「穢れ」と「言霊」の謎:その48
 

 朝鮮系カルト教団の悪魔崇拝者たちは、頭がイカれた人間ばかりだ。イエス・キリストの「最後の晩餐」を真似て「血分け」とはしているものの、やってることはただの変態教祖たちによるセックス奴隷を作ることでしかない。そんな教組を「真のお父様」だ「尊師」などと崇めている時点でアウトである。実際、統一教会のサイトには、以下のように書いている。

 

 「私たちが統一教会に入ることによってまっさきに教えられてきた、日本はサタン側のエバ国であり、主の国韓国を40年間迫害してきた罪深い国という内容は本当なのかを、日本による朝鮮統治時代の真実を解明することにより、明らかにしていきたいと思います。そして真のお父様を最初に迫害し、拷問を加えた罪深い日本人という内容も精査し、そこから浮かび上がる真実を明らかにしていきたいと思います。」

 サタンの遣いの「血分け」をされた人間が、日本を「サタン側のエバ国」と称し、朝鮮統治時代の話を絡めている時点で、裏には「お金」の臭いがプンプン漂っている。まさに韓国内での布教を許した朴正煕(パク・チョンヒ)とペンタゴンの意向が働いてるのがありありである。

 


 「例えば2000年間キリスト教徒たちが陥っていた思い込みの一つが、神は全知全能であり、完全無欠な存在だということがあります。それゆえ神の子としての人間が天使長によって堕落してしまったとしても、神は悲しみなどせず、天国で神として悠然としていると信じられてきました。また神が全知全能なるがゆえに、神の子であるイエスも全知全能であり、使命に失敗することなどありえないと思い込まれてきましたから、イエスの十字架も最初から神の計画として予定されていたと信じられてきました。それゆえイエスは十字架につくために降臨されたと信じられてきたのであり、十字架につくことによって人類の罪を清算されたと信じられてきました。
 これらは神の絶対性と完全無欠性に対する信仰であると同時に、神が悲しまれるとか、イエスは使命に失敗したなどと解釈することは、神とイエスに対する不敬とみなされますので、このように信じるしかありませんでした。この2000年間のキリスト教徒の思い込みを、真のお父様は原理によって見事打ち砕かれ、人類始祖アダムとエバを失った神は悲しみの神であり、イエスの十字架は摂理に失敗した結果であることを解き明かされたのです。」


 「イエスの磔刑によって人類の罪を清算したことは、2000年間のキリスト教徒の思い込み」「神は悲しみの神で、イエスの十字架は摂理に失敗した結果である」ことを文鮮明が解き明かしたとあるが、いったいお前は何教なんだ?という話で、これぞサタニズムの権化である。サタニズムでは、創造神ヤハウェ(イエス・キリスト)による天地と人類の創造を間違っていたとし、それをもう一度ルシファーがやり直すという考えをもとに、ハルマゲドンでヤハウェが創り出した世界を終わらせようと考える。そして、「ヤハウェの民:ヤ・ゥマト」たる大和民族を殲滅することが「神=サタン」の使命だとする。その役割を文鮮明が担っていたということだ。

 

 

 「私たちが意識しなければいけないことは、メシヤである真のお父様の御言にも二面性があるということです。
 1、神の代身者、メシヤとしての真理の御言 ⇒ 永遠不変の真理としての絶対的御言
 2、人間文鮮明としてのお言葉 ⇒ 天才文鮮明氏の知識からくるみ言
 というように、絶対的真理の御言と、人間文鮮明としての、一個人の知識から出るみ言の2種類があるということです。例えば原理講論、統一思想、原理本体論や、8大教材教本等は永遠不変の真理としての御言が基本ですが、集会等で語られたみ言は、絶対的真理ばかりではないということです。つまり真のお父様のただの知識から出たみ言ということもありますので、間違う場合もありうるということです。」

 

 その通り。まぁ「天才的悪魔」だったことは間違いないが、文鮮明の言うことは間違えだらけだ。絶対的真理なんてどこにもない。どうしようもない下世話な知識から出た「み言」だったのだろうが(笑)、「真の日本人様」は二面性がある邪悪な存在の「み言」など必要ない。

 

 統一教会、創価学会、オウム真理教に加えて、さらにもう一つヤバいカルト教団があったのを覚えているだろうか。2005年に「全裸SEX教団」の異名で話題になった「ザイン」というカルト団体である。

