ゆっくりながーく息を吐いて、遠くの森から木々や葉っぱの香りを迎え入れるようにふわぁと息を吸って、それをまた遠くの森に返していく…


いろんな呼吸法があるけれど、最近はこうやってゆったり呼吸するのが好きです。

潮の満ち引きのように行ったり来たり、空気がからだを出入りするのを感じながら。


出した分だけ内側にスペースが生まれて、自ずと新しいものが入ってくる。得るためにコントロールしすぎないで、からだという自然のシステムにまかせて、手放して満ちてくるのを受け入れる。



〈手を放す、軽くなる、満ちてゆく〉


藤井風さんの新曲「満ちてゆく」のワンフレーズですが、これはまんま、満ちてゆく歌でした。

同時に発表されたMVを最初に見たけれど、音楽のほうに惹き込まれていきました。


やわらかなタッチのピアノと歌声ではじまって、だんだんと景色が広がっていくようなスケール感がある展開なのに音が主張しすぎてなくて、聴く人のイメージやこころの動きが自由にフローできるような余白があるサウンドメイク。


その余白は、受け取った人の内側から湧きあがって満ちてゆくものを受けとめてくれる器やゆりかごのようで。息を吐いてできたスペースにふわっと新しい息が入っていくのと同じような自然界のゆらぎが生まれて心地よいのです。


音でも自ずと〈満ちてゆく〉表現になっていて(自然とそうなった感じ)、とても細やかな作り方。メロディーや言葉の選び方、音への乗せ方、歌い方は、言わずもがな。


これは映画のために書き下ろした曲。サウンドの余白が映画のストーリーや世界観も包み込みながら、ひとつの音楽作品としても長く育っていくと思います。映画公開前なのでわからないけど、きっとそう。


MVもまたひとつの映画作品のようで…曲のストーリーに深みが増しています。




そして先日はtiny desk concerts JAPAN でまた違ったアレンジで聴かせてくれて、もうどれだけ多彩で豊かな表現ができるアーティストなんでしょう…。



まだ歌詞はあやふやのまま、ずっとメロディーが頭の中でループしてるのだけど、サビの「満ちてゆく〜」が「生きてゆく〜」と聞こえていて、でもあながち間違ってないよねぇ〜と思ったりしています。


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