昨日、おとといの記事で
ほとんどの人の中に、子どものころの満たされない思いを抱えた子供がいるのです。
子供の頃の怒りや恨み、それによる悲しみをかかえているものなのだ。
そして、 多くの人のインナーチャイルドは癒しきれてない。
私は、関係ないと思っていても、多分、それは忘れているだけ。
と繰り返し書いた。
自分を癒し続けて良かったと思うことの一つは、自分のインナーチャイルドが、とても傷ついているということに、気が付けたこと。
多くの場合、自分を癒し始めてからの深い体験としては、これだと思う。
このことに気が付かないままだと、次の深い体験に向かえないと思っている。
頭で考える傾向性の人や、「いい子」タイプの人が、その傾向性が強い。
反対に、まったく考えたくない感じの人も。
そういう人は、だいたい、インナーチャイルドの取り組みを嫌がる。
なので、セッションを途中で放棄したりする。
(だいたい、そういう人は、私のセッションを受けないだろう。
全部、指示してくれるセッション、自分が考えないで済むセッションを好むのだろう。)
自分は、絶対に親のことを恨んでいないとと思っている人。
私の心は、絶対に傷ついてないと思っている人。
親について恨みつらみを言ったり泣いたりする人を「痛い」と言ったり、内心で思ったりしている人。
そんな感じの人達って、すごく、もったいないことをしているな、と感じる。
でも、なんで、そんなことを感じるかというと・・・
自己の癒しに取り組み始めたころでさえ、私が、そうだったのだ。
自己の癒しに関するワークショップで、親との関係性に問題がある人が、皆の前で泣くのを見るのは、好きではなかった。
なんで、泣くのか理解できなかった。
「痛い」と思った。
そして、私は、傷ついていないから、関係ない、と思っていた。
バリバリ、上に書いたタイプの人だった!
でも、今なら、わかる。
自分も、同様なのだと気が付くことを、私のエゴが阻止していたのだ。
エゴは、人は癒しが進むと、自分のことを頼らなくなると知っている。
なので、癒しを進めさせないよう、あらゆることをする。
他人の言葉や態度を見て、背筋が、ぞわぞわしたり、居心地が悪いときって、心の奥からのメッセージ。
気づけという信号。
だから、あなたも
「ふん、あんなに泣いちゃって。
私には、全然、関係ないわ。」
って思ったのなら、自分にも同じ傾向があるか、心の奥が、
「気が付きなさ~い!」
って言っていると思って、考え直すと、いい。
自己の癒しをしてなければ、きっと今も、私、傷ついたインナーチャイルドに気が付けず、癒しが進んでなかっただろうな。
そして、今頃も、じわじわと、劣等感や自身のなさ、不安などに苦しんでいたんだろうな。
想像すると、ぞっとする。
自分を癒し続けてきて良かったなと思う。
フラワーエッセンス・占星術・タロット
虹の花(スカイプ・ズームで全国対応可)