昨日の始業式は機嫌良く帰宅した娘。

娘の帰宅を今か今かと待ちわびておりました。

 

クラス替えは、ほぼ心配はしておりません。

・・・というのも、3年生の時は一度一クラスに合併していました。

娘はわりと誰とでも仲良く遊べるので、いじめっ子さえいなければなんとかやっていけます。

 

心配だったのは担任の先生でした。

どうやら今年度赴任してこられた先生らしく、情報が全くない状態です。

娘に聞くところによると、ひょうきんで明るい先生なのだそうで、娘の心はガッチリ掴まれております。

 

どこまでADHDのことを理解してサポートしてもらえるか・・・。

 

1年生の頃から支援級に入っているお友達とセットで見てもらうことが多かったのですが、今回のクラス替えで離れてしまい、聞いた途端「嘘やろ!?」と戸惑いを隠せませんでした。

娘自身も戸惑ったそうで、その日は周囲が何をしているのか理解できずボーっとしていたそうです。

 

娘が不安定になっていた頃の記憶が蘇り、すごく心配になりました。

 

近々家庭訪問があるので、その時に娘の症状などについてお伝えするつもりですが、どうするかは担任の先生次第になってしまいます。

 

検査をしてADHDの診断が付いていても、うちの市では支援級には入れません。

教育委員会の就学前相談では、「この子大丈夫じゃないの?」と言われたこともあります。

 

どこをどう見てそう判断されたのか・・・。

 

支援級に入れるのか否かのお返事をもらうときには、「もっとこういう風に関われば良い」と聞いてもいないアドバイスをされたこともあります。

 

何目線でのアドバイスなのか、そんなことは娘の発達障害を疑いだした頃からずっと勉強して実践してきたことです。

そんな簡単ではないから発達障害なわけで、教育委員会の人が軽々しくアドバイスするべきではありません。

 

デイで知り合ったお母さんからも「教育委員会なんて何も分かっていない」と聞いていました。

その子も不安定で学校で荒れて荒れて大変だったのに、授業一コマ見に来ただけで「支援級の必要なし」と判断されてしまったそうです。

そのお母さんはそこで諦めずに「もっと大変な授業の時に見に来て欲しい」と何度も掛け合って、ようやく「支援が必要」となったそうです。

 

うちの市での支援級のラインは、知的障害があるかないかになってしまいます。

 

どこまでサポートするかは、それぞれの学校に委ねられています。

校長先生や担任の先生次第なのがとても不安定で、親としては歯痒い気持ちで6年間過ごします。

 

熱心にデイとの関りを持つ学校、どこのデイに通っているかも知らない学校。

娘の学校は後者です。

以前娘が不安定になったとき、「情報交換がしたい」とデイの先生やケアマネさんと共に学校へ面談に伺った時も校長先生は外部を遮断しようとしていました。

 

同じ市の小学校でも方針はバラバラで、校長先生次第なのです。

 

文部科学省では発達障害児に対する「合理的配慮」が定められていますが、それもかなり曖昧ですよね。

発達障害で病院に通い、娘においては薬も処方されています。

それでも支援級には入れないんですよね。

 

さて、今年度はどうなるのでしょうか・・・。