報酬はきみのほっぺ【絵日記風】 -4ページ目

放射能汚染と政府の対応 その1



 内閣府原子力安全委員会は23日、東京電力福島第一原子力発電所から大気中に放出された放射性物質の量が、 放出量が落ち着いた今月5日の時点でも、1日あたり154テラ・ベクレル(1テラは1兆)に達していたことを明らかにした。

 (YOMIURI ONLINE  http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110423-OYT1T00667.htm?from=main4

 


 4月18日に東電が発表した原発事故工程表によると、燃料が損傷している3基の原子炉を100度以下の冷温停止状態にし、燃料貯蔵プールの水温を安定させるまでに6~9カ月を要するらしい。

 これはおそらく『うまくいけば―』の話で、大きな余震や台風など何か想定外の事態があればさらに延びることもあるでしょう。

 爆発当初よりは落ち着いてきたとはいえ(3月15日は19万テラベクレル)、154テラベクレルという膨大な量の放射性物質が毎日長期で放出される。

 この事態に私たちはどう向き合えばいいのでしょうか。

 

 闇雲に恐れるばかりでは精神的に疲弊するばかり。

 チェルノブイリのときも被爆への不安で自暴自棄になったり、アルコール依存症になる人が増えたりしたそうです。

 まずはきちんと勉強して、正しく怖がることが必要であると感じました。









*放射能汚染はどこにどの程度広がったのか?

 

 放射性物質は同心円状に広がるのではなく、風向きや地形により汚染地域が変わります。

 チェルノブイリのときにもホットスポットと言って、低いレベルの汚染の中に局所的に非常に高いレベルの汚染スポットがまだら状に点在していました。


 福島第一原発が特にたくさんの放射性物質を漏らした3月15日、そして空へ舞い上がった放射性物質が雨により地上に降り注いだ3月21、22日の風向きはこのような形の汚染地域を作りました↓



  ア)放射性物質移流拡散シミュレーション 2011年3月12日-2011年3月27日

      http://www.youtube.com/watch?v=ni3HX9_lLtA


  イ)福島第一原発から漏れた放射能の広がり(群馬大 早川由起夫教授のまとめ地図)
     
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&msa=0&msid=210951801243060233597.0004a066858a3066ee70a&ll=35.838968,139.924622&spn=0.290566,0.373535&z=11


  ウ)4月24日までの放射性物質降下量(グラフ)
     
http://map.tools-etc.info/image/radioactivity_falldown_graph.jpg


        I-131  茨城>東京>山形>埼玉>栃木>千葉 

        Cs-137 茨城>山形>東京>千葉>埼玉>栃木
       ((福島は多かった時期のデータがないため実際はこの数倍以上になると思われます))


  エ)放射性物質降下量
     
http://spreadsheets.google.com/spreadsheet/pub?hl=en&key=0AjgQ0pwrXV8YdGJORHAzdi1qMlFldUMwRkl4V3VfN0E&hl=en&gid=0


  オ)東京は放射線管理区域と同レベル
    
http://www.youtube.com/watch?v=Hx8BMx09Ie8
    
http://www.youtube.com/watch?v=oXwd-vJJEq0


   
 

 パニックを避けるためなのか、テレビなどではあまり報道されませんが東京も立派な汚染地域です・・・orz


        









 具体的にはどの程度の汚染されているのか、現在の空間線量を元に予想される外部被爆を計算してみることにしました。
 理論的には自分が住んでいる場所に一番近いモニタリングポストでの測定値(μSv/h)http://atmc.jp/ に24(h)×365(day)を掛けると一年あたりに浴びる放射能のおおよその数値が出るはず・・・なのですが、どうもそう単純にはいかないものらしい。

 というのも、測定しているのがかなり高い場所だったりするからです。




    モニタリングポストの高さ


         県        区・市町村     MP地上からの高さ
      ======================================================
        茨城県    北茨城・高萩・大子   約1.3m(可搬型)
                    その他         約2.7m
        栃木県       宇都宮           20m
                    その他         ビル屋上
        群馬県        前橋           20m
        埼玉県       さいたま          18m
        千葉県        市原           約7m
        東京都        新宿           18m
        神奈川        横浜           23m




