「東海道五十三次の謎」その12

 

 『東海道五十三次』の第十六番、蒲原「夜之雪」の2枚の浮世絵は、近いうちに起こるであろう天変地異のみならず、大和民族を滅ぼすことを厭わない、アメリカ=ペンタゴンと中国共産党による核攻撃の意味も示唆していた。但し、アメリカ=全てのアメリカ人でもなく、また中国人が全て敵だと言っているわけではない。逆に日本人の方がどうしようもない人間が増えてしまっているのも事実だからだ。

 

 だが、これら2つの勢力は巨大軍事大国だからであり、それぞれ日本を殲滅させたい目的は異なる。一方、この2国に比する国はロシアだけだが、ロシアは日本を攻めない。その理由はプーチンの敵は偽ユダヤ人のロスチャイルドとその傍系のロックフェラーによる「イルミナティ」だからで、プーチンが攻めるとなればヨーロッパとなる。

 

握手する両大国首脳

 

 軍事大国以外でも、日本を攻撃する可能性のある国々は存在する。朝鮮半島である。北朝鮮はアジアで最も外交に長けている国である。根っこの部分では中国を信じてはいないが、国家存亡のためには平気で中国と仲良くするし、アメリカとも裏では共存関係を構築している。だが、本当に信頼しているのはロシアである。これらの大国と対等に渡り歩く術を持っている国が北朝鮮である。

 

 一方の韓国は、一般の若者たちは急速に日本贔屓になってはいるものの、国を支配している元の両班たちは、今も日本が大嫌いである。さらに中国無くしては存在し得ない国でありながら、中国人のことを平然と見下す。だが、韓国人と北朝鮮人が根っこの部分で一番嫌っているのはアメリカである。朝鮮戦争で国が分断され、何度統一を考えようとも、必ずアメリカに邪魔される。

 

金正恩と文在寅

 

 今も、韓国人はアメリカを恨んでいる。朝鮮戦争直後の韓国では、巨大な反米デモが巻き起こった。そのため、アメリカ憎しの感情をそらすため、アメリカが韓国に強制したのが「反日教育」であった。アメリカが送り込んだ大統領・李承晩とそれに続く朴正煕など、歴代の大統領たちに「敵は日本人だ」という教育を徹底的にさせるよう仕向けたのである。

 

 つまり、アメリカは同盟国とはしてはいるものの、韓国を一切信じてはいない。だから、核兵器を作ろうとする韓国大統領は必ず葬り去るのである。韓国人が核兵器を手にしたら、いつか必ずアメリカを攻撃すると考えているからだ。ロシアを除いて、こうした情緒不安定な国々が日本を取り囲んでいるのである。

 

地政学上で見た日本

 

 さて、「第三の預言」に移ろう。

 

◆第三の預言:藤川「棒鼻ノ図」

 

 現在の愛知県岡崎市にあたるのが「藤川」である。

 

三十八番「藤川・棒鼻ノ図」

 

 38枚目の絵、「藤川・棒鼻ノ図」では、街道と宿場の境界には「棒示杭」が立てられており、「棒鼻」とは宿場の出入口のことである。この絵図では「八朔御馬進献の儀」(はっさくおうましんけんのぎ)の行列を宿場の役人が入口まで出迎える様子が描かれている。八朔とは8月1日のことで、幕府はこの日、朝廷に御馬を献上することを重要な儀式としていた。行列の中の御幣を立てた馬が献上される御馬である。広重はこの「八朔御馬進献」に同行し、それが『東海道五拾三次』シリーズにつながったともいわれている。

 

 「藤川・棒鼻ノ図」でまず重要なのは「38」という数字である。38から想像されるのは「38度線」である。38度線は、第二次世界大戦末期に朝鮮半島を横切る北緯38度線に引かれたアメリカ軍とソ連軍の分割占領ラインである。北緯38度線上に定められたことからこう呼ばれており、韓国では38線と呼んでいる。

 

「38度線」

 

 だが、いったいどこが「38度線」なのか。それは向かい合う形で2つの柵が設けられており、双方で人々が頭を垂れているのがヒントとなる。絵の意味は大名行列だが、真ん中を38度線と考えると、右側は「アメリカ+EUを中心とした西側諸国」を表し、左側にはアメリカと対峙する「ロシアと中国と北朝鮮」の軍勢がいることになる。なぜか。

 

