いや、最近ハマっている漫画がある。
 週刊ヤングジャンプ連載中の漫画「カジテツ王子」である。
 主人公は25歳ニートで大学中退、暴走癖があり履歴書すらまともに書けない性格の持ち主。そんな主人公と周囲の人間が織り成すハチャメチャ暴走ストーリーという作品なんだが、何故かコレにのめり込んでしまっている自分に気付いてしまったw
 
 まず主人公、浅野辰也は人見知りの性格が災いして無職を続けている。しかしニートでありながら、同情されることを嫌う妙なプライドがある。
 たとえば昔のクラスメイトに現在の自分について問い尋ねられ、ニートであることが落ち込むが、度が過ぎると逆切れする。しかし、同情されるとさらにキレて、全財産を募金するといった奇行に走ることもあったw
 主人公もそうだが、その家族もかなりの変人が多い。
 家族の中では比較的まともな感じのする会社員の姉ちゃん。ニートである辰也の奇行に対し暴力的なツッコミを入れる常識人だが、元ヤン的な性格であり全裸で寝る癖があることから、やはり常識人とは言いがたいところがある。
 家の喫茶店を主に切り盛りしている母は、息子に対して同情的な一面の持ち主だがそれは本で読んだ知識を鵜呑みにしているだけであって、本当はストレスが溜まりまくり。その反動ゆえに、中年ニートとホテルにいるところを目撃されたりと、裏ではどんな関係を持っているのか分からない女である。
 そして、極めつけは父親。伝説のコーヒー豆を探しにブラジルまで旅に出ること10数年だが、実際ちょくちょく日本に戻ってきている。しかし、日本にいても絶倫になるツタンカーメンのバックルをマルチ商法で売りさばいたり、ラッセン画と銘打った鶴瓶の肖像画を詐欺同様のキャッチセールスで販売したりなどろくなことはしない。
 他にもポケットに手を突っ込んだまま100m走で1位を取ったり、娘の初潮を近所に号外したり、駅の改札口を一輪社で通過するなど、常軌を逸した言動が伝説となっている。しかも辰也はそんな父を尊敬と言うのだから凄い!(ぇ

 とまあ、明らかなるギャグ漫画だが、言動や思考はともかく現代社会のニートに対する認識や風潮を背景とした物語設定や、そんな風潮を目の当たりにしながら焦燥感を抱きつつも、ゴミ屋敷の創設や自らをモデルとした女性専用AVの制作など、横道に逸れる主人公に何故か共感を持ってしまう。

 まあ、働いている自分が言うのもなんだが、こんなニートならばなってもいいなぁ、と思ってしまう自分が怖くなったことは言うまでもない(ぉ

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