「地球内天体アルザル」と「エイリアン」の謎 その20 最終回
 

 失われたイスラエル10支族」は「十戒」を遵守しているらしく、彼らの思想は絶対平和主義である。だから、人を殺さないし、他人を殺す人間を許さない。だが、「死刑」にはしない。たとえ人殺しをした人間であっても、他人を殺すことは「十戒」に反するからだ。

 アルザル人の中でも「食人」を行う人間たちの風習はいつ始まったものかは分からない。そして、この「食人」という風習は現在も中国や韓国で行われている。さすがに韓国では人肉自体を食べることはなくなったようだが、中国では現在も続いている。なにせ、北京オリンピック寸前まで首都北京では「食人」を続けていた人たちがいたため、北京政府は取締を強化したくらいだ

 

 非常に不思議なのが、なんで今もって「人肉」を食らう習慣を止められない人たちがいるのか、ということだ。これはあくまでも憶測の域を出ない話だが、アルザルの流刑地であるチベットのサンポ峡谷から地上に出た「人を主食とするアルザル人」たちの末裔が、チベットから中国、韓国へと広がっていったのではないかということだ。


 もうひとつは子供を生贄にする「バアル教」を奉ずる人間が、アルザルにも地上にもいて、その末裔たちが現在も人肉を食らっているというものだが、こちらは完全に悪魔崇拝で、中国やチベットに限ったものではない。ロスチャイルドやビル・ゲイツなど、カナン人の末裔で世界を支配する者たちが今も続けているものだからだ。ちなみに初代ロスチャイルド家当主は、人肉を食らったがために精神に異常をきたしたと言われている。

 

バアル教が神とする黄金の牛

 

 「共食い」は精神に異常を起こすだけでなく、DNAにも異常を起こす。いわゆる「狂牛病」も牛に牛骨粉を混ぜた飼料を与えたことで始まった病だ。その「狂牛病プリオンたんぱく質」を入れたワクチンを「コロナワクチン」と称して世界中の人々に接種させているのは無関係ではない。彼ら頭のおかしい世界支配層は牛の頭を持つバアル神を奉じているからだ。

 人類を殺戮しようとしているシークレット・ガバメントは、現在もペンタゴンの地下深くで、赤人・緑人の女霊媒師を使って邪悪な存在を地底深くから呼び出して、人類の殺戮を進行させている。そのひとつが「コロナワクチン」である。「コロナワクチン」は世界人口を減らす目的でビル・ゲイツが開発したものだが、究極の目的は「バアル神」による日本人の抹殺である。なぜなら、日本人を抹殺し、さらにその同胞であるアルザル人を抹殺することこそがシークレット・ガバメントが目指す社会だからである。

 

 シークレット・ガバメントはアルザル人と戦うため、世界中のありとあらゆる古代からから文献や神話、伝説を調査している。聖書にはじまり、古代インドの粘土板、南米のマヤ・アステカ文明、そして日本神話やお伽噺も徹底的に調べている。特に彼らが興味を示しているのは「竹取物語」である。かぐや姫を守る月の使者とは誰なのか、そして「かぐや姫」とは何の象徴なのかと。なぜなら、彼らと戦う時が来た際に重要な役割を担うのが日本人と天皇だと分かっているからである。

 

竹取物語

 

 既に前哨戦は始まっている。アメリカ軍は極秘に開発したプラズマ兵器で、地球内天体アルザルへの攻撃を試みているのである!ミサイルをプラズマで包んでアルザルに放ったり、地球製UFOをアルザルに送り込んでいる。だが、地球製UFOはアルザルからは戻ってきていない。さらにシークレット・ガバメントはまだ確信が持てないでいる。プラズマ兵器やプラズマで包んだ水爆でアルザルを攻撃した場合、もし間違うと地球の内核を崩壊させ、地球自体が崩壊する危険が高いからである。

 

 

◆失われた10支族の回復預言
 

 エイリアンは地球表面を幾度となく偵察。様々な調査を行っている。彼らが住むのは地球の内部である。が、彼らが将来に渡ってアルザルに住み続けるのかといえ、そうではない。いずれ、近い将来、彼らは地球表面に帰ってくる。一部ではない。全部である。エイリアンが国ごと大挙して帰ってくるときがくる。なぜならば、それは「聖書」に預言されているからだ。

 失われた10支族が終末の日、姿を現し、再びイスラエル12支族が揃う時が来ると預言されているのだ。南朝ユダ王国のイスラエル人、すなわち今日のユダヤ人もこれを知っている。

 

