鼻にできてしまったニキビ。跡が残らずキレイに治ってくれれば良いですが、きちんとケアをしていたとしても残念ながら跡が残ってしまうこともあります。
鼻のニキビ跡をキレイに消したい時にはどうすれば良いのでしょうか?
ニキビ跡は3種類
ニキビ跡には大きく分けて「赤みタイプ」・「色素沈着タイプ」・「クレータータイプ」の3種類があり、「赤みタイプ」と「色素沈着タイプ」は比較的簡単に消すことができます。
まず「赤みタイプ」は、ニキビが治っても肌の内部で炎症が続いているため、跡として残ってしまっている状態です。つまり、炎症を抑えて肌を正常化すればキレイに治すことができるのです。
基本的にはニキビの治療と同じく、規則正しい生活や肌を清潔に保つこと、保湿などに気をつければOKです。
次に「色素沈着タイプ」は、炎症は治まったものの色素が肌の内側に残ってしまっている状態です。「赤みタイプ」よりは厄介ですが、ケア方法は変わりません。
時間はかかりますが、肌のターンオーバーを正常化させて色素を排出させれば、キレイに消すことができるのです。
クレータータイプは完全に消すことが難しい
厄介なのは、肌が陥没してしまっている「クレータータイプ」のニキビ跡です。上2つのニキビ跡が表皮であるのに対し、「クレータータイプ」は表皮の更に内側にある真皮層まで傷ついてしまっています。
真皮層はターンオーバーで傷を修復できないので、一度傷ついてしまうと陥没したような跡がそのまま残ってしまうのです。
「クレータータイプ」のニキビ跡を改善するためには皮膚科でレーザー治療を受けたり、エステサロンでピーリングをしてもらったりという方法が効果的です。
ただし、それなりの料金がかかりますし、肌への負担が大きくかえって悪化してしまうというケースも、少ないながらあり得ます。
それに、専門家による施術でも完全に消すことは難しいです。
ですから、時間はかかりますがセルフケアで根気よく治療するのがオススメです。自宅で使えるピーリング石鹸とビタミンC誘導体配合の化粧水を使って表皮を滑らかに整えてあげれば、陥没したニキビ跡がかなり目立たなくなりますよ。