 

 

 筆者はよく覚えている。なにせ教主が小学館のオカルト雑誌「ワンダーライフ」にも頻繁に登場していたからだ。さらに作家の高橋克彦氏とも対談し、教主が別次元で「聖なる剣で日夜戦っている」などとするコメントに高橋克彦氏が感動していたからだ(笑)。このザインは「Z帝国」を名乗っていた1994年に「6月に大地震が起こり、我々がクーデタを起こす」と主張して騒ぎを起こした団体だ。麻原より少々早く「予言」にハマった教主で、ちょうど麻原彰晃も「月刊ムー」に登場していた頃である。
 

 ザインの代表は1980年代からオカルト界では有名な「小島露観」(こじまろかん)という人物で、「伯壬旭」(はんじんぎょく)、「伯魔壬旭」「万師露観」などの別名でも知られる。宗教法人ではなく会社法人だったザインは「Z帝国」「帝国0」「十字帝国ザイナスティア」「ザイクス」「天業古代王朝」などと次々に名前をロンダリングした後、2015年に解散した。ザインが事業として主に行っていたのは、いわゆる「開運商法」である。「購入しなければ祖先が成仏できない」という霊感商法ではなく、「購入すれば恋人ができる」「身に着ければ金持ちになれる」と、“魔力”が込められたパワーストーンやアクセサリーを高額で販売して利益を上げていた。

 このザインは、自団体を国家や軍隊になぞらえていたため、特殊用語が多いのが特徴的で、開運商品を「聖品(しょうひん)」、会員を「軍士」、リーダー格の会員を「上官」、そして教祖の小島露観を「軍帥(ぐんすい)」と呼んでいた(笑)。ザインに入会する入り口は、主にオカルト雑誌の広告欄や渋谷にあったパワーストーンショップであった。リピーターの客は徐々に会員になるよう誘導され、高額な商品購入に加え、
魔力を高める「儀式」への参加を促されるようになっていく。そして魔力による政権奪取を目指す集団の一員となることを促進されたのだ。

 



 ここだけを切り抜くと「パワーストーンを買うだけでそんな突飛な価値観に染まるものなのか」と普通の人は思うかもしれないが、人間は、金、労力、心と費やすものごとが増えるたびに染まるものなのだ。そして、その場で出会った他者との交流を通して、知らず知らずのうちにカルトに入り込んでしまうのであるが、これはセミナーも同じだ。ザインの
最終目標は「クーデタによる政権奪取」であるが、どいつもこいつも朝鮮系の宗教は「革命」好きだが、ザインの日常的な活動は、数万円から百万円の開運グッズの購入、月に1度の「剣修練」と呼ばれる模造刀の居合い、そして参加費約5万円からの「儀式」への参加だった。

 

 会員はおおむね1ヵ月に数万~10万円程はザインに費やしていたらしく、会員によれば、ザインは剣を神格化していて、『決められた太刀筋で剣を振ることで世界を変えることができる』と教祖の小島露観は言っていたという。ザインの「儀式」は、公民館に集まって、床にビニールテープで図形を描いて、その上をクラシックの曲を流しながら、集中して剣を振りながら歩くもので、図形は小島露観が考案したもので、こうした儀式によって自分を変え、魔力を高めるのだという。つまり、例えば魔法陣を描いて魔物を召喚したり、魔法剣を振るって敵を倒したりする「ドラクエ」や、またはラノベ風の「魔術」的世界観と言えばいいだろう。だが、ザインが実際やっていたことは、ドラクエ・ラノベ風世界観の単なる実践ではなかった。

 月に10万円の活動経費もずいぶん高額で、会員には商品購入や儀式の参加のため借金をする者も多く、中には自己破産になった会員もいたという。2008年頃からザインは資金難に陥り、「これからは地獄の時代」と言わんばかりに、会員に高額の借金をさせて商品の購入を迫り、また
会員の女性を風俗店で働くことを大々的に強要するようになったのである。会員が証言している。

「2008年頃からですね、“地獄営業”と呼ばれるんですが、会員に対する商品購入の営業攻勢が本当に激しくなって、普通じゃ考えられない深夜に電話がかかってきたこともありました。それ以降『借金してでも聖品を買え、女は売春で金を稼げ』と。抵抗感はあっても上官からの命令なので断れない。会員の間で借金に対するハードルは地獄営業の以前から下がっていましたし、私は最終的に『自分は要らなくても、世のために必要な力を身に着けるためには聖品を買うのが義務』と自分を納得させて聖品を買っていました」

