病気や障害のある子の“きょうだい”のことをきょうだい児と呼びます。
うちの場合、娘(小5)がADHDなので、息子(年長)がそのきょうだい児に当たります。
最近、息子から「僕の話も聞いてよ!」とよく怒られます。
もちろん、息子のことは娘と分け隔てなく大切にして気に掛けているつもりではありますが、サポートの必要な娘に構ってしまうことが多く、娘の相手をしている時間が息子のそれよりも遥かに多くなってしまいます。
息子は生まれた時から娘の特性を見ているので、めちゃくちゃ空気を読んでくれています。
まだ就学前の子とは思えないほど自立心があり、逆に心配になる程我慢させてしまっています。
娘がデイに行っている日もあるので、息子と2人の時間はわりと多いと思うのですが、それではダメなんですよね。
娘がいると、私と息子がお喋りしていてもお構いなしで娘が話に割り込んでくるので、息子はそれが納得いかないようなのです。
私の不甲斐なさ、余裕の無さから、娘と息子の関係が悪くなってしまっています。
夫も協力してくれていますが、娘の多弁には勝てません。
娘が話に割り込んできた時は「今は弟くんの番だから順番待ってね」と伝えるのですが、娘は今頭に浮かんだことを、今聞いて欲しいので、待たされるとイライラして“ゔーん”と唸り声を上げてしまい、結局息子の方が「もういいわ」と諦めて話が終わります。
娘の話が終わってから改めて息子の話を聞くようにはしていますが、先に諦めさせてしまって申し訳ないなと常々感じています。
以前、娘のスクールカウンセラーさんから「娘ちゃんより、息子くんの方が我慢し過ぎているようで心配だね」と言われたこともあります。
実は、夫が息子と同じ立場で育っています。
病院へ行っていないので診断は付いていませんが、義父と義姉が明らかな特性持ちで、きょうだい児の気持ちをよく知っています。
そして、散々振り回されてきた家族がめちゃくちゃ嫌いです。
そのため、息子の気持ちを考えると、、、
娘のサポートばかりだけでなく、息子へのケアもしっかりしていかないといけません