鍼灸師の松本 康宏さんの記事に、
「座り方からみた下肢機能の障害」
というお話が載っていました。
簡単に言うと
「割り座って多かれ少なかれリスクが伴うよ」
というお話です。
筋肉少なめ・柔らかめの子が
とりやすい姿勢。
リスクの理由のひとつに
・人間の脚は、モモの骨に対してスネの骨が
少し外側にねじれて付いている。
・このねじれが進行すると、膝に大きな
ストレスがかかり、膝のケガの原因になる。
その膝のねじれを助長する姿勢が
「割り座」なんです。
骨盤を起こして体幹を真っ直ぐ整える筋力が
弱いことが原因なんですけど、
同じ姿勢を取り続けることで、骨盤と体幹が
固くなるという二次的弊害もあるんです。
ただ分かっていても、割り座をしてる子は
「この姿勢が楽だから」
「この姿勢しかとれないから」
割り座をしているわけです。
「良くないよ」って言われても、
習慣化したら状態から簡単には修正できない。
そして実は、
我が家の下の子も割り座が大好だったのです。
だから、どうしたものかと日々考えてました。
☆*°-----☆-----✰*。
ですが我が子は
割り座大好き「だった」のです。
(割り座歴1歳4ヶ月~1歳10ヶ月頃)
なんと最近卒業しました
地道な努力が功を奏したのでしょうか( ´•̥ ̫ •̥` )
今(2歳0ヶ月)ではほとんど割り座をしません。
【 気をつけていたこと 】
①床におもちゃを置かない
②棚におもちゃを置く・片付ける
「座りっぱなしでは遊びが続かない」
まずはこれを目指しました。
「その座り方ダメ!」って言いたくない
遊んでいる手を止めなくなかったのです。
あと箱にポイポイいれる収納だと、
体幹や手に力を入れなくてもいい。
でも棚に並べる時は、体幹や手に力を
込めないと置けないんです。
もちろん一緒に片付けます。
③壁にお絵描きコーナーを作る
④壁に貼る(マグネットや絵)
座った時に骨盤や体幹を起こし続けるより
立った時に骨盤や体幹を起こす方が楽です。
なので、立った姿勢で骨盤・体幹を
起こしてもらいました。
⑤あらゆる所にイスと机
⑥「ママと座ろう*°♡」とこちらからお誘い
床で座るより、イスに座る方が
骨盤・体幹は起こしやすい。
床に座る前に、イスに座る習慣をつける。
こんな配慮をしました。
⑦公園で坂やアスレチックネットを
好きなだけ登る
これは自分から進んでやっていたので
心がけていた訳では無い...
すると2歳を目前にして、
床でもあぐらや正座、時に割り座を
するように変化してました
☆*°-----☆-----✰*。
副産物として、
この割り座以外の座り方を自然に
取れるようになってすぐ、
「トイレでオシッコ!」
と、自分から言うようになりました。
骨盤周囲の筋肉が整ったことに伴い
膀胱の感覚も整い、排泄に関わる筋肉が
コントロールできるようになったのかな?
そんな風に捉えています*°♡