2024年(水) 3月20日 春分の日
西成結劇場 「劇団心」
昼一回ロング公演
お芝居→「曽根崎心中」〜来世〜
舞踊 → 心哉祭り
お芝居は「盲目のお市」から
「曽根崎心中」に変更になりました。
このお芝居は、心中物のお芝居として、とても有名なお芝居で、
歌舞伎や人形浄瑠璃、映画などで
上演され、
宝塚歌劇では「お初徳兵衛」を
骨組みとした「やらずの雨」と
いう物語が公演されています
近松門左衛門という方は、
江戸時代に、人形浄瑠璃や
歌舞伎の脚本を書く劇作家として
活躍された人物です
たくさんの作品を残されています
「曽根崎心中」は本当にあった事件を、近松門左衛門が脚色して
事件の1ヶ月後に上演されて
人気を博した作品だそうです
物語はこんな風です。
醤油問屋の手代、徳兵衛が親友と
思っていた油屋の九平次に
困っているからお金を貸してと言われ、3日後には返すからと
証文まで書いてもらったのに
九平次は最初から返す意思はなく
徳兵衛が詐欺を働いていると
罪を着せ、自分は逆に徳兵衛に
騙されたのだと吹聴する始末、
詐欺の濡れ衣まで着せられた
徳兵衛はお金をだまし取られ、
お店に返すあてもなく
恋仲だった北新地天満屋の遊女と
死を選ぶという物語です
「劇団心」では
徳兵衛に心哉座長
お初に星乃レイナさん
九平次になおとさん
(この悪い役に龍都若座長が
やっておられるそうです。今は
お休みなので、なおとさんが演っておられました)
ラストの心中場面では、
徳兵衛がお初に刃を向けるも
一度は躊躇し、お初が徳兵衛を
促し刃を受けます
お初を手にかけたあと、徳兵衛も
自ら刃を首に当て、雪❄がドッと
降る中、死への旅路に
向かいます。
心哉座長もレイナさんも
本当に涙を流され、お二人の熱演に
涙💧涙💧の舞台でした
死への旅路に向かったあと、
ここで一度、幕が閉まります。
ですが〜!
副題に〜来世〜とついていますよ~
お見逃しなく〜
又、幕が開きお話しが続きます。
でも、このあとの事は
これから観る方のお楽しみとして、
黙っておきます😄
これは、心哉座長のオリジナルでは
ないと仰っていたので、
他劇団でも公演されると思います😊
その後はどうなったのかしらと、
思いを馳せていて下さいね