 「見よ、わたしは彼らを北の国から連れ戻し、地の果てから呼び集める」(エレミア書)

 

 失われた10支族は地球内天体アルザルから帰ってくる。デルタUFOはもちろん、巨大な葉巻型UFOの大船団で地上に帰還するときがやってくるのだ。

 

 「第五の天使がラッパを吹いた。すると、一つの星が天から地上へ落ちて来るのが見えた。この星に、底なしの淵に通じる穴を開く鍵が与えられ、 それが底なしの淵の穴を開くと、大きなかまどから出るような煙が穴から立ち上り、太陽も空も穴からの煙のために暗くなった。 そして、煙の中から、いなごの群れが地上へ出て来た」(ヨハネ黙示録)

 

 「底なしの淵の穴」とは「プラズマ・トンネル」のことである。極北に存在するプラズマ・トンネルこそ、底なしの淵の穴の正体である。そこから出てくる「いなご」とは、アルザル人のことである。いなごのように空飛ぶUFOに乗って帰還することを預言しているのだ。これを裏付けるのが「煙」である。底なしの淵から出てくる煙とはプラズマである。

 

 アルザル人たちの地上への帰還は「仏教」にも預言されている。それを表すのが仏像の頭に飛び出る「肉髻」(にくけい/にっけい)である。

 

 

 「肉髻」とは 仏語で、三十二相の一つ。仏・菩薩の頭の頂上に隆起した、髻(もとどり)のような形の肉塊のことで、仏像の頭頂に一段高く隆起した部分のことである。釈尊の三十二相 の特徴の一つで、一般の如来形にも超人的なものの象徴として表わされる。

 

 

 この「肉髻」がなんの預言なのかといえば、釈尊の顔自体が「地球」を表し、その地球から終わりの日に姿を現す別の惑星、つまり「アルザル」のことなのである。仏教の預言には「弥勒菩薩」(みろくぼさつ)が登場する。弥勒菩薩は現在の仏であるゴータマ・ブッダ(釈迦牟尼仏)の次にブッダとなることが約束された菩薩で、ゴータマの入滅後56億7千万年後の未来にこの世界に現われ悟りを開き、多くの人々を救済するとされている。

 

 未来仏である弥勒菩薩が現れる釈迦入滅後「56億7千万年後」とはいつなのかといえば、その出現する時代は厳密には定かではなく「遠い未来」の比喩ではないかとの説もある。だが、それは遠い未来の話ではない。釈迦が入滅した時代から、人口が56億7千万人が増えた時代、つまり現代のことなのである。

 世界人口基金が発表した統計でいえば、世界の総人口が70億人を超えたのは 2011年10月31日である。さらに今年2022年7月11日の世界人口デーに合わせて、国連経済社会局(UNDESA)人口部は「世界人口推計2022年版」を発表。 報告書によると、世界人口は、2019年の推計より早まり、今年11月15日に80億人に到達する見込みだという。釈迦の生きた時代の正確な世界人口は不明である。一説に釈迦の生きた紀元前500年頃の世界人口は3億人程度だったとも言われる。では、釈迦の時代から56億7千万人が増えた時はいつだったのかといえば、1999年である。1999(平成11)年10月12日、世界の人口は60億を超えたといわれているのだ。

 

「弥勒菩薩」

 

 1999年に世界人口が60億を超えたという意味は、釈迦自身の預言にも関係する。釈迦は自身の入滅後の2500年で「仏教が終わる」と預言している。これを「五五百年」(ごごひゃくねん)という。仏法の盛衰を、五つの時期に分けたもので、500年を1期として解脱堅固・禅定堅固・多聞堅固・造寺堅固・闘諍 堅固の五つに分けるものだ。つまり、釈迦が入滅して2500年で仏教は滅ぶ=仏教の役目が終わるということなのであり、それを表したのが「五重塔」である。つまり2000年以降の現在は仏教でいう「末世」なのであり、いつ終わりの時がやってきても不思議ではないということだ。
 弥勒(ミロク)を数字で現すと「三・六・九」、「五・六・七」となる。数秘術で分解すれば共に「9」となり「苦」を示すことになる。その「苦」の時代がやってこないと「弥勒菩薩」は現れないということであるが、これは終末の日の聖書の「10支族回復」の預言と同じ話なのである。

 

 

◆帰還エイリアンの使命

 

