初めまして!
小学生と幼稚園生の2児の子育てママです。

・長女(11歳)→発達障害児(ADHD)
・長男(7歳)  →定型発達児


発達障害児をサポートする日々のことや、弟きょうだい児との関わりなどを書いております。


タイトルにあるように、突然娘のクラスメイトの親から電話が掛かってきました。


夜の10時半頃…真顔


大して親しいわけでもないのに、以前から年一ぐらいでよく分からない電話が掛かってきます。


今回もそんな感じかとウンザリしながら電話に出たのですが、ウンザリどころが発狂してしまうような内容でした。


要点だけ言うと、うちの娘と関わるのがしんどいから距離を置いて欲しいと…


その子は以前から不登校気味で不安定な所があり、独りで居たいのに娘が寄ってくるのがストレスになっていて、そのせいで家で暴れて大変なのだそうです。


この話を聞いた時は、うちの娘の距離感がない感じがしんどいのかな?と思い、とりあえず謝罪しました。

ただ、相手の子を虐めたわけでもないのに「距離を置いて欲しい」はちょっと一方的過ぎるし、この先まだ同じクラスでやっていかないといけないのにどうしろというのでしょうか。

仲良しのグループも同じなのに、関わらないようにするには他の友達とも関われなくなります。


他にも、娘がその子からクリアファイルを貸してもらったそうなのですが、「なぜ先生に言わずうちの娘に借りるのか?なぜすぐに返さないのか?10枚も入っていたのに、全て無くなっている。うちの娘は虐めにあっているのか?」と一方的に言われ、何も分からない状態なので「娘に確認しておきます」と言って電話を切りました。


娘にこんなことを伝えないといけないのが可哀想で辛かったのですが、「距離を置いて」と言われてしまったので伝えないわけにはいきません。


娘は話を聞きながらポロポロと泣いていました。


そして、「理不尽な事を言われている!」と学校での様子を話してくれました。


それは相手の親から聞かされた内容と真逆の内容でした。

娘の話の方が辻褄が合っているように思えたので、翌日担任の先生に連絡して電話の内容を全てお話ししました。


担任の先生もかなり驚かれており、娘と同じような説明をされました。


相手の子は「独りないたい」どころか、自ら友達の輪に入り、自ら娘の方に寄ってきているそうです。

娘が困っていると、わざわざ離れた席からやってきて世話を焼いてくれており、電話があった日の昼間も変わらず話しかけてきていたそうです。


先生から見て、逆に娘の方が輪に入りにくそうにしていて独りで居ることが多く、「心配していた」と仰っていました。


そして、「こんな理不尽で失礼なことはない!」とかなり怒って下さっていました。


「非常識な時間に電話をかけてきて、学校に事実確認もしないままいきなり相手の親に電話を掛け、あろうことか距離を置くように要求するなんて、言われた人の気持ちを何も考えていない!」と穏やかな先生がすごく怒って下さっていたので、少し救われた気持ちになりました。


学校での様子とその子の親が話している内容が違い過ぎていて、先生もかなり困惑されていました。


クリアファイルの件も、娘はきちんと先生に伝えており、先生も「無くて大丈夫」とのことで娘は借りる必要がありませんでした。

ところが、そのやり取りを聞いていたその子の方から「いっぱいあるから貸してあげる」と声を掛けてきたそうです。

娘はすぐに返そうとしたそうなのですが、「今度でいい」とその子が断ったそうです。


電話がかかってきたのは、その翌日です。


そして他の子にも同じ様に貸していて、「それなら他の子にも同じ様に連絡するべきだ!なぜ◯◯さんだけなのか!」と担任の先生も理不尽さを怒っていました。

更に、10枚のうち数枚は本人が工作に使っていたそうです。


以前から他の子に対しても同様のことが頻繁にあり、「あげる!」と押し付けておきながら「返してくれない!」と悪口を言いふらしてトラブルになったこともあるようで、恐らく相手の親はそれを知らず10枚ものクリアファイルが一日でなくなったことを親に責められ、叱られるのが嫌でそんな嘘を付いているのだと思います。


そして、電話をかけてきた時間からして、子供とそういうやり取りをして、ヒートアップしたままの状態で勢いで電話をしている可能性があるのではないか?というのが先生と私の見解です。


娘はその日から学校を休んでいます。

同じクラスなのに理不尽な理由で「距離を置いて」と言われ、今まで通り学校に行けるはずもありません。


担任の先生からは「◯◯さんは何も悪く無いから、堂々と来て大丈夫!」と声を掛けてもらいましたが、娘の性格からして難しいでしょう。


担任の先生が大好きで、クラスメイトからバイ菌扱いされ虐められても休まず先生に会いに学校へ行っていた娘ですが、さすがに今回は…


悔しい。


本当に悔しい。


嘘を付いた本人より、学校を通さずいきなり理不尽なことを言ってきた相手の親に腹が立つ。


ただ、この件は非常識でとても理不尽な内容なので、担任の先生は全面的に娘の味方です。

用事でたまたまお会いした校長先生も同情して下さっていました。


娘の不安はまだまだ解消されませんが、きちんと味方がいることにかなり救われています。


本人に聞き取りをしたり、相手の親に連絡したり、働いておられるのですぐに連絡が付くのかも分からず短期間での解決は難しそうです。