを聞いてください。危険が去ったという当局からのアナウンスがあるまでは,外に出てはなりません。
病気や危険から身を守ってください。
友人と一緒にいる できるなら,そのほうが避難所にいるよりも望ましいでしょう。
生活空間を清潔に保つ
体を保護する道具を使う がれきを片づける時は,保護具を使いましょう。可能なら,手袋,頑丈な靴,ヘルメット,防じんマスクを着用します。電線や隠れた残り火に注意してください。
日課を守る それまでの日課をできる限り守りましょう。子どもたちは,あなたが冷静で希望にあふれている様子を見る必要があります。家族一緒に,学校の勉強や遊びや心を養う活動を行ないましょう。悲劇的なニュースのことばかり考えたり,自分の不安やいらいらを家族にぶつけたりしてはなりません。互いに助け合いましょう。
災害には損失が伴うことを認める 政府や他の救援活動が目指しているのは,人々が生き延びられるよう助けることであって,失われたものすべてを元通りにすることではありません。生き残るために必要なのは,清潔な水,食料,衣服,雨風をしのげる場所です。
心をケアする 心の傷は最初のショックが過ぎてから表われ,不安,気落ち,気持ちの浮き沈みなどの症状があり,思考・仕事・睡眠に影響が出ます。思いやりのある友人に話しましょう。
ジョシュアは職場での火災を生き延びましたが,知人の多くは亡くなりました。クリスチャンの長老やメンタルヘルスの専門家に助けられたジョシュアは,こう言います。「おかげで,悲しむのは自然なことで,立ち直るための通過点であり,やがて終わる,と確信できました。半年ほどで,悪夢にうなされることが減りました。他の症状はその後もしばらく続きました」
災害によって正義感まで狂わされ,災害を神様のせいにしてしまう人もいます。またジョシュアのように,生き残ったがゆえに罪悪感を抱く人も少なくありません。ジョシュアはこう言います。
「今でも,もっと多くの人を救えたのではないかと思ってしまいます。しかし,神様の約束は大きな慰めとなっています。神様はまもなくこの地球に完全な公正を実現させ,すべての悪を正されます。それまでの間,一日一日を大切にして,命を守るためにできることを行ないたいと思います」
「耳をつんざくような爆発が起こり,危うく床にたたきつけられそうになりました。換気口から煙が入ってきて,高層ビルにあったオフィスは炎に包まれました」
地震……ハリケーン……テロ攻撃……学校での銃乱射事件。ニュースでは,こうした言葉が飛び交っています。もちろん,災害について見聞きするのと,巻き込まれるのとは,全くの別問題です。では,生き残るために,災害前,発生時,また被災後に何ができるでしょうか。
だれでも災害に遭う可能性はあります。備えは生き残るための最も重要なカギです。では,どんな備えをすればよいのでしょうか。
心の準備 災害は起きるもので,自分も家族も巻き込まれる可能性があるという事実を認めましょう。災害に遭った後では,遅すぎます。
情報収集 あなたの生活圏ではどんな災害が起こり得るでしょうか。避難場所がどこかを知っておきましょう。自宅の構造や位置が安全かどうかを見直してください。火災の原因となりそうなものをなくします。火災警報器を設置し,その電池を少なくとも年に1度以上は交換しましょう。
災害用備蓄 電力,上下水道,電話,交通網などが機能しなくなるかもしれません。車には燃料が常に半分以上入っているようにし,自宅には食料,水,救急箱を常備しておきましょう。
電話番号 近くや遠くの友人と連絡を取れるようにしておきます。
避難計画と避難訓練 一番近い非常口の位置や,子どもの学校の避難計画を知っておきましょう。家族が集合する場所を決めます。学校や公園など,近所で1か所,少し離れたところでもう1か所を選びます。家族でそこまで歩く練習をすることも勧められています。
他の人の救助 お年寄りや体の弱い人などを助けることも計画に含めましょう。