僕は論文ばかり書くのですが、たまには日記も良いですね。たくさんの本を読みましたが、結局の所は誠実と愛と感謝になりました。難しいことは必要ではありません。「隣人を自分のように愛せよ」(1))と「自分のしてもらいたいことを人にしなさい(2)と「敵を愛せよ」(3)が実践出来るなら、どんな知識も技術も必要ありません。でも、言葉にすると簡単なのですが実行出来ないから、人は悩むのでしょう。

 愛し愛されることは最上の喜びです。感謝と愛です。愛のある所に感謝があります。現代の心の闇は、この感謝の念がなくなったことで引き起こされたのでしょう。幸福になることは容易ではありません。幾多の試練によって辿り着く境地です。僕は力弱い存在ですが、神の力によって支えられています。自分のものではない、他者から与えられる力の実感を感じます。

 現代は本を読むことが疎かになっています。危機に陥った時は、好機とみて人生に活用しましょう。僕のお勧めの本はカール・ヒルティ、トマス・ア・ケンピス、十字架の聖ヨハネです。あなたがもし、不幸に陥り、絶望の中にいるのなら、これらの本を紐解いてみてくだい。きっと、答えが見つかると思いますよ。苦しみは味わっている時は辛く厳しいものですが、試練を乗り越えて、俯瞰すると、自分の優れた特性は全て、この苦しみによって与えられたものでした。苦しみがなければ、神から愛されているという実感も出来ないし、そもそも成長も出来ません。

 苦しみは必要なものなのです。人間には段階的な成長があり、常に苦しみによって道が開かれていきます。神を信じれば苦しみがなくなり楽になると思ったら大間違いです。神は道具を使うのであって必要以上に労わったりはしません。我々は神の役に立つように訓練されるのです。

 どうしても、僕の話は神になってしまいますね。神に囚われたのでしょう。

 

この場で僕の記事にいいねをしてくれた人に感謝を送りたいと思います。このような拙文に付き合ってくれて、どうもありがとうございます。僕は至らない身ですが、試練によって練られた思想を発信していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

 

(1)塚本虎二訳 新約聖書 福音書

(2)塚本虎二訳 新約聖書 福音書

(3)塚本虎二訳 新約聖書 福音書