◆聖徳太子の両義預言

 今から1400年前に日本の形を作り上げた日本史上最大の政治家であった聖徳太子は、日本書紀に「兼知未然」【かねちみぜん】と記されているように、遠い未来の姿を知る預言者であった。その聖徳太子の預言書『未然紀』には、太子が没した622年から1400年後の未来、つまり2021年に起きる出来事までが預言として残されている。

 さらに太子の預言は、「両義預言」という一つの事柄に相反する二つの意味を持たせ、対立する二つの解釈が共に成り立つ手法で書かれており、加えて『未然紀』は二つ以上の違う時代を共通項で重ね合わせる預言手法を使って書かれているため、預言を超えてもはや暗号である。


 聖徳太子によるこの難解な日本最大の預言書を紐解いたのは飛鳥昭雄氏ただ一人だ。飛鳥氏が読み解いた内容を著した4冊の書籍から、さらに2021年に起きるとされる出来事で重要なものが皇室に関する太子の預言である。

◆2021年の両義預言

 2021年を末とする第五百「壬戊(1922年)~辛丑(2021年)」の一節にこうある。

 「天何成這災哉 天悪成這災乎 君伐位随意行 臣驕官自由作 是背天是羞神」(『未然紀』「第五百歳」第八十九章)

 これには「二人の天皇が現れるが、天皇は一人で良い」という意味が込められている。但しこれも両義預言のため、意味はひとつだけではない。
 ひとつは上皇と天皇という二人の統治者が大和にはいるべきではないという示唆であるのでだが、実はこの預言は2021年のもう一つの出来事をも見据えた預言となっている。

 GHQが戦後の日本を異民族を用いて支配させる
「WGIP/War Guilt Information Program」によって、日本は戦後ずっと韓国や朝鮮、中国といったアジアの国々に対して謝罪を続けなければならないという先の戦争への罪悪感を抱き続けさせられる自虐的な歴史観を植え付けられた。
 さらにGHQを引き継いだ「アメリカ大使館(極東CIA本部)」がWGIPの完成形と目指すのが、李氏朝鮮の末裔による天皇家乗っ取りである!


◆天皇家乗っ取り計画

 「アメリカ大使館(極東CIA本部)」がまず行ったのは、天皇家に李氏朝鮮の血を引く秋篠宮を無理矢理子供として入れさせることであった。日本人の誰もが疑うような話しであるが、天皇家の血筋というのは一般人には秘匿されてきたため、逆にそれを利用した形である。


 日本の王である天皇の地位を狙っていた秋篠宮文仁親王は、前天皇が若き頃よりずっと極東CIA本部の言いなりのふりをしながら最後の最後に騙して発表してしまった皇太子への「生前退位」によって、自分と「アメリカ大使館(極東CIA本部)」の計画が狂ったことを思い知る。

 2021年6月22日、上皇を含む高齢の皇族の2回目の偽ワクチン溶液接種が完了したと報道された。従って2021年内に上皇は狂牛病プリオンタンパク質溶液入りの偽ワクチン接種が原因で崩御すると見越している「アメリカ大使館(極東CIA本部)」は、重度のアル中であるとかタイ人女性に子供を産ませたなど、何かと問題が多いとされる秋篠宮隠居の立場の「上皇」に据えるのが相応しいと方針を転換させた。


 上皇の「生前退位」発表以降、天皇になる意思が急速に減退したとも言われる秋篠宮に代わり、次の天皇候補を秋篠宮の長女眞子の結婚相手の小室佳とした。だが、借金まみれで嘘で塗り固められた母親の姓が「キム(Kim)」という在日コリアンだということがバレたため、大慌てて小室圭をニューヨークに留学させ「フォーダム大学」に入学させることで小室圭を守ったのだった。

 その一方で、父親の安倍晋太郎、母方の祖父岸信介の双方が李氏朝鮮王朝の末裔である安倍晋三、そして在日コリアンが日本人にロンダリングした国会議員が多数を占める自民党、さらに自民党をバックアップする在日朝鮮が支配する創価学会=公明党に命じ「女性宮家設立」を圧倒的議席数で押し切り、皇籍を維持したまま秋篠宮の長女眞子と小室圭を結婚させることで在日コリアンの小室を皇族にする計画を推し進める。