◆世界最終戦争「ハルマゲドン」の戦い

 

 左側には男が二人に子供が一人で、二人の大人の男はロシアのプーチン大統領と中国の習近平を示唆。そして子供はその庇護を受ける北朝鮮の金正恩を示唆しているのだ。

 

左側の二人の男:一人が話しかけ、もう一人が頷いている、

もしくは何かを考え込んでいる様子に見える

 

二人の男は大国ロシアと中国のプーチンと習近平を示唆

 

 下の画像が子供の部分を拡大したものであるが、「赤・青・白」の3色は北朝鮮の国旗と同じ色使いで描かれている。さらにひれ伏した子供が真ん丸で、金正恩そっくりだ。なにせ江戸時代に太った子供などほとんどいやしなかったのだから、意図的に描いたとしか思えないふしがある。

 

男たちの隣でひれ伏した様子の子供と子犬たち

 

2つの大国に従っている(フリをしている)金正恩

 

 一方、右側には大勢の人たちがいる。これは、いわゆる西側連合国を示唆している。それは「国連」と同義である。相変わらず呑気な日本人は「国連」を平和のための組織だと勘違いしているが、それを助長しているのが「国連」という言葉だ。国際社会の国々の集まりだと思い込んでいるが、「国際連合」とは、the United Nationsであり、正確には「連合国」である。

 

 世界中がまんまと騙されてるが、こんな茶番に騙されてはいけない。なにせロックフェラー家の土地の上に建っている組織なのだ。 弱い国を集団で叩きのめして、その国の財産を強奪するための合法的な組織なのである。まぁ「ヤクザの連合」みたいなものだ。

 

世界ヤクザ連合=「連合国」という意味の国連

 

 「湾岸戦争」を思い出して欲しい。1990年8月2日にイラクが隣国クウェートに侵攻した(クウェート侵攻)事件を発端とし、侵攻後もクウェートから撤退しないイラクに対する強制措置としてアメリカ合衆国主導の多国籍軍が結成され、その多国籍軍とイラクの間で勃発したのが「湾岸戦争」である。

 

 侵攻したイラクに対しては経済制裁が行われた他、増援による軍事的圧力も加えられたが、結局イラクは撤退せず、多国籍軍は「砂漠の嵐作戦」を発動してイラクを攻撃。続いて地上戦も行われ、多国籍軍の勝利によってイラク軍は撤退。クウェートは解放され停戦協定が締結された、というのが表の話である。

 

世界34ヶ国 vs イラク

 

 多国籍軍ではアメリカ軍が主力をなしていたが、ほかにもイギリスやフランスなどといった西側ヨーロッパ諸国のみならず、イスラム世界の盟主サウジアラビアを始めとする湾岸諸国(湾岸協力会議)やアラブ連盟の盟主エジプトといった親米アラブ諸国、更に比較的中立的な立場の国であるカタールやイラクと同じバアス党政権で東側諸国の一員であるシリアなども参加している。

 

 国際連合により認可された、アメリカ(ロックフェラー)、イギリス(ロスチャイルド)をはじめとする34ヵ国からなる多国籍軍は、イラクへの攻撃態勢を整えていき、イラク政府に決議履行への意思が無い事を確認。多国籍軍は、国連憲章第42条に基づき、1991年1月17日にイラクへの攻撃を開始したのである。34ヶ国対1国の戦いなんぞ、集団リンチと同じである。

 

アラスカの油まみれの水鳥の写真とインチキ戦争報道の内幕を暴いた書籍

 結局、全ては茶番だったということに気づくも後の祭りだった。イラク戦争は
「大量破壊兵器が存在し、それが周辺国に脅威を与えるから」ということを根拠に米国がイラクを攻撃し、日本もそれを支持した。が、実際は何も発見できなかったのだ。だいたい湾岸戦争を指示した人たちが騙されたのは、世界の環境保護団体を信じ込ませた「あわれな油まみれの水鳥」のフェイク写真だった。


 イラクの大統領サダム・フセインは開戦に際し、この戦いを「すべての戦争の生みの親である」と言った。フセインは血祭りに上げられたのである。原油の決済にドルを使おうとしなかったため、アメリカを激怒させたのだ。要は、「オイルマネー=ドル」での決済を拒絶する者はこうなるぞ、という見せしめだったのである。これが「国連」の正体である。

 

 つまり、「藤川・棒鼻ノ図」の絵に隠された意味は「世界最終戦争:ハルマゲドン」である!

