ドラマ『ウエストワールド』




評価

1. ストーリー構成(プロット・ミステリー性)
 - タイムラインの多層構造、伏線、どんでん返しの巧みさ 
★10

2. テーマ性(AI・意識・自由意志)
 - 自我の覚醒、人間の本質、ループの哲学といった思想の深み 
★10

3. キャラクター描写と演技
 - ドロレス、メイヴ、バーナード、ウィリアムなどの複雑な人物像と演技の力強さ 
★10

4. 世界観・設定構築力
 - ウエストワールドをはじめとする各パーク、企業、未来社会の作り込み 
★10

5. 映像美・VFX・ロケーション
 - 未来と西部の融合、美術やロボット設計の精緻さ 
★10

6. 音楽とサウンド(ラミン・ジャヴァディ)
 - クラシック曲のアレンジ、感情を揺さぶるBGMの使い方 
★10

7. 演出(テンポ・雰囲気・カメラワーク)
 - 哲学的対話、暴力描写、抽象的な表現の緊張感ある演出 
★10

8. メタ構造と自己言及性
 - 「物語の中の物語」としての構造や、視聴者の知覚を試す仕掛け 
★10

9. シーズンごとの進化・変化
 - 西部劇的世界からサイバーパンク都市への変遷と挑戦性 
★10

10. 結末・余韻・メッセージの伝達度
 - 複雑な問いをどこまで回収できたか、最終的に何を観客に残したか

★10

計100

観終わったあと、開口一番こう言った。 

「……完璧じゃん。」

もう何も言うことはない。

西部劇 × SFという一歩間違えばコスプレ大会になりそうな組み合わせを、
ここまで知的かつ美しく仕上げてくるとは。 

もはやこれはドラマというより、“哲学するエンタメ”である。 

人間とは何か?自由意志とは?ロボットの方が私より悩んでるじゃん。 

毎話が濃厚。

セリフが刺さる。

映像が美しい。

展開が鬼。 

つまり完璧。