こうきゅうどけいのまーけてぃんぐ | 駆け出し時計ジャーナリスト日記

こうきゅうどけいのまーけてぃんぐ

高級時計を作ってるメーカーってのは、何もかも知性的に見せなきゃいけないわけです。身につけてるとかしこそーに見えるから、本当にかしこい人とか、かしこく思われたい人が買うわけです。かしこい人が買ってるのをみて、あまりかしこくない人も買う。

これが高級時計における「ブランド」です。ベッカムが買っても、宝石をいっぱいちりばめた時計を作っても、ブランドイメージってのはできないんです。かしこい金持ちが選ぶことで、ブランドイメージができあがる。

一方かしこい人に売らない方法をとると、アホはいっぱい買うようになります。一時的には売れるけど、結局ブランド価値がなくなる。ショパールはかしこい人々向けにLUCってのを出しましたが、ハッピースポーツの会社でしょ?と思われてるのでまだ苦戦してます。でも未来は明るいでしょう。

一方フランキとカルテは没知性の道を選びました。ブランドとしては精神的な自殺を遂げますた。

ともあれ知性的に見えないと、高級時計メーカーってのは駄目なんです。じゃあ長期的に価値のある時計を選ぶ場合は、アホに宣伝してない時計を選ぶのが吉でしょう。全紙面を使ってタイアップするような時計メーカーは、遠くないうちに駄目になる。