  You Tubeに投稿されたガイガーカウンターの値↓

    福島県福島市の地表面 21.4μSv/h 
      
http://www.youtube.com/watch?v=21foXtLKnmo
    埼玉県三郷市の地表面 1.8μSv/h 
      
http://www.youtube.com/watch?v=pePMbrOfvq8&feature=channel_video_title
    東京都葛飾区・水元公園の地表面 1.7μSv/h 
      
http://www.youtube.com/watch?v=v9izOp5VKMw
    東京都杉並区の地表面 6.4μSv/h 
      
http://www.youtube.com/watch?v=8rGiHdmsfUI&feature=youtube_gdata_player

    東京都浅草の隅田公園の地表面 2.4μSv/h
      
http://www.youtube.com/watch?v=7rF4bja-Tng
    東京都浅草の田原町駅の地表面 1.6μSv/h
      
http://www.youtube.com/watch?v=uqoB5mu4Btg&feature=related
    千葉県松戸市の地表面 1.2μSv/h 
      
http://www.youtube.com/watch?v=5Jf0w35dCeg&feature=youtube_gdata_player



 上の動画を見ていただければ分かるのですが、これまでに降下した放射性物質が地表に溜まっているため、地表に近づくほど高い線量を示しています。
 孫正義さんも毎日都内で測定されていますが、人間の目線での測定値は新宿の測定値の約2倍らしいです。




 




 一年あたりどれだけの外部被爆を受けるか、イ)の測定値(測定高さ:1m)を元に計算してみました。



    屋外活動8時間、木造家屋(被爆低減係数:0.9で計算)に16時間の場合―

 参考 : http://www.atomin.go.jp/reference/atomic/disaster_prevention/index06.html



①新宿区百人町の測定結果:0.08μSv/h(4/15)


          屋外 0.08    ×8×365 = 233.6

          屋内 0.08×0.9×16×365 = 420.48     

          合計                654.08 (μSv)

    

       一般公衆が1年間にさらされてよいとされている人工放射線(ICRPの勧告)の1mSv内。



②都内ホットスポットと言われている金町での測定結果:0.5μSv/h(5/9)


          屋外 0.5    ×8×365 = 1460

          屋内 0.5×0.9×16×365 = 2628      

          合計                4088 (μSv)

    

       なんと4mSv超え!

  これって妊婦、乳幼児にはかなり厳しい値なのでは・・・?(´-ω-`)



③原発から50km離れた福島県本宮市立和田小学校での測定結果:4.2μSv/h(4/8)


          屋外 4.2    ×8×365 = 12264

          屋内 4.2×0.9×16×365 = 22075.2     

          合計                34339.2 (μSv)

    

       ね・・・年間34mSv?(llllll゚Д゚)ヒィィィィ


  この場所は50km離れてるから避難地域ではありません。

  でもこの値、原発労働者の年間許容被爆量20mSvすら超えています。

  半減期の短いヨウ素の分、今後線量が減っていくという前提だとしてもこれは酷い。







 ③のように福島県では避難地域に指定された場所以外でもかなり線量が高いです。 

 そのため、文部科学省は子供の一年間の許容被爆線量を1mSvから20mSvに引き上げました。

 放射線が子供の健康に与える影響は大人の数倍であることから、この値については国内外の専門家から疑問の声が上がっています(http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210427018.html

 衆議院文科委員会で自民党の河合議員がそれについて突っ込んでくれましたが、高木大臣の答弁がすごい・・・。






   2011.4.27 衆議院文科委員会 河井議員(自民)1-4
           
http://www.youtube.com/watch?v=GlNLKdwBpI0&feature=related



                       ↓
   

     文部科学省 高木大臣の答弁 
      「
1ミリから20ミリの引き上げは文科省から提案した。 
       放射線に関わる労働者は過酷な条件のため、保護する必要があるから基準は

       厳しく設定されているが、小学生は労働をしないので20ミリで問題ない



ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン
 



 

 4月29日、内閣官房参与の小佐古敏荘(東大大学院教授)は抗議の辞意を表明しました・・・。
   http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html

      
「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。
自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」









 
 今も原発から放射性物質はダダ漏れですが、3月の爆発で飛んだ分を除染することは外部被爆線量を少なくするのにかなり有効な手段であると言えます。


・室内はこまめに拭き掃除
・アスファルトやベランダはブラシでゴシゴシ&水で洗い流す
・土は表面部分の数センチを取り除く

 福島市で表土除去の効果を実験した動画  http://youtu.be/nR5ALjRnSAE  を見ると分かりますが、梅雨で地中深く浸み込む前の今ならほんのちょっと取り除くだけでかなり線量は変わります。

