本日の言霊 2024.01.29

 

 伊勢神宮の神官たちは、天照大神に向かって土下座する。自分たちの絶対神が磔刑で殺されることを防げなかったからであり、人間として現れた神を神と信じ切ることができなかったからだ。2000年経って許される日まで、神の怒りを鎮めるために、懺悔をしなければならないのだ。

 が、一般の人間は真似してはならない。中途半端に真似をしても、逆に神の怒りを買うからだ。さらに神の怒りを買うのが、人間に土下座をすることだ。土下座と許しを請う相手は天照大神だけで、そのための「型」が全て揃っているのが伊勢神宮なのである。

 その名を出すと呪詛になるため言わないが、芸能界の頂点にいる先輩だからだいって、下衆な人間に土下座してはならない。結果として、その人間の心に秘めた傲慢さがむき出しになり、「死の樹」を下ることになる。その人間の地獄行きを手伝うことになってしまうのである。