闇金ウシジマくん ホストの売掛 | 鶴岡探偵事務所

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時々投資についての投稿もします

闇金ウシジマくん

10日5割の超暴利金融会社社長の

丑嶋馨とその仲間達、そして彼らに

融資を求めてやって来る債務者との

ストーリーを描いた作品です。

 

 

今回まとめたのはホストの売掛金です。


最近ホストの高額な売掛金問題で規制するべきでは!?と討論がされています。


特に被害にあっているのが若い世代。

20代前半で数百万~1000万円を越える高額な売掛金のケースもあるそうです。


確かに最終的には本人の判断で指名や酒を注文するとはいえ明らかにその料金を支払える能力が無いと分かっていながら客に注文させようとするホストにも問題があると言わざるをえません。


そんな高額な売掛金トラブルにあってしまったのが闇金ウシジマくん21巻ホストくんに登場する愛華という若い女性です。




愛華はバッティングセンターで出会った新人ホストの瑠偉斗と仲良くなりホストクラブへ誘われます。


瑠偉斗は初めて指名客が取れた嬉しさでプロポーズをするように膝をつき「ありがとう」と愛華にパフォーマンスします。

瑠偉斗のことが気になっていた愛華はありがとうの一言で頬が赤く染まりドキドキし始めます。


その後、
愛華は50000円のボトルを注文し瑠偉斗と酒を楽しみます。

スーパーや酒屋で買えば大体4000~8000円くらいの酒がホストでは50000円に化けるのです。
 


そして別の日…
月締めが迫りホスト達が売上を出すためにいつも以上に接客に力をいれます。

ライバルホストと売上争いをしている瑠偉斗は愛華の顔に近づき「お前とNo.1になりたい」とアピールします。
瑠偉斗にときめいてしまった愛華はたった1本で700000円もするルイ13世を注文してしまいました。



しかし愛華はルイ13世を払えるお金がありません。

ここで登場するのが売掛金です。

未回収の料金として酒を注文した客が背負わなければなりません。

瑠偉斗の高額注文に焦ったライバルホストは客に高額な酒を注文させようとします。

こちらの客もすでに持ち金は全て使ってしまい頼めない!と言いますがライバルホストのねだりに負けて売掛金で高額なシャンパンを注文してしまいました。

それに対して瑠偉斗は↓

さらに高額注文をねだりますが愛華は苦い顔をします。

そこで瑠偉斗は先輩ホストに協力してもらい売上争いに負けたら瑠偉斗がホストを辞めるという設定で愛華に迫ります。

さらに瑠偉斗は40歳越えたマダムを抱けば愛華の注文が無くても勝てると嘘をつきます。


とどめに「愛華に無理させた」と申し訳なさそうな態度だったと伝えます。


自分が注文すれば瑠偉斗は売上争いに勝利。
40歳のマダムを抱く必要も無くなる。




無理やりな交渉ですが愛華のように優しく接して貰った経験をした客は「むちゃくちゃな売掛要求されたけど応援しているホストは本当は優しい人間だって私は知っている」と恋愛関係のような雰囲気にのまれて無理して高額注文をしてしまうのです。

愛華は瑠偉斗と先輩ホストの術中にハマり
2本目のルイ13世を注文…。
ルイ13世だけで1400000円。



愛華は惚れた瑠偉斗のために支払いを飛ぶ選択肢は捨て、売春で売掛金を支払いまた瑠偉斗に使うお金を稼ぐのです。


そんなある日、
愛華は瑠偉斗に「今月350万円ガンバって欲しい」と言われました。
今までは売春でなんとか売掛金を支払っていましたが350万円という金額には全然足りません。
しかし惚れた瑠偉斗のために愛華は今までより多くの男性と売春をこなしアダルト作品に出演もしてしまいました…。

また月締めの日、


愛華の5000000円の注文でついに瑠偉斗はNo.1ホストになりました!
ライバルホストとの差額金を愛華の注文で逆転出来たのです。

No.1になった瑠偉斗は愛華と初めて出会ったバッティングセンターで優しく抱きしめ耳元で
 
感謝の言葉ではなく
「来月もガンバろうぜ」
と愛華が好きでもない男に抱かれて抱かれてなんとか稼いで出来た高額注文を継続させるように言うのです。


この一言がきっかけで愛華は精神的に病んでしまいました…


最初にも書きましたが

確かに最終的には本人の判断で指名や酒を注文しますが「売掛でも夜職や売春でなんとか稼いできてくれるだろう」という軽い考えで女性に高額注文させるのは如何なものかと思いました。