 

 

 会員に借金や性風俗で金を工面させ、高額な開運商品を大量に買わせる。これが「地獄営業」の時代にザインで起こったことだった。「世界革命」と「性風俗・借金」を繋ぐそのロジックは、性を解放した社会が理想的で、性なるものは聖である、世界は聖なるものと悪いものの両立で成立している、よって性風俗労働や消費者金融への借金は理想に向かう正しい行為である、というザインの価値観であった(笑)。どんなロジックなのだ。もはやロジカルさなど微塵もない。単なるおネエちゃんをソープで働かせるヒモ野郎、もしくは客に大久保公園で「たちんぼ」をさせる歌舞伎町のホストと同じベルだ。もしかしたら、歌舞伎町のホストの後ろにはザインがいるかもしれない(笑)。

 ザインは、「政権を奪取した暁には何十倍の高額紙幣となるのだから、苦しい借金はいずれチャラになる」との触れ込みで「軍票」なるものも1枚10万円から発行していたという。ここに至っては、戦前の日本陸軍が中国大陸で「軍票」を刷っていたのと同じで、「国家」を標榜していたザインというのが目指したのは戦前の「国家神道」というカルトの世界と言った方が正確かもしれない。その後、息子が跡を継いだが、2015年に突然、会社法人ザイン(当時「株式会社シリウス」)は破産となった。

 単にホストが客の女を風俗で働かせてまで金を貢がせて、ヒモ生活できなくなるから風俗を辞めるなと強要するのと同じ宗教団体だったのだが、この小島露観の「マグニチュード10超える大地震が来て、首都圏は壊滅状態になる」というインチキな予言を信じた
信者と団体の様子を、なんとフジテレビの「NONFIX」という番組がドキュメントとして追っていたのだ。ちなみにザインは、94年6月に首都圏が崩壊したら、そこに攻め込もうとしていたとされ、日本全土を掌握するために武装していたという。まるでいつもライフル構えている文鮮明の七男・文亨進(ムン・ヒョンジン)を思い出す(笑)。

 


 

 旧統一教会=世界平和統一家庭連合から派生しつつも、対立する宗教団体「サンクチュアリ教会」を立ち上げた文亨進は、文鮮明氏の死後、自身が正当な後継者だと主張したものの、韓鶴子が教団トップに就いたという経緯があり、対立しているのだ。旧統一教会をめぐる問題を受け、FNNが取材を行った際、文亨進は母・韓鶴子を「サタン」と呼び、「旧統一教会は呪われている」「宗教的に異端だ」と批判を繰り返し、「旧統一教会は神の祝福を受けていない。なぜならサタン(悪魔)に乗っ取られたからだ」と答えている。いやはや、すごい親子だ。筆者からすればみんなサタンだ(笑)。

 

 それにしても、日本にはカルト宗教団体が数多く存在する。かつて同じようなカルト宗教に「超宗・法の華三法行」というのがあった。静岡県富士市に本部を置いていた新宗教団体で、教祖の「福永法源」(本名:福永輝義、国司院常照とも称する)以下幹部が霊感商法に関わる詐欺罪で摘発された事により解散したが、その後も残党が「よろこび家族の和=天華の救済」と名を変え活動、2014年3月には福永法源が模範囚として刑期を短縮され出所、2015年には「復活祭」が大々的に行われ、実質的な活動が再開された。福永らは出所後も「天声は天法大師法源法師さまを通して、私たち人類に伝えられています」などと主張していた。さらに組織名を2016年10月に「第3救済 慈喜徳会」に改称している。

 

 なんで在日の宗教団体は何度も名称をロンダリングするのかといえば、悪事がバレるからだ。その度の名前を変えては同じような悪行を続けるというのは彼らの黄金のパターンである。法の華三法行は、1980年1月に東京で福永法源により創始された団体である。その後埼玉県川口市で、「億万長者養成道場」「右脳塾院」「人間社長塾」等の看板を掲げて自己啓発セミナー事業を本格化させている。参加者を肉体的・精神的に疲労させ「最高です!」など単純なスローガンを連呼させるマインドコントロール手法を用い、週刊誌にタイアップ記事を打ったり、ワイドショーの取材を受けるなどして教勢を拡大していった。この80年代初頭というのは、様々な自己啓発セミナーがアメリカから日本に上陸した頃であるが、オウム真理教にせよ皆さんアメリカ式のマインドコントロール法を使うのが好きなようだ。


