Q. コンビニ、歯医者、美容院、数が最も多いのは? | [虹ぷしゅ]nijipushu nijipsych

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「瞳に涙がなければ魂に虹はかからない」ネイティブ・アメリカンの言葉
「ひとり、燈(ともしび)のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とすずぞ、こよなう慰むるわざなる」徒然草

【m3クイズ】

 

Q1.

コンビニ、歯医者、美容院、数が最も多いのは?

 

 

次のうち、日本にある数が最も多いのはどれでしょうか?

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解説

 

C美容院

 

コンビニが約57000店、

歯医者は約67000件、

美容院は約26万店

 

と、美容院が圧倒的に多いです。しかし、コンビニが最も多いと感じた人が多いのではないでしょうか?


これは「利用可能性ヒューリスティック」という法則によるもので、人間は思い出しやすい記憶を優先して評価してしまう性質があります。
 

一般的に、コンビニを利用する頻度は他の2つの施設よりも多いため、数が多く感じやすいのです。


参考資料:

『世界最先端の研究が教える新事実 行動経済学BEST100』

 p.94

 

 

 

 

 

 

Q2.

IKEA効果ってどんな現象?

量販店の名前にちなむ「IKEA効果」とは、どのようなものを高く評価したくなる心理現象を指すでしょうか?

 

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解説

 

B自ら手間をかけたもの

 

「IKEA効果」とは心理学者のダン・アリエリーが命名した心理効果で、自分が努力して犠牲を払った結果は高く評価したくなるということを表しています。


IKEAで購入した家具は、バラバラの状態で売られており、自分で組み立てる必要があります。
 

自ら手間をかけて完成させることで、完成品で購入した家具よりも高い価値を感じるようになるのです。

参考資料:

『世界最先端の研究が教える新事実 行動経済学BEST100』 p.64

 

 

 

Q3

ホットケーキミックスが売れるようになった理由は?

前述のIKEA効果を使って売り上げを伸ばした商品として、ホットケーキミックスがあります。従来の製品にある工夫をした結果、ホットケーキミックスの売上が大きく上昇したのですが、その工夫とは何でしょうか?

 

 

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解説

 

C粉に含まれる成分を減らした

 

1940年代のアメリカでは、ホットケーキミックスはあまり売れていませんでした。
 

当時のホットケーキミックスは粉を水に混ぜて焼くだけで作れるという商品でした。
 

そこで、あえて卵と牛乳の成分を抜き、ユーザーが自ら卵と牛乳を加えて作るようにしたところ、売れ行きが大きく伸びるという結果になりました。
 

手間をかけて手作りしたという体験を与えることで、満足感が上昇したのです。

参考資料:

『世界最先端の研究が教える新事実 行動経済学BEST100』

 p.66

 

 

 

 

 

 
そういえば、ニトリの社長さんも学習障害だった・・
 
 
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利用可能性ヒューリスティック、IKEA効果
勉強になりました。