映画『クライング・ゲーム』
評価
1. ストーリー(構成・テーマ性)
 - 政治的背景と個人の感情がどう交錯して描かれているか 
★10
 2. キャラクターの心理描写と変化
 - フォレスト、ジミー、ディルそれぞれの複雑な内面の描写 
★10
 3. 演技力(特にスティーヴン・レイとジェイ・デヴィッドソン)
 - 感情の機微やアイデンティティの揺らぎをどう演じたか
★10
 4. どんでん返し(サプライズ効果とその後の描き方)
 - 中盤の衝撃展開の衝撃度と、その“扱い方”の繊細さ
★7
 5. 演出(緊張感・雰囲気)
 - IRAの暴力と、恋愛・葛藤の空気感をどうコントロールしているか
★10
6. 音楽・音響(特に主題歌)
 - ボーイ・ジョージの「The Crying Game」など、音楽の物語への溶け込み 
★10
 7. 映像・ロケーションの使い方
 - アイルランドとロンドン、都市と自然、それぞれの対比的な風景
★10
 8. アイデンティティと性の表現
 - 性的マイノリティや「愛の本質」をどう描いているか 
★10
 9. 政治と個人のバランス
 - テロ、国、信念など「大きなもの」と「小さな個人」の交差の描写
★9
 10. 結末の余韻とメッセージ
 - 観客に何を残すか。赦し、再出発、愛の意味など
★10
計96点
レンタルビデオで映画を借りまくっていた頃
(懐かしい)
VHSのパッケージには『結末は秘密に』的な事が書いてあったはず
しかし私はパッケージを見た瞬間秘密が何なのか分かってしまったため、残念ながら秘密に対する驚きは少なかった
あぁ、やっぱりねって感じ
ただ素直に騙されたなら、かなり驚く事は間違いないだろう
だから、これから観る人は清い心で観て頂きたい
選曲も映画にバッチリハマっていて
タワレコでサントラを探しまくったのはいい思い出
完成された映画の1つと言えるだろう