「福永法源」


 1984年11月には静岡県富士市伝法にプレハブを作り、同地で布教活動を行うようになる。これを契機として同教団は富士市の地を拠点とするようになった。この辺もオウム真理教と似ている。オウムのサティアンも最初は富士宮のプレハブの掘っ立て小屋だったし、当時、オウム真理教や法の華以外の新宗教も富士山麓に様々な宗教施設を持っていた。ちなみに創価学会がもともと所属していた日蓮正宗総本山の「大石寺」(たいせきじ)があるのも富士宮である。なんで富士山麓なのか、というのには理由があるが、その辺については連載の後半で解き明かしたい。

 

 その後、法の華三法行は同市の厚原字大石に本部移転を行い「富士天声村」という本部研修場の建設を進めるようになる。天声村は1988年建設の「天地堂」、1989年建設の「天行堂」、1991年建設の「寄宿舎」などからなり、1993年には社務所や温行館も建設された。法の華三法行の関連施設は本部所在地の富士市内だけでも相当な規模で、平成7年時点で計21,120.64㎡にも上ったという。この「天声村」は、もともと「天声村ユートピア完成計画」が練られ、天声大門が建設され毎夜ライトアップされた上に、蓮池金堂等も設けられる予定であったが、富士市の住民より苦情が相次ぐようになり、騒音・交通渋滞・修行者の徘徊、無造作な教団施設拡大計画が問題視され、教団側は蓮池金堂の建設中止を決定している。

 

 

 

 法の華三法行は、渋谷区の統一教会本部に隣接する渋谷区松濤にも豪華な施設を構えている。ご存知ない方も多いと思うが、若者の街「渋谷」は新宗教だらけだ。富士と渋谷というのは、新宗教のメッカとも言える地区なのだ。筆者も子供の頃から渋谷に行っていた口なので、いったい何回声をかけられたか覚えていないくらい、様々な宗教団体に声をかけられたものだ。今は「渋谷ヒカリエ」となってしまった旧・東急文化会館へ駅から渡る跨線橋では統一教会の人間が「あなたの手相を見せてくだい」と声をかけてきたし、1階の明治通り沿いではモルモン教会をはじめキリスト教系の団体が「神を信じますか?」と声をかけてくるなど、それぞれ縄張りがあった。ちなみに、法の華三法行の場合は「足の裏」である(笑)。

 

 1999年11月19日、栃木県警が信者らを摘発、強制捜査に着手する。2000年4月28日、福岡で法の華に対し初めての損害賠償判決が下り、5月9日に福永法源は逮捕された。教団は足裏診断と称する個人面談において、「前世の悪い因縁を放っておくとガンになる」「このままでは2001年に人類は滅亡する」等マニュアル化された脅し文句で信者の不安を煽り、仏舎利と称する物や福永の手形色紙等を売りつけていた。また「法納料」の名目で多額の金銭を巻き上げた行為が詐欺罪に問われ、教組の福永と実質的経営者だった福永の実母の井本房子、教団ナンバー2の星山康天こと李康天を含む幹部のほぼ全員にあたる12名が摘発され、被害総額は600億円以上。2000年の逮捕時に判明した分だけで、約2万2,000人から約870億円を集金していたという歴史に残る巨額詐欺事件となった。立件されたのはその内、被害者31人、約1億5000万円分であったが、翌平2001年3月29日に教団は破産を宣告、宗教法人としても解散処分を受け、2003年に解散した。
 

  法の華三法行は自分たちを「宗教を超えるもの」だとして「超宗」を自称し、都内の東海道新幹線や首都高速道路沿いに「天行力」の大看板を掲げ、テレビやラジオで放送枠買い取り番組を流したり、著書の広告を四大新聞に打つなどして知名度を上げ、東京ドームで「天行力大祭」を挙行した1995年の最盛期には、公称信徒数10万人と豪語していた。オウム真理教の場合もそうだが、この頃、大メディアはそれまで禁じ手だったはずの宗教法人による放送枠買い取りを始めてしまった。電通が「幸福の科学」の東京ドームでのイベントを仕切るなど、90年代中頃は大メディアや大手広告代理店が怪しい新宗教に力を貸してしまったのである。すると、おバカな日本人たちは信じてしまうのである。

