270本目「マジック・クリスタル 魔翡翠」(1986年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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マジック クリスタル

みどりの石
魔翡翠

MAGIC CRYSTAL

製作年度:1986年

上映時間:97分

製作国・地域:香港

監督・バリー・ウォン(王晶)

製作:ウォレス・チャン

脚本:バリー・ウォン(王晶)

出演もしくは声の出演:アンディ・ラウ、シンシア・ラスロック、マックス・モク、バリー・ウォン、チョン・マン、リチャード・ノートン、ナット・チャン、シン・フィオン


香港警察の特殊部隊“鷹”、隊長のアンディは友人のシェンからギリシャで不思議なものを預かった。KGBとインターポールまでもが追うその重要なものとは、意思を持ち、謎の力を秘めたクリスタルだった。アンディの甥ペンは偶然クリスタルと仲良くなったため、KGBにさらわれてしまう。アンディは警察の仲間やインターポールと協力してKGBの隠れ家へ、そして再びギリシャへと向かう。クリスタルと少年の友情が「E.T.」調に、クンフー・アクション満載の中に織り込まれる。(allcinema onlineより)


バリー・ウォン監督、アンディ主演の、「マジッククリスタル」を観ました。

けっこう、観たかった作品。作品名は、知っていたけど、監督が誰かまで知らなかったんで、最初のクレジットで、俄然、やる気になってしまった私。


今から20年前のこの作品。バリー監督、若い♪太っているけど、でも、スリムに感じる。

しかも、ロケ地がギリシャっていうのも、なんか豪華な感じがします。バリー監督と、アンディと、少年の構図が・・。


めがね少年
言葉を話す、翡翠なんですが、なんとも、かわいらしくも思えない、岩・・・。たまに、指を出したり、舌を出したりするんですけど、不気味。。よく、この少年は、心を開けたなぁ。めがねの少年は、いつだって、デブのいじめっこに狙われちまう。。。


アンディは、香港警察の特殊部隊「鷹」のメンバーらしいんですけど、冒頭から、ウエイトトレーニングで、タンクトップ率高し!!

かなり、カンフーっぽいアクションを、たっくさん見せてくれて、大いに満足です。

しかも、衣裳がことごとく、おもしろい・・。基本、カジュアルなんす。スエットなんす。たまに、ピンクのジャンパー(胸に「B」って、でっかくはいってました。なんの「B」なんでしょうか。)に、ほんとの、トレーニングパンツ(ジャージというより、中学の体操着みたいなやつ。しかも、鮮やかな青。)をはいて、ものすごい動きをみせてくれます。

ギリシャで、傘を使ったアクションも、イカス!ちょっと、動きが俊ちゃんっぽい。(チャールストンにはまだ早い、の頃。)

最後のほうは、グレーの上下スエット。グレーって、汗かくと、目立ちますよね。(アンディも、しっかり、汗をかいておりまして、汗じみ全開でした。)

洞窟の中へ


チョン・マンと、恋愛風になるのかな~と思いきや、意外と、なんもなく。

暗示がね、
チョン・マンを好きな、私の大好きな脇役(ナット・チャン)の方も、翡翠にだまされ、知らないうちに、病院行きという、意外とハードな成り行きで・・・。


シンシアさんは、その当時、香港で人気があったんだろう、白人女性。おしりがぷりんとしてますが、動きがすばらしいです。

アンディのお姉さん役の人も、すごい動きだったなぁ。


基本、翡翠をめぐる、ギリシャ、そして、香港での、はげしいやりとりなんですけど、要所要所、下品な笑いも散りばめられて、けっこう声をあげて、笑っておりました。ほとんどそういうギャグを請け負うのが、監督と、ナット・チャン。嬉しいです。

なぜか、刑務所にシン・フィオンがカメオ出演。あまりに、その現場設定に似合いすぎ。


痛そうな
最後のギリシャでの戦いは、インディジョーンズもその当時、流行っていたんだろうな、ETも流行っていたんだろうな、と、思われる展開で、さすが、監督は、お客の求めているものをこの頃から、忠実にされていたんだな・・・と思いました。

優しい少年と、翡翠との、不思議友情ストーリー に、ものすごい濃い大人たちが絡んじゃったな、という感じのお話でした。

けっこう楽しかったです。


オススメ度:★★★☆☆

けっこうお金がかっていそうな雰囲気も感じる度:★★★★☆


欧米版だと、こんなパッケージ。↓これなら、観ないような気がします。。。

これなら