映画『鬼平犯科帳 血闘』

鬼平を、中村吉右衛門から松本幸四郎が受け継ぐ。

若き日の鬼平を息子の染五郎が。

中村ゆりのおまさ、火野正平の彦十、浅利陽介のうさぎも、先代とは違った味がある。

円熟の吉右衛門に対し、若さと活劇の幸四郎。

志田未来や松本穂香のやさぐれた演技も見事。

極悪の北村有起哉と、孤高の盗人の柄本明は、さすが。

薄幸な女たちへの「ひとは、生まれ落ちるところは選べないが、誰を慕うかは選べる」とのセリフ。