塾を始めて18年が経ち、経営も安定しているので(高い位置でか低い位置でかは別問題)、
僕は必要なことだけではなく、自分がやりたいと思うことも授業に取り入れている。
自分がやりたいと思うこととは、やはり学校やほかの塾ではできないことだ。
その1つが海外プログラム。
二重まるの海外プログラムは観光旅行ではない。
観光では決して行くことはないスラム街や、ゴミ山にも足を運ぶ。
海外はもう遠い場所ではないけど、
僕は生徒たちにお客さんとして海外にいくようなプログラムは組まない。
そしてもう1つはもう1つは深く掘り下げる授業だ。
定期テストはもちろん、もしかすると入試でも必要ないかもしれないけど、
勉強を点数を取るとだけ捉えることはせず、むしろ学問としてとらえるようにしている。
だから例えば英語では、なぜAの次はBなのかを生徒は皆知っているし、
どうすればアメリカ人ぽい発音になるのかを知っている(はず)。
これがどうつながるか?
例えば国公立大学では二次試験に面接がある場合もある。
とある大学の教育学部の面接報告書を見たけど、
「国公立だから」 「子どもの頃から教師に憧れたから」
という志願理由がそこには書かれていた。
二重まるの生徒も、もちろん同じ思いはあるんだろうけど、
幅広く広げた、そして深く考えることを通して得た視野からは、
それだけではない別のものが見えている。
こうしたものが見えるようになることは、それが将来の譲れない目標になったり、
1日15時間も勉強するモチベーションに変わっていくのだと信じている。
直接的な勉強は確かにテストの点数を取るためには効率がいいかもしれない。
だが、果たして持続性はあるのか?その先はあるのか?
偏差値や知名度に縛られない大学選びをする選択肢を用意できるか?
有名大学に進学したいと思う理由は何なのか?
視野を広げ、深めることは、
おそらくこういうことに関わってくるのだと思う。
おまけ
ある生徒が今度集団面接をうける。
「もし、ほかの受験生が緊張で言い間違えたらどうする?」
こう聞いたら、「あ~、頑張れ!って思います。」こう答えていた。
ちなみにこの生徒の面倒を見た期間は半年ほど。
よって、この生徒をこう育てたのはご両親です。
僕はそれが正解だと思うととも、この生徒のご両親はすごいなぁって思う。
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