まさに鳥肌モン、これぞ講師の醍醐味&講師冥利。

 

今日は「一眼レフの使い方講座」と称して、受講生様のご自宅にお邪魔してプライベートレッスンを開催しました。

お近くにあるカフェの2段重ねのお弁当をいただいてから講座がスタートしました。

 

本日お集まりいただいた皆様は、

 

写真は撮れるけどイマイチ気に入らない

カメラについてるボタンが何なのか分からない

そもそもカメラ自体よく知らない

 

等々、いわゆる「初心者あるある」でお困りの方々でした。

わたしも通ってきた道なので、お気持よくわかります・・・

 

初めて一眼レフを持たれる時は、エントリーキット(初心者用モデル)からスタートすることがほとんどなので、まずはカメラ任せで撮影する「P(プログラムモード)」で撮影を始めます。

ですが、撮影に慣れてくると「自分好みの写真」が撮りたいという「欲」が出てきます(いい意味で)

そうなると、カメラの設定を一から全て手作業で行う「M(マニュアルモード)」で撮影するしかありません。

 

初心者さんはここで躓くのです。

 

分厚い取説を読んで分かるならまだ良い方です。

取説読んでもよくわからない方がほとんどだと思います。

むしろ「取説読むのメンドクセ」というのが本音です(笑)

そういう場合は「撮りながら覚える」しかないんですよね。

 

ちなみに、Pモードすっ飛ばして初っ端からMモード一択で撮影始めたアフォはここにいます(笑)

 

なので、「Mモードとは何か?」から始まり、

 

どのボタン(ダイヤル)をどう動かせばいいのか?

それを動かすとどこの数値が変わるのか?

数値が変わると写真の何が変わるのか?

 

などを、目の前にあったシュークリームを被写体にして片っ端から撮影していただきました(笑)

そして、前後の写真の変化を見て実感していただきました。

 

とりあえずシャッターを押して撮ったら真っ暗だった写真が、数値を変えるだけで明るくなったり色味が変わったりする様子を目の当たりにした皆様。

シュークリームを撮りながら、歓声と感性を同時に上げていらっしゃいました(笑)

 

その後、