評価

1. ストーリー構成と展開 ...7
2. キャラクター描写と演技力 ...6
3. テーマ性 ...7
4. 心理描写 ...6
5. 脚本...6
6. 映像演出 ...6
7. 音楽...5 
8. 色彩表現・象徴性 ...6
9. テンポ・編集 ...6
10. 結末・余韻...5

計60点

ファンタジー映画としての出だしのワクワク感は満点。
「これからどう展開していくんだ!?」という期待を、
グイッと引き上げてくれる導入は実に素晴らしい。

だが――

そのまま大空へ飛び立つかと思いきや、
途中で急にぐるっとUターンしてそのまま安全着地。
期待値を超える爆発力はなかった……
けれど、そこそこ楽しめる作品ではある。


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そして注意事項。
下ネタあり。
家族で観ると、
「この空気どこに逃がせばええねん」
という地獄の沈黙が訪れるのでおすすめしない。

どうせなら
大人向けに全振りするか
家族向けとして潔く無菌化するか、
どちらかに振り切ればもっと評価が上がっただろうに、
中途半端なライン取りが惜しい。