映画『X』
評価
1. ストーリー構成と展開
★7
2. キャラクターの描写と演技力
★7
3. 映像美とロケーション
★6
4. 音楽と音響効果
★5
5. テーマ性とメッセージ
★4
6. ホラー要素と恐怖の演出
★8
7. ファンタジー要素と世界観の構築
★7
8. 脚本とセリフの質
★6
9. 編集とテンポ
★7
10. 結末のインパクトと余韻
★6計63点
私は知らなかった。
これが三部作だということを。
何の気なしに『Pearl』を先に観てしまい、「おぉ…女優、めっちゃ良いじゃん…演技もすごい…」と感心していた矢先、それがまさか“過去編”だと知ったのは、観終わった後だった。
で、順番を逆にして『X』へ。
ある意味“後日譚”として観たわけだが、結論としてはこうだ:『Pearl』の方が格上。
『X』はホラーらしいホラーで、わかりやすいしテンポも悪くない。
でもね…“老いたペアの性欲”という、こちらが望んでいない刺激を全力でぶつけてくる。
「うわぁ…そんなに見せなくても…」という気持ちを抱えながら、「でもまあ、ホラーだし…そういうのもアリ…か…?」と自分に言い聞かせて鑑賞続行。
いや違う、やっぱ見たくなかった。
あれは“必要以上に必要ないもの”の見本市だった。
でも、役者の熱量は素晴らしかったし、シリーズとしての野心も感じる。