 国や自治体には汚染地域にある学校や公園の土を一刻も早く除染してほしい。



 しかし―






   ■福島第1原発:「校庭汚染土は放射性廃棄物」枝野官房長官 

     枝野幸男官房長官は1日の記者会見で、福島県郡山市が放射性物質を含むとして除去した 
     小学校や保育所の土について「原発以外のところで発生する放射性廃棄物ということになる」 
     と述べ、東京電力福島第1原発事故により放射性物質に汚染された廃棄物とみなした上で、 
     今後処分のあり方を検討する考えを示した。 

     枝野氏は会見で、これらの土の除去について「受け入れていただけるところがなければ処理が 
     できない。(警戒区域に設定された)20キロ圏内などのがれきの処理を含め、今後さまざまな 
     問題になってくる」と指摘。「若干時間がかかるかもしれないが、国として(対策の)検討を 
     進めていかなければいけない」と述べた。 

     枝野氏は一方で「文部科学省から示した指針に基づいて対応をいただければ(校庭の土を) 
     除去する必要はない」との見解も示した。 

      ▽毎日新聞 
        
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110502k0000m010067000c.html



 

    い・・・意味不明・・・

_| ̄|Σ・,`,.-===⌒○






 放射性廃棄物と認めながらも除去する必要はないとか、政府は子供を守る気が全くないとしか思えない。

 


近況報告 その3

  『え?帰れないってどういうこと?

   東京から福島って結構距離あるし・・・。』

 

 正直その時はピンときませんでした。



 テレビを見ましたが、どのチャンネルも専門家が


  「原発は何重にも安全対策してあるし、格納容器はすさまじく強固。

   放射能はほとんど漏れません。

   レベル4のスリーマイルにも届くことはありません。

   安全です!」


 を繰り返していました。




  『じゃあ、原発から250km離れた東京なんて全然安全じゃない♪』


 帰るため荷造りを始めようとしたとき、義母に電話が―。

 京都大学(理系)に通っている旦那様の従兄弟からでした。




 「えしぇちゃん、まだそこにいる?

  妊婦は絶対東京に帰しちゃダメ!

  関東も汚染地域になる可能性があるって京大の教授が言ってた。

  東大の教授はもう家族を西へ逃がしたって!」 









 再び私は混乱しました。

 

 コスモ石油の火災に関するデマメールを私も受け取っていましたが、基本疑り深い人間なので出所のはっきりしない情報を鵜呑みにすることはありませんでした。

 しかし今回のソースは親戚。

 テレビの専門家と親戚、どちらを信用すればいいのか・・・?

 


 

 

  『妊婦の幼児二人連れでは何かあっても身動きが取れない。

   念のため一週間、様子を見よう。』



 

 半信半疑とはいえ、やはり家族離れ離れになるのは不安。

 旦那様と義姉夫(横浜在住)にも残っていて欲しかったのですが、男性陣は「爆発しようが何しようが、会社から指示ない限り仕事は休めないから!」の一点張りで、義姉と泣く泣く関東に戻る二人を見送りました(。ノ□`p。。)





 その後は不安を解消するために必死で情報集め。

 原発に何か起こったら、首都圏がパニックに陥る前に旦那様に 『逃げてぇ!!!(((p(≧□≦)q)))』 の連絡を入れられるし・・・(自己中ですいません^^;)




 しかしテレビでは 「安全です。心配ありません。」 ばかり。

 そこでネットを覗いてみることにしました。






 掲示板では安全厨と呼ばれる楽観派と危険厨と呼ばれる悲観派がそれぞれの見解を戦わせていました。

 危険厨の意見のソースはCNNなどの海外報道。

 海外ではかなり早い段階からこの事故がスリーマイルをはるかに超え、チェルノブイリに迫る危機的なものではないかという報道がされていました。

 実際、IKEAやH&Mをはじめとする外資系企業は16~17日には本社機能を関西へ移転しましたし、オーストリア大使館は15日に大阪へ、ドイツ大使館は16日に大使館機能を大阪に一部移転するとともに東京と横浜に住むドイツ人に避難勧告を出していました。

 


 一方で安全厨は・・・


   (以下掲示板よりコピペ)

   

819 :可愛い奥様[]2011/03/14() 20:33:09.73 ID:8CyGM/3J0
>>794
別に暴走してないからw

稼動してないし、分裂反応は止まってんのよ。

ただ、余熱をとる必要があるだけ。


898
名前:可愛い奥様[] 投稿日:2011/03/14(
) 20:45:43.05 ID:8CyGM/3J0 [43/45]
>>830
どのみち、そんな簡単にすぐには原子炉が壊れたりなんてしないんだってば。
んで、燃料棒が少しぐらい溶けたって、水が入れば問題ないんだよw


