2024年  5月29日(水)  梅田呉服座

「劇団美山」

千穐楽 夜の部


劇団美山の五銃士とは、


★里美たかし総座長「闇の王」を筆頭に

★里美こうた座長(幸せのひとときを

           あなたに) 

★里美京馬副座長(人生四面楚歌)    

★里美花太郎花形(とっとこ花太郎) 

★里美祐樹後見(空前絶後の

          へらちょんペ) 


の五人の銃士の事です笑飛び出すハート


()内の言葉は、劇団美山さんの演目に書いてあるので、使わせてもらいました爆笑


なんか、上手く言いあててるような

イメージキャラのような気もします爆笑飛び出すハート


京馬副座長の6月公演の「京馬の日」のタイトル「人生四面楚歌」を使わせてもらいましたが、笑ってしまいましたゲラゲラ

敵に囲まれてるんですか❓笑笑笑



そんな五銃士さんの千穐楽に、参戦

して参りましたデレデレ

     

第一部 お芝居「曽根崎心中」  

第二部 舞踊ショー「千秋楽だよ

             全員集合」 


この日は満員御礼、パイプ椅子の補助席も出て、大入り10枚出たとお知らせがありましたハートラブラブ拍手拍手   


お芝居の「曽根崎心中」は、

元禄時代に大阪で本当にあった

心中事件を題材にして、 

近松門左衛門が創作した名作で、

映画🎥や文楽、歌舞伎など、もちろん

大衆演劇や各舞台で今も演じ続けられています。 


前に私のブログでも書いています下矢印



文楽とか歌舞伎では、醤油問屋の主人の久右衛門から、持参金付きの縁談が徳兵衛に持ち上がり、

徳兵衛の実家の継母は、徳兵衛に黙って

この話しを承諾し、

持参金を受け取ってしまいます。


徳兵衛は天満屋の遊女、お初と愛し合う仲なので、この縁談を断り、

継母からお金を取り返して、久右衛門に返すはずだったのですが、


親友の油屋九平次にこのお金を貸してしまいます。

そのお金がなかったら、心中しなければいけないと泣きつかれたのです。


そのあと九平次に裏切られるのですが、


大衆演劇では、

継母は出て来ず、御用(支払い)をしてきて欲しいと、店の主人がお金を徳兵衛に託すのです札束


その大事なお金を、九平次に騙し取られるという風に描かれています。


「劇団美山」も、この手法で

醤油問屋の主人(里美花太郎花形)が

徳兵衛(里美たかし総座長)に、

京まで行って20両のお金を、

御用して来てくれと言うところから、

お芝居が始まりました。


この日は千穐楽なので、楽しく終わりたいという意図があったのか、

お二人のアドリブがすごい量で、

アドリブ合戦をされていました。


場内のお客さまの笑いが絶えない

シーンとなっていました笑笑笑


楽屋裏の話しがバンバン出て来て、

一部書き出すと、


醤油問屋の主人(花太郎花形)が、

「3日の猶予があるから、京で遊んできたらええ」と

徳兵衛(たかし総座長)にお小遣いを渡すのですが、


徳兵衛役のたかし総座長は、

「そんなはした金」と言うような顔をして、鼻で笑います笑


主人役の花太郎花形は、

「みんな楽屋でお金を数えるのは、自分の手で数えるのに、アンタは器械を使うもんなニヤリ

器械でパラパラとやって数えるの、銀行以外で初めて見たわえー

楽屋で器械を持ってるのアンタだけやわムキー」と、やり返します。


場内、爆笑ゲラゲラゲラゲラゲラゲラです❗

(その話し、本当かウソか知らんけど笑)


こういうところが吉本新喜劇と違う

オモシロさなんだと思います爆笑


又、吉本とは違うお笑い笑笑笑

オモシロイです笑飛び出すハート


そんな風にアドリブのやり合いで、

花太郎花形が袖に引っ込む時間も長引いて、お芝居が延びて行きます。


やっと、袖に引っ込めて、

次は九平次役の京馬副座長が出てきたら、

今度はお金を貸した証拠に証文を書けというシーンで、

又、たかし総座長とアドリブが始まりました爆笑


千穐楽の前の日が京馬副座長の誕生日公演で、前の晩からの長い時間のお稽古で疲れているのに、

本番の日は京馬副座長が気持ちが

ハイ上矢印になり、踊りを増やしますとなり、

夜の部、11時に終演となったそうで、

その詫び状を書かされる始末、

たかし総座長の言われるままに、アレやコレやと書く事になり、

それがお金を貸した証文として、使われました笑


お客様の知らない裏話がどんどん出てくるので、

オカシイやらオモシロイやら笑笑笑


「そんな事があったの〜❓」って感じで、

お客は喜ぶ、喜ぶ爆笑爆笑飛び出すハート



結局、お芝居の時間も延びて行き、

こうた座長のお初がやっと登場した時には、

「やっと出て来れたわプンプン

この衣装のまま、

1時間も待たされたわショボーン

って、笑いながらボヤかれていました爆笑

笑笑笑



このあと、

徳兵衛(たかし総座長)と、お初(こうた座長)の相舞踊も入れながら、

あの名場面の心中シーンへと

物語が進んで行きましたえーん



同じ演目のお芝居でも、

劇団が違い、役者さんのキャラクターが

違えば、それぞれ味が変わって、

演劇って、

ホントにオモシロイ❗❗


劇団の色、カラーもあって、

同じ役をされても、役者が変わればその役者さんの色になるので、

そういう楽しみ方もオモシロイなぁ~ハート

と思う、今日この頃です爆笑爆笑



ちなみに、

お初と徳兵衛のこんな像が、

露天神の境内にあるそうです。



※写真はお借りしました。


舞踊ショーの写真は掲載禁止🈲🚫で、

ラストショーの写真と集合写真は

掲載OKOKなので少しですが、

載せておきます。








歌っているのではありません爆笑









中村美嘉さんの飼われている、二匹の猫ちゃん黒猫三毛猫
とても大人しくて、美嘉さんに抱かれて
お芝居にも登場で、役者業もされています笑
劇団員の皆さんに愛されているようですねハートラブラブキラキラ

ゴメン❗猫ちゃんの名前、忘れたてへぺろ












楽しい千穐楽も無事に終わり、
6月は池田呉服座ですぐに会えるので、
お見送りはナシという事でした照れ

              ーSee  You  Againーバイバイバイバイバイバイ