 

 

 池田大作、大川隆法と同様に、騙された人の多くは福永法源の著書に接することに始まる。株式会社アースエイドから『病苦を超える最後の天行力』ほか多数の著書を書店の目立つ箇所に山積みさせ、さも人気があるようにに見せかけ、その他、街頭の看板、電車の中吊広告などを利用し宣伝を行うほか、街頭、駅周辺、病院周辺などで、著書の無料配布も行っていた。筆者はもらったことはないが、文鮮明の自伝は駅前でもらったことがある。怪しい宗教は宣伝手法も同じで、さらに名誉博士号やら有名人との写真なども騙しの手口として活用する。これは池田大作が雛形だ。

 

 福永法源は最盛期にはよく赤坂のキャピトル東急ホテルに泊まっていた。筆者も何度か遭遇しているが、必ず両脇におネエちゃんを抱えてホテル内を闊歩していた(笑)。なにせ身長190センチメートルで目立つのである。その威圧感ある体格も、カリスマ性を演出していたとされるが、福永は複数の名誉博士号を購入して以降、環境問題専門家の『エコロジスト』とも名乗り出し、ローマ法王のヨハネ・パウロ2世、マザー・テレサ、英国元首相サッチャー首相、クリントン大統領、インドのサイババ、アグネス・チャン、吉村作治らとの会談を、機関紙の『ゼロの力学』『さくら新聞』『アースエイド』『エコボイス』等に連載、さも交友関係があるかのように装って、テレビ出演などを通じて売名活動に勤しんでいた。

 

 こうした「エコロジー」やら「飢餓の救済」というのも詐欺の常套手段だ。エコロジストは精神世界へと入りやすい。そこにつけ入ってくるのだ。それらをやっている世界最大の詐欺団体は「国連」である。なにせ第1次世界大戦の後に作られた「国際連盟」を作らせたのはロスチャイルドで、ロスチャイルド系国際金融の本拠地であるスイスのジュネーブの設立された。第2次大戦後には、ニューヨークのロックフェラーの土地の上に「国際連合」が作られる。もちろん、作らせたのはロックフェラーである。要は詐欺師たちがやっていることはみな同じで、究極的にはロスチャイルド=悪魔崇拝へとつながっているのである。

 

 

 「入口はキレイにしておけ」というのが宗教的詐欺師たちの合言葉だ。環境問題、飢餓問題などの大上段から入って、心の問題に体の問題、お金の問題へと入り、「お金をいっぱい払って浄化せよ」となっていく。「ザイン」のように表向きは「パワーストーン」のお店だが、実は裏側はヤバいカルト団体ということがある。とにかくパワーストーンやら金運アップ財布など、自分の運をアップさせたいがためにモノに頼る志向がある人が狙われやすい。もはやオカルト雑誌は「月刊ムー」しか残っていないが、今だにどれだ多くの「開運グッズ」が売られているのかを考えたとき、その販売元の全てが真っ当な会社なのかなんて「月刊ムー」が保証してくれる訳ではない。なにせ「月刊ムー」も麻原の空中浮揚写真を掲載したことで、結果としてオウム真理教の宣伝に協力してしまったのだ。

 

 日本人は「狙いやすい」のだ。なにせ宗教のことを知らない。よくSNSのプロフィール画面に「宗教勧誘・MLMお断り」と書いている女性がいるが、こういう人こそ狙われやすいということを理解していない。宗教やネットワークビジネスにはハマらないが、ロマンス詐欺や投資詐欺に引っ掛かる人がいる。さらにいえば、大メディアの言うことを信じて「mRNAワクチン」を接種してしまった人が圧倒的に多いことを考えれば、日本人ほど「カモ」になりやすい民族もいないということなのだ。

 

 

 騙しの手口は巧妙である。そして、それは皆さんのすぐ近くにある。もはや手遅れかも知れないが、まだ騙されていない方は要注意である。「終末の日」の騙し文句は世界規模となる。その時、騙された人間はみな「獣の刻印」を押されることになる。その時、スマホを捨てられる人はまだセーフだが、スマホ依存の人はアウトになる。なぜならスマホにこそ「獣のしるし」が刻印されるからである。

 

<つづく>