159
:可愛い奥様[]2011/03/14(
) 21:56:14.60 ID:8CyGM/3J0
>>133
野菜は洗えば食えるよw

395
名前:可愛い奥様[] 投稿日:2011/03/14(
) 22:50:24.98 ID:u85f0oTd0 [10/28]
>>391
東京どころか原発から10km地点でも大丈夫だ
旦那さんは賢いですが、あなたはパニックになって真っ先に死ぬタイプです


528
名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2011/03/14(
) 23:30:41.84 ID:zNQV1I8o0 [13/16]
>>521
他の原発スレでも話題になってた
無知過ぎwww みたいな感じ

おもしろがって晒されてたよ。昼間 orz

573 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2011/03/14() 23:43:36.35 ID:W2xxTn8Y0
被爆て言葉だからあれだけど

レントゲン撮る時浴びる放射線よりも少ないんだけどなあ

多分何言っても聞かないだろうら迷惑かけない程度に好きに行動するしかないよね

ある種こういうのも被害の一つの形だよね

精神的な圧迫というかさ


592
名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2011/03/14(
) 23:49:16.19 ID:ttcNrkwu0 [14/19]
>>583
そのまま海に流すわけがない
ちゃんと分離して安全な水だけ流す

放射線物質は地下深くへ


655
名前:可愛い奥様[] 投稿日:2011/03/15(
) 00:03:47.53 ID:8CyGM/3J0 [18/18]
なんか思ったけど、報道してるマスゴミも不安を煽るようなことばっかり言ってるんだよね。

「南側10キロの地点で、通常の○○倍の9、5マイクロシーベルトの放射線を確認しました」とかさ。


こんなの大したことないんだよ。

レントゲン撮りまくってるお年寄りの人らをディスってんのか?と思うわw



 12日の時点で「首都圏の人間も逃げろ、危ない!せめて外出を控え、雨には濡れないように!」と警告していた危険厨の意見は『いたずらに不安を煽る非国民』と安全厨にフルボッコにされていました。







 しかし3月12日の1号機のベント、水素爆発、10km圏内の住民に避難指示に引き続き、

  • 3月13日 3号機も冷却装置注水不能に陥りベント。冷却のため海水の注水を開始。2号機もベント。
  • 3月14日 3号機の建屋でも水素爆発。2号機にも海水の注入を開始。
  • 3月15日 2号機でベント、爆発音。4号機建屋でも爆発が発生、建屋が損傷。その後火災。
  • 3月16日 4号機で火災発生。3号機より白い煙が発生。
  • 3月17日 3号機の使用済み核燃料プールへ海水投下。半径20km - 30km圏内の住民に屋内退避指示。
 最悪のシナリオである水蒸気爆発は免れたものの、事態は悪化の一途・・・。
 一週間だけ様子を見るつもりが、帰るに帰れなくなりました。




 結果的には


  ①メルトダウンは起こっていた

  ②格納容器もどうやら壊れているらしい

  ③厚生労働省は3月18日付で放射能汚染野菜の放射線測定方法の前処理に関する通達を出していた。

     改正前:洗わず測定→改正後:洗って測定  

       http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014tr1-img/2r98520000015is5.pdf

   よく洗ってやっと暫定基準値をクリアした高濃度汚染野菜は、軽く洗った程度だと暫定基準値を超える。
  ④40km離れた飯舘村でも326万ベクレル/観測(チェルノブイリでは55万ベクレル/で強制移住)

  ⑤滞在時間分の積算と、一瞬の外部被爆であるレントゲンと比較するのは間違い。

  ⑥4月21日の時点で海に計4700テラベクレル垂れ流し(一年間に外部に放出していい基準値の2万倍)


 ― ちっとも安全じゃなかった orz






 4月12日 原子力安全・保安院は、国際原子力事象評価尺度(INES) の暫定評価値をレベル7の「深刻な事故」に引き上げましたが、レベル7に達したのは3月15~17日で、そしてそのことを政府は早い段階で知っていた。
  
 つまり 「ぜ~んぜん安全ですよ^^」 とテレビで言いまくっていた時期には分かってて隠していたわけです。

 東京に降り注いだセシウム137は3月21~22日の降雨で1960年代前半までに行われた大気圏内核実験で1年間に降った量の3倍近くに達したのに、警告など何もなかったために外へ出て被爆する人が多数出てしまった。
 
