最近読んで「生きるってしんどいけど奇跡なんだな」って思った本 | ゆるシュタイナー教育とお片づけ お部屋づくりサポート

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部屋づくりは、子育てのひとつ。
娘達の子育てで出会ったシュタイナー教育をベースに、お片づけで創るお部屋づくりをサポートしています。
大阪府在住、中&小学生の姉妹2人ママ

本が好きで、どこに行くにも本を持ち歩きます。

 

ちょっとした活字中毒ですね。

 

芦田愛菜ちゃんが

「何も読むものがない時は成分表示を読んでしまう」と

言っていた(もしかしたら取説?うろ覚え)

ことに、強く共感します照れ

 

愛菜ちゃんの知性にあやかろうとか、そんな下心はありませんよ。。

 

 

 

で、本題

 

最近読んでよかった本のご紹介です!

 

潰瘍性大腸炎

 

という難病について、耳にしたことはあっても

これほど日常を追い詰める病気だと、想像していませんでした。

 

頭木弘樹さん著→食べることと出すこと

 

足が不自由だと行ける場所に制限が出る

耳が不自由だと行動やコミュニケーションに支障が出る

目に見える器官や疾患は、周囲の対応や環境作りで

どうしたら良いか工夫できる

 

けれどその不自由や不都合とは、また別の次元で

体内の見えない臓器の機嫌を伺いながら

恐る恐る「食べる」という生きる行為を行う

この辛さと葛藤と哀しみを表現する頭木さんの飾らない言葉が、

飾らないありのままの事実だからこそ

胸に迫る文章でした。

エッセイ風なので短文で、淡々と書かれているからこそ

こちらの想像力の余白を残す文章です。

 

 

生きることは食べることで

 

食べることは出すこと

 

 

当たり前に見えることは、全てありがたくて

全て奇跡的なことなんだと

そんな毎日に手を合わせたい気持ちになります。。

 

 

機会あればぜひ、読書の秋の候補にニコニコ