 

イギリスとアメリカにひれ伏す「連合国」

 

 世界の終末的な善と悪の戦争や世界の破滅そのものを指す、戦争を終わらせる最後の戦争が「ハルマゲドン」である。「ヨハネの黙示録」に出てくる言葉で、ヘブライ語の「メギドの丘」を意味する地名でもある。

 

 第六の天使が、その鉢の中身を大きな川、ユーフラテスに注ぐと、川の水がかれて、日の出る方角から来る王たちの道ができた。わたしはまた、竜の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、蛙のような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。 これはしるしを行う悪霊どもの霊であって、全世界の王たちのところへ出て行った。それは、全能者である神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを集めるためである。

 ――見よ、わたしは盗人のように来る。裸で歩くのを見られて恥をかかないように、目を覚まし、衣を身に着けている人は幸いである。―― 汚れた霊どもは、ヘブライ語で「ハルマゲドン」と呼ばれる所に、王たちを集めた。(「ヨハネの黙示録」第16章12−16節)

 

 

 真ん中のひときわ高い棒が、題の「棒鼻」である「示杭」(ほうじ)で、隣に「立札」が並び、向いには高札場が見える。右の馬の上には「幣帛」が乗せられているが、これは双方による「宣戦布告」を意味している。世界はアメリカが主導する西側諸国の「国連軍」と、その後ろに控えるロスチャイルド&ロックフェラーの「イルミナティ」による支配を認めないロシア&中国の2つの陣営に分かれて最終戦争に突入する。

 

 が、本当の世界最終戦争とは、イスラエルの第三神殿の向かいにあるオリーブ山に「契約の聖櫃アーク」と「三種の神器」を持ち込む「天皇陛下・神官・大和民族」vs「世界(国連軍)」が戦うこととなるのである!

 

オリーブの丘に鎮座する契約の聖櫃と天皇陛下

 

 それは「藤川棒鼻」の図としているところに意味が隠されている。藤は「トウ」、「川」は「セン」、それに「棒」が付くと「トウセンボウ」。つまり、エルサレムに来る大和民族を「通せんぼう」にするという意味なのである。なぜ、大和民族を通せんぼうにするのか。日本人は古代から五節句で「葬儀」「祭事」を行い、9月9日の「重陽」では葬式の華「菊」で儀式を終える。

 

 この時、世界軍隊と「絶対3悪」と対峙できる兵器はスーパーウェポンたる「契約の聖櫃アーク」だけなのである。ラストエンペラー・徳仁陛下が「レビ族」である神官達に「契約の箱」を担がせ、モーセの兄アロンの直系の「八咫烏=裏天皇」とともに、世界を終焉させる「葬送行列」を行うため、人類の棺桶の象徴となる「契約の箱」葬式の華で生命の樹の華である「菊」と共にオリーブ山に担ぎ上げる役目を担う。からである。

 

「東・川・棒=通せんぼう」

 

 「ヨハネ黙示録」の「獣=偽救世主=世界総統」であるバラク・オバマ、そして「偽預言者」である教皇フランシスコ、そしてこの両者が絶対悪である悪魔の王たる「ルシファー=サタン」の導きにより、祭政一致によって世界の宗教、軍事、経済を支配している状況にあるのがこの時である。そんな悪魔支配の世界を終わらせられるのは「ヤハウェの民」だけなのである。

 

 「ヤ・ゥマト=神の民」として天皇陛下と大和民族が世界終焉の葬儀を行う「葬送行列」は、この世を守ろうとする世界中の人々の敵となり、世界の軍隊が最新兵器で猛攻撃してくるはずである。なぜ、世界中の人々が大和民族の敵になるのかといえば、日本だけが正史の中で「絶対三神」を奉じている唯一の民族だからで、一神教を奉ずる人々にとっては許せない存在で、且つ自分たちの世界を終わらせようとする民族は「人類の敵」となるからである。

 

 世界を終わらせる力を持つ大和民族を、世界が黙ってオリーブ山に登らせるはずがない。この世を守ろうとする世界中の人々が敵となり、世界の軍隊が猛攻撃してきても、それを跳ね返すのが「契約の箱」なのである。だからこそ勇気を持って「藤川=不死の川」を渡れと言っているのである。

 

 

<つづく>