 3月17日に食品や水道の基準値を大幅に引き上げておきながら、「基準値以下だから安全^^」を繰り返す政府、そして暫定基準値の安全性についてほとんど突っ込もうとしないテレビ。

 


 そしてついに4月15日、内閣府はチェルノブイリの事故での被爆で健康に影響は認められなかったと言い始めた。 http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html









 工エエェ工エエェ(゚;益;゚(゚;益;゚)゚;益;゚)ェエエ工ェエエ工



 ん・・・んなあほな・・・!!!
 未だ苦しむベラルーシの子供たちは一体なんだというんでしょうか。
 







  パニックを起こさないため?
 
  認めてしまうと補償が巨額になってしまうから?

  国を守るためには少々の犠牲もやむなしってこと?









 

 国が言う「安全です^^」が嘘だったとき、一番被害を受けるのは放射能の影響を受けやすい子供たち。

 6歳の陸くん、1歳の空ちゃん、そしてお腹の中にいる海くんの母親である私は神経質なくらいでちょうどいい。

 危険厨になろうと決心したのでした。
 

近況報告 その2


3月11日(金)―


 翌日は大阪で義弟の結婚式が予定されていました。

 旦那様は有給を取り、陸くんの幼稚園が終わるのを待って家族全員で駅へ。

 途中旦那様が家に携帯を忘れて引き返すというハプニングがあり、私たちはかなり早足で歩いていました。


 あと少しで商店街を抜けて駅というところで・・・
 電線がブランブラン

 ガラスがビシビシ


 私は最初それを風のせいだと思っていました。

 旦那様の「地震や!」という声と共に立ち止まってやっと、地面全体が船の上のように揺れているのに気づいたのです。



 

 保育園からは保育士さんに付き添われ、号泣しながら外へ出る防災頭巾をかぶった園児たち。

 商店街中のお店から人が道へ出て来ます。

 中には銀色の防災バッグを抱えて飛び出してくる人も。

 あたりは騒然としていました。

 

 ゆらゆら

 ぐらぐら


 「長いね。」

 「長すぎるよ。」


 東京は比較的地震の多い場所ですが、こんなに長い揺れは初めて。

 一向に収まらない揺れに周りの人の顔がどんどん不安そうになっていきます。


 震源は近いのだろうと思っていましたが、商店街にある整骨院の待合室に設置されたテレビをガラス越しに確認すると、震源は東京から遠く離れた三陸沖。

 阪神大震災を私は滋賀で、旦那様は京都で体験。

 震源から遠く離れた場所で尋常でない揺れを感じた私たちの体験から、今回もなにかとてつもないことが起きているであろうことは容易に想像がつきました。




 「この分だと電車は当分動かないだろう。」

 とりあえず家に戻って電車の復旧を待つことに。

 携帯電話は全く使えず、家の電話で無事を両実家に伝えました。 


 テレビでは刻一刻と悲惨な被害状況が明らかになっていきます。

 津波がこれほどまでに恐ろしいものだったとは・・・。

 阪神大震災のとき『私が生きているうちにこれ以上の惨事を見ることはないだろう』と思っていたのに、今度の災害はそれを遥かに凌ぐものになるのではないだろうか?


 さらに明け方まで断続的に訪れる余震―。

 深く眠ってしまってはいざというときに子供を助けれらないかもしれないと不安でたまらず、一睡も出来ずに朝を迎えたのでした。






 翌朝、テレビで中央線と新幹線が動いていることを確認して駅へ。

 中央線はノロノロ運転で東京駅までいつもの倍以上の時間かかりましたが新幹線は普通どおりに動き、なんとか昼過ぎに新大阪駅へ降り立つことが出来ました。


 大阪は震災など夢だったのではないかと思うくらい平常そのもの。

 しかし義弟の結婚式は震災の犠牲者に対する黙祷から始まり、やはりあれは現実だったのだと感じました。


 結婚式の後は九州など遠方から来た親戚たちと共に旦那様の実家(兵庫)へ。

 疲れと睡眠不足から、その日はテレビも見ずに泥のように眠りました。






 翌朝、新聞を開けた義姉夫(横浜在住)が


 「俺たち・・・帰れるんか・・・?」


 義姉夫の肩越しに、福島原発の爆発を伝える一面記事が目に入ったのでした―