ニキビは顔にできるもの、というイメージがあるかもしれませんが、体のどこにでもできてしまう厄介な症状です。
中でも、できてしまうと特に大変なのが「お尻のニキビ」ではないでしょうか?
見えない場所で目立たないものの、ニキビが酷くなってしまうと座るたびに痛みを感じてしまうので生活に支障がでてしまうことも・・・。
それでは、ニキビがお尻にできてしまう原因とは何なのでしょうか?
お尻はニキビができやすい条件が揃っている場所
ニキビができやすい場所の代表とも言える顔は、常に外気にさらされて汚れなども付着しやすく、皮脂も多いのでニキビができやすいのも納得できるでしょう。
しかし、お尻は服に覆われているし脂っけも少なそうで一見ニキビができにくい環境に思えます。
しかし、それは大きな間違いで実はお尻はニキビができやすい条件が揃っているんです!
第一に、お尻は皮脂が意外と多い場所であること。
ニキビは主に、皮脂の過剰分泌により毛穴が詰まり、そこにアクネ菌が繁殖することによってできてしまいます。
つまり、皮脂の分泌が多い場所=ニキビのできやすい場所というわけです。
第二に、お尻は体重がかかりやすいこと。
座っていると、上半身の重さ全てがお尻にかかるので、お尻の角質が増えて古い角質がどんどん溜まり毛穴を塞いでしまうのです。
第三に、お尻は血行不良になりやすいこと。
下着を履いてズボンを履いてベルトを締めて、と完全防備をしていると締め付け過ぎで腰回りが血行不良になってしまうことがあります。
血行不良は肌荒れや乾燥肌の原因となるので、結果としてニキビができやすくなってしまうのです。
第四に、お尻は蒸れやすい環境であるということ。
お尻は下着や洋服に守られて外気に触れなくて済む反面、通気性が悪い場所です。
だから熱がこもって汗をかきやすく、さらにかいた汗がたまって肌が蒸れやすくなります。
蒸れると肌の清潔を保ちにくくなってしまい、雑菌がついてニキビの原因になってしまうことがあります。
このように様々な条件が揃っているので、お尻はニキビができやすい場所になってしまうのです。