『フォレストガンプ』
1. ストーリー構成と歴史との融合
★8
2. キャラクターと演技(トム・ハンクス)
★8
3. 映像・撮影美(ドン・バーグス撮影)
★8
4. 音楽・サウンドトラックの構成
★8
5. 象徴とメタファーの使い方
★8
6. 編集とテンポ
★9
7. テーマ性(運命・純粋さ・アメリカ社会批評)
★8
8. ユーモアと感動のバランス
★8
9. VFXと実写合成技術
★7
10. 文化的・社会的影響と余韻
★8
計80点
高校生のとき、映画館で観た。
そのとき先着でもらったサイン入りプロマイドは、今でも大切にしている。
本物のサインかどうかは怪しいけれど、
あの時の気持ちがこもった“思い出のしおり”として、今もフォレスト・ガンプの小説にそっと挟んである。
で、内容の話に移ろう。
一言で言うならば、「大盛り海鮮丼」。
恋も戦争も友情もビジネスも歴史も、
あらゆるジャンルが“フォレスト・ガンプという器”の中に豪快に盛られている。
だけど不思議なことに、どれもケンカせず、ちゃんと美味しい。
一口ごとに違う味がして、観ていて全く飽きない。
テンポも抜群で、
気づいたら映画が終わってる。
だけどお腹いっぱい。
「あぁ、今いい映画を観たな」って、しみじみ満足できる一杯(※映画)だった。