2022年度 南山大学 総合型入試について | 二重まる学習塾のブログ

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2022年度の南山大学総合型入試の日程がHP上で発表されています。

 

外国語学部総合型入試

出願期間:9/17-9/24

一次試験:10/16(小論文+面接)

合格発表:11/1

配    点:書類(100)+小論(200)+面接(150)

 

 

国際教養学部・総合政策学部総合型入試プレゼン型

出願期間:9/1-9/7    

一次試験:書類

一次発表:9/17

二次出願:9/24-9/30

二次試験:10/17(小論文+プレゼン+面接)

合格発表:11/1

配    点:書類(100)+小論(200)+プレゼン・面接(300)

 

 

2021年度の総合型入試受験倍率

 

 

 

 これまで南山大学の総合型入試において出願できるのは、外国語学部と国際教養学部の2つの学部のみでした。しかし2022年度入試からは、総合政策学部も出願できるようになります。南山大学の総合型入試は、プレゼンありかなしかの2つのタイプがあります。プレゼンありのプレゼンテーション型は国際教養学部で行われており、プレゼンなしものは外国語学部で行われていました。総合政策学部はプレゼンテーション型になりますので、国際教養学部と同じ形式になるでしょう。

 

 プレゼンがあるか否かで、配点も異なってきます。どちらの方式も書類が100点、小論文が200点というのは同じですが、プレゼンテーション型は面接とプレゼンの配点が300点あるのに対し、プレゼンがない外国語学部は面接が150点となっています。このことで、全体の総得点に占める実際の試験の点数の割合が異なってきますから、試験の出来の相性によってどちらの方式を選択するかを決めても良いでしょう。

 

 試験内容は小論文となっていますが、これは日本語小論文とは限りません。南山大学のHPで過去問題を確認でき、確かに学部によっては日本語小論である場合もあります。しかし、英語の文章を読み日本語で要約する問題や、日本語の文章を英語で約訳する問題などを出題している学部もあります。日本語小論である場合も、受験先学科において今後学ぶであろう専門知識や状況を知っておく必要があるため、単に書けばよいという意識で受験しては、足元をすくわれることになるでしょう。このように受験する学部や学科によって問題は異なりますから、問題の内容を事前に把握し、チャレンジ可能かどうか、どの湯女対策をしていくべきかを判断するようしてください。

 

 外国語学部の過去問題を見ると、受験先の学科によって問題が異なっていることが分かります。そうするとプレゼンテーション型の入試においても、国際教養学部と総合政策学部とでは、試験問題は違ったものになると考えた方が良いでしょう。しかしながた、総合政策学部という特徴を考えると、南山大学の他学部や他大学の総合政策学部の入試問題の傾向から、大体このような問題が出題されるなという予測を立てることは可能です。

 

 どのくらいの得点率があれば合格可能かということについては、小論文や要約などに点数をつけることは難しいので、実際のところは難しいと言わざるを得ません。しかしながら、英文を読み日本語で要約する問題については、書かれている英文にある単語の7割は理解でき、内容の8割は理解できるという状態なら良いかと思います。もちろん、あとは日本語要約力を身につける必要はありますが。日本語の文章を読み英語に要約する問題や英語エッセイに関しては、英検2級で加点がもらえる、つまり英検準1級レベルの力が必要かと思います。英検準1級をとっていなくても、writingだけなら高得点は可能です。そのような対策をしていくことが、効率的かと思います。

 

 そして南山大学を受験しようと考えている方が注意せねばならない点は、入学料と授業料の支払いのタイミングです。ほとんどの大学は、総合型選抜や推薦入試の合格発表後、まずは一旦入学金のみを支払います。前期の授業料は入学後の6月頃までに支払うというのが一般的でしょう。しかし南山大学の場合は、入学金と同時に前期の授業料も納入しなければなりません。その額は80万近くになりますので、その点に注意が必要です。

 

 南山大学の総合型入試は併願が可能であり、合格しても入学の義務は生じません。しかしこの前期の授業料を入学金と共に納入しなければならないというシステムのため、南山を滑り止めにしておこうという選択が出来なくなるご家庭があるかもしれません。

 

 

 

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