本日の言霊 2024.03.25

 愛情・時間・お金を、どれほど相手に注ぐかは恋愛のバロメーターだ。しかし、愛情を注がない相手にはお金はかけられるが、人生で最も大切な資源である「時間」をいっぱいつぎ込むことはできない。お金はまた稼げばいいが、なにせ時間は2度と戻ってこないのである。

 愛情はなくとも結婚生活は維持できるが、それはお互い「打算」の関係ということだ。世にいう偽装結婚というやつだ。いくら女性は打算的とはいえ、僅かな愛情もない相手に「お金と時間」をかけられても、それは本当の恋愛にはならず、ただの擬似恋愛である。

 擬似恋愛の権化は夜の世界で、「金の切れ目が縁の切れ目」である。自分にかけた「お金と時間の割合」を愛情と考えてしまうのは、愛情を注がれたことがない、本物の恋愛をしたことがない人間で、オツムの中はキャバクラの金勘定と同じレベルなのである。