本日の言霊 2023.12.16

 

 軍人というのは、国家が認めた公務員の戦闘員のことであるが、武士はもともと公務員ではなかった。平安時代末期に世が乱れ、争乱が全国で巻き起こった時、国は守ってくれなかった。だからこそ、自分の身は自分で守るため、農民は武装し、武士となった。

 その意味では「国を信じない」「国は守ってくれない」と考え、護身用にピストルやライフルを持つ現代のアメリカ人と何も変わらないものだったのである。そして、現在、日本国政府は本物の日本人を守らず、命を奪おうとする「敵」となった。