昨日は、「君たちはどう生きるか」の監督、宮崎駿監督について書いた。
思いがけず、監督が天王星リターンを迎えた事を知り書いた記事。
このブログでは天王星ハーフリターンについては書いていたものの、天王星リターンについては書いていなかった。
そこで改めて、天王星リターンについて説明。
天王星リターン
天王星は約84年で太陽のまわりを一周する。
つまり、トランジットの天王星が誕生日ホロスコープ(生まれた時)の位置(同じ度数)に戻るのが天王星(ウラヌス)リターン。
最近の日本人は寿命が延びたので、天王星リターンを経験する事もままある。
でも84歳で占星術のセッションを受ける人はほぼいないだろう。
ということで私の周りで天王星のリターンを経験した人の経験談を聞いたことはない。
かわりに、多くの人が経験するのは天王星のハーフリターン。
天王星は42年で元の場所から180度の位置に移動する。そのころに人は中年の危機を迎える人も多い。ということで天王星リターンは日本の厄年的な雰囲気がある。なぜなら天王星は日常に埋没している人を覚醒に導く天体。天王星には変革、刷新、思いがけない変化、急激な展開、の意味がある手放したほうがよいものにしがみついている人にとって、天王星の「不要なものを手放せ」のサインに対し欲や世間体、怠惰な心などから拒否するにとっては、それは人生の危機や不幸に感じられるだろう。でも、いつでも新しい世界に飛び込める用意や執着にとらわれない人にとっては、それはロケットの発射台の様に今までとは違う宇宙や世界への扉を開くチャンスになり得るだろう。
現に、小説家の宇野千代さんはお年を召してから改めて人気が出て、なんと84歳にして、つまり天王星リターンの時に、小説の賞、菊池寛賞を受賞した。
宇野千代さんは、若いころも沢山の男の人と浮名を流したが、お年を召しても若い男性が好き(いやらしい意味でなく)で、とってもチャーミングで、素敵な人生の先輩として人気が出た。
なので、もしかして、もしかしたら、もしかして天王星リターンを迎えた宮崎駿監督の新作「君たちはどういきるか」は大当たりするのかもね!
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