結婚、離婚、乳がん…笑顔の裏に隠された綾戸智恵の真実
~綾戸智絵の壮絶人生~ オリコンスタイルより
1957年9月10日に大阪府で生まれた綾戸は、両親がジャズファンだった影響から、小学生の頃からジャズに興味を持ち、高校卒業後に渡米。ロサンゼルスのライブハウスや教会でゴスペルを歌ったり、ピアノ演奏や歌唱などに打ち込んだ。ところが、渡米中に乳がんが発覚。幸い早期発見だったため命に別状はなかったが、綾戸は「当時はショックで、知識も無かったので、病気がきっかけと言ったらおかしいけど、いつかは人間死ぬということの実感はありました」と当時の心境を振り返る。
その後、現地で知り合ったアメリカ人男性と結婚し、長男・イサ君を出産するが、夫からのDVが原因でわずか1年半で離婚した。これを機に息子を連れ帰国した綾戸だったが、不幸は重なるもので乳ガンが再発。2度目の摘出手術となったが、抗がん剤の副作用と戦いながら育児こなす“肝っ玉母ちゃん”ぶりで、再々度の苦難も克服した。そして、地道に歌手活動を続けた結果、1998年に40歳にしてメジャーデビューを飾ることになる。
「明日生きてるのかも分からない。でも今日生きていたら明日のためになるでしょう……。生きてるだけでも良いよね。でも、いつ死んでも良いとは言いません! まだ死にたくないで」と笑顔で語る綾戸だが、その言葉には様々な苦難を乗り越えてきた“深み”がある。
綾戸智恵と安住紳一郎の爆笑トーク~(笑)
ジャズシンガーで大阪のおばちゃん代表の綾戸智恵が登場です!
過酷な病気の治療経験や母親の介護体験や自身の幼少期など、
辛いはずなのになぜか笑える面白トークです(笑)
さすがに大阪のおばちゃんです。
よくしゃべります(笑)
出演者:安住紳一郎・刈屋瑛子・綾戸智恵(ジャズシンガー)
四分音符も二分音符も、
ハ調もヘ調も何もない。
アバウトが大好き。
目で歌いません。
目と脳みそを使いません。
そんなものはいらないのでございます。
休憩のときは、
もう、休憩いっぱいしなさい。
ノートに隙間、空白があると、
「わたし、ノートに生まれたかいがないです。」と、
ノートが言っているように、わたしには見えるの。
わたしは1ページに1文字書いて、
よく先生に怒られた。
歌を間違っても、
誰も文句を言わない。
30年前の自分を思って、
人生をずっと無駄にしなくてよかったと思います。
自由に好きな色を思う存分塗りや。
あんまり、はみ出してて、変やな、
ババッチイなぁと感じたら、
自分ではみ出さんように注意するようになるよ。
それまでは塗り倒せ!
(by 綾戸智恵の父)
表現の始まりは子供のぬり絵。
最初にはみ出したらあかんとか思わずに、
とらわれず、出しまくって。
ほっといても人は大人になるんだからね。
(by 綾戸智恵の父)
世の中の偶然はコントロールできないけど、
必然にするのは私や。
とにかく、思ったことは躊躇なく実行!
早く失敗しておけば、早く立ち直れるもんです。
人生はタイタニック。
目の前に海が迫ったら、泳ぎ方を習うより、
パンツが脱げそうになっても、
なんせ泳いでしまおうよ。
でも、なにしろ瞬間芸。
計画は計画でしかありません。
愛を持ってのとっさの瞬間芸。
この積み重ねがステージになるんです。
さぁ、
台風なみに吹き荒れるで!
躊躇しても間違うときは間違う。
それより早くミスして
早くリニューアルする方がいいよ。
あんたロスに行くのはええけど、
人生のロスになってないやろうね。
(by 綾戸智恵の母)
生きてるだけでも素晴らしいのに、
何か出来たらもっと素晴らしいよ。
最初の欠点は、
のちのオリジナリティ。
最初の欠点は、のちの特長。
大きいなりに、小さいなりに、色がある。
量じゃないよ、カラーだよ。
音がバラバラは個性の集まり。
それでOK。
「Aのところでウワッと歌ってや」
(コーラス隊)「ウワッて…音は、どの音ですか?」
「ああ、もう雰囲気!雰囲気でええから!」
(コーラス隊への指示より)
失敗と無駄は早いうちに、
精一杯してしまうとええのと違うかなぁ。
そうすれば、自分にとって
最も良いことが何なのか、
判別、選択できる一番の近道だと思うよ。
いろんな一日二十四時間が、
私と音楽を作るんやね。