 さらには今上天皇陛下にも狂牛病プリオンタンパク質溶液入りの偽ワクチンを接種させることで、男子の跡継ぎがいない天皇を亡き者にし、在日コリアン・朝鮮による天皇家と日本の乗っ取りが完成できると踏んでいる。

 2020年11月8日、「アメリカ大使館(極東CIA本部)」の圧力でコロナ禍でも強行した「立皇嗣の礼」で、秋篠宮は皇位継承権を握った。それはすなわち小室圭を天皇に任ずる権利を持つということで、娘婿を「天皇」にして自分が目付け役としての「上皇」として大和民族の上に君臨する日を待っている。

◆偽天皇出現の両義預言

 極東CIA本部が前天皇に無理矢理ねじ込んで子供とさせた李氏朝鮮の秋篠宮が上皇になるかもしれないという状態は、769年に起きた弓削道鏡【ゆげのどうきょう】を天皇にしようとした「宇佐八幡宮神託事件」の再来である。

 この事件は八幡神社の総本山である「宇佐八幡宮」より女帝の称徳天皇【しょうとく】(孝謙天皇)に「道鏡を皇位に就かせるべし」という託宣が伝えられたとされ、僧侶だった弓削道鏡が天皇の地位の略奪を企てた大事件となったもの。
 弓削道鏡というのは好色な僧侶で、徳天皇の寵愛を受けていたとされる。


 この事件、八幡神の託宣を受けたのが道鏡の弟の弓削浄人【ゆげのきよひと】と、中臣習宜阿曾麻呂【なかとみのすげのあそまろ】だったため、朝廷を支配していた藤原氏がこれを怪しみ、武内宿禰【たけのうちのすくね】の末裔である和気清麻呂【わけのきよまろ】を宇佐に派遣する。

 和気清麻呂は東大寺の大仏開眼の際に宇佐八幡宮から運び出され、この時に宇佐八幡宮に戻った「本御輿」である神の箱「璽【じ】」に伺いを立てると、「我が國は開闢此の方、君臣の事定まれり。臣を以て君とする、未だこれ在らず。天つ日嗣は、必ず皇緒を立てよ。無道の人は宜しく早く掃除すべし」という御託宣を受け、道鏡とその一族全てを朝廷から排除することに成功する。



 「璽」というのは、神が降りてくる「契約の箱」のことで、神の命令によりモーセが兄アーロンに作らせた「契約の聖櫃アーク」のことである。この「聖櫃アーク」に「三種の神器」を入れて約束の地に向かった話が旧約聖書の出エジプト記に登場するが、アーロンの末裔のレビ人、もしくはモーセの末裔のレビ人以外がこの箱に触ると神の怒りによって殺されてしまう。

 「契約の聖櫃アーク」である「爾」に近づける者は日本では「宿禰」の一族だけとされ、「武内宿禰」の末裔である和気清麻呂は姉と共にこの宿禰の職のレビ族でかつモーセの血統だったのだ。


 話しが少々脱線するが、ちなみに私も子供の頃より「我が家は武内宿禰の末裔」という話しを聞かされて育ったため、和気清麻呂に関する飛鳥昭雄氏のこの解き明かしにはいろんな意味で合点がいったのだが、まさか自分がモーセの末裔だというのには驚きを隠せなかった。


 道鏡事件と同じことが2021年に起きる事を『未然紀』「百歳」が複数の天皇の表現として預言、それが2021年で終わるとしている。その結果として天皇陛下が平安京への帰還を果し、秋篠宮家が東西両天皇家を主張しても「三種の神器」「璽」「高御座」という大和民族の天皇を示すものもないため、たとえ「朝鮮王朝」を興したとしても大和民族は偽の天皇には従わない。

 小室圭がアメリカより帰国し、今月には眞子さまと結婚するとされているが、果たしてどういう動きになるのだろうか。
 大和民族の天皇家と、それを抹殺したいと考える「アメリカ大使館(極東CIA本部)」との暗闘は続く。