本日の言霊 2024.04.13

 イスラエルを支配する白人系のユダヤ人たちは、現在のイスラエル=パレスチナの地を、絶対神が彼らに与えるとした「約束の地カナン」なのだから、殺戮してでもユダヤ人以外は追い出して構わないと考える。なぜなら、絶対神はその地に住むカナン人たちを「皆殺しにせよ」と命じたからだ。

 イエス・キリストは「預言者」であって「神」ではないとするユダヤ人達は、聖地エルサレムからキリスト教徒も追い出すべきだとする。ここはユダヤの神がユダヤ人にのみ与えられた土地だからと考えるからで、この2つのこと理解せねば、現在のパレスチナ紛争は理解できない。

 世界から見ればガザへの侵攻は侵略であるが、ユダヤ人にとってはパレスチナ人は不法占有者と考える。だから一刻も早く女子供も老人も「皆殺し」にしないといけないとする。だが、イスラエルの本当のユダヤ人は逆で、虐げられたパレスチナ人の方である。それがバレないうちに皆殺しにしたい。それが偽ユダヤ人たちの考えである。