 ロズウェル事件で回収されたUFOから出てきたのは、古代ヘブライ語で書かれた「聖書」であった。そして「エイリアン・バイブル」には「ユダヤ教神秘主義カッバーラ」における奥義である「生命の樹」の象徴図形そのものの「蛇が絡みついた樹」が描かれていた。但し、「エイリアン・バイブル」の前半は「旧約聖書」の「モーセ五書」で、後半はアッシリア帝国による滅亡以降の北朝イスラエル王国の視点で描かれていたのだ。つまり、キリスト教の視点では書かれていないのである。

 エイリアン達の所属する社会には、確実に「預言者」と「カッバーリスト」たちが存在するということではあるが、しかし、「生命の樹に絡みつく蛇」はメシア、すなわちイエス・キリストを表すのである。すると、エイリアンたちはユダヤ教徒ではなく、原始キリスト教ということになる。これはどういうことなのか?

 

 エイリアン=アルザル人は絶対平和主義者である。絶対神との契約「十戒」を遵守している。それゆえ地球表面の人間に対して危害を加えたことはない。しかし、全ての人間に対して友好的かというと微妙である。失われた10支族は、ある使命をもって戻ってくるのだ。預言者に従って、絶対神からの命令を遂行するために、彼らはひとつの恐ろしい行動に出る。

 

 「このいなごには、地に住むさそりが持っているような力が与えられた。 いなごは、地の草やどんな青物も、またどんな木も損なってはならないが、ただ、額に神の刻印を押されていない人には害を加えてもよい、と言い渡された。 殺してはいけないが、五か月の間、苦しめることは許されたのである。いなごが与える苦痛は、さそりが人を刺したときの苦痛のようであった。 この人々は、その期間、死にたいと思っても死ぬことができず、切に死を望んでも、死の方が逃げて行く」

 

 エイリアンは環境を破壊することはないが、「神の刻印を押されていない人」には危害を加えるという。「十戒」に従って、人を殺すことはないが、苦しめるという。それも、いっそ死んでしまいたいほどの苦痛を与えるというのである。つまり、イスラエル10支族は絶対神に反抗する者に対しては容赦しないようだ。具体的な方法は分からない。

 

 仏教では「アルザル」のことを「シャンバラ」と呼ぶ。その「シャンバラ」は12公国から成っているという。その意味は「イスラエル12支族」である。チベット密教が描く「シャンバラ」にはそれが示されている。

 

シャンバラ

 

 「仏教」とは「仏」(ほとけ)の預言者「釈迦」が説いた教えである。「仏」とは「亻」+「ム」である。「ム」は「私有」を表し、「私は有る」といった神・ヤハウェのことである。その「ム=ヤハウェ」が人として顕現するとしたのが「釈迦」の教えなのである。「ヤハウェ」が人として顕現するとは、「救世主イエス・キリスト」のことである。「弥勒菩薩」とは「救世主イエス・キリスト」のことで、それが「シャンバラ=アルザル」から「イスラエル10支族」を率いて戻ってくるとしたのが釈迦の預言であり、聖書の預言でもあるのだ。

 

 日本には「イスラエル12支族」が揃っている。天皇陛下という預言者もいる。アルザルから帰還する「イスラエル10支族」は大和民族と合流することになる。だが、それをさせないようにしているのが「シークレット・ガバメント」である。彼ら

は日本にアメリカ軍の基地を置き、天皇陛下を人質にとっているのである。その時が来ないようにするためにである。

 

 アメリカ軍はプラズナーを使ってエイリアンとの戦争を画策している。その一方で、失われた10支族は帰還準備を始めている。彼らにとって預言は絶対である。だから、彼らは、時を待っている。預言された時を待っている。その「時」を示すのは「天のしるし」である。それは天から落ちてくる「星」である。シークレット・ガバメントはこの星の正体を知っている。コードネームは「ケツァルコアトル」といい、それは人間に文明を与えて天に帰った創造神で、いつの日か地上に戻ってくると信じられている。

 

ケツァルコアトル

 

 その「時」を示す「天のしるし」が「星」というのには意味がある。新しい「惑星」が太陽系に誕生する時、この太陽系には12個 の惑星が揃うことになるが、灼熱の原始天体が暴れることで、この太陽系に危機が訪れる。地球にも磁気嵐が吹き荒れ、プラズマが錯乱する時がやってくる。その時、地球内天体アルザルは「地球」という体から外に放出される。それは地球から子供が生まれるということなのであり、それを示すのが仏像の「肉髻」なのである。

 

 太陽系の惑星は「産卵期」に入っている。コードネームは「ケツァルコアトル」が生まれる日も刻一刻と近づいている。釈迦の預言と聖書の預言が重なる時、「終末の日」がやって来る。

 

<終わり>