2014.12.28

長良川線の美濃市に来ました。


美濃1

美濃といえば斉藤道三が有名です。もっとも、稲葉山城などはここからずっと離れたところにあるのでしょうが。


美濃2

街自体はこじんまりとまとまったきれいな街です。

あの屋根にあるうだつが街の特徴だとか。


美濃3

街中には美濃名物の和紙の博物館がありました。

ユネスコ文化遺産登録おめでとうございます。


美濃4

それぞれが和紙と灯りを題材した作品が展示されていました。


美濃5

これは小学生の作品。

ペンギンのテニス?

ぶっちゃけ凝った作品より解りやすくて自分にとってはよかったです。


美濃6

一方でこういう普通の作品もあります。


美濃7

こっちは祭りのころの写真。

写真で奥行きを表現する演出です。街の両側を和紙の作品で飾っていたんですね。


美濃8

美濃9

美濃10

色々な作品があり、色々な感想を抱きました。


美濃11

これなんかきれいですね。


美濃12

小中学生部門の優秀賞。

安土城って、すごすぎるでしょう。


美濃13

これは…籠?


美濃14

こういうのも芸術的センスがある人が見ればきっと優れた作品なのでしょうね(自分には無理でした)。



見尾15

さて、和紙博物館を出て、街を散策。

こちらは当時の和紙問屋の保存館です。


美濃16

番頭さんがいる商店先もちゃんと残っています。


美濃17

中程度の部屋がいくつもあることで実際よりも広く感じるのは和風家屋の特徴ですね。

なお、実際には偉さによって入れる場所・入れない場所があったとか。


美濃18

中庭の石路。

昔は水をたたえた池があったことがうかがえます。


美濃19

奥には神様を奉った社がありました。

商家ですからきっと商売神でしょう。大黒様とか。


美濃20

蔵もありました。うだつ蔵。

説明を忘れていましたが、うだつというのは屋根に付ける防火用の設備で、そこそこお金がない(成功しない)とあげられないので「うだつが上がらない」という言葉ができたそうです。

なお、前に見た鬼瓦などもうだつの端っこには併用されていたりします。


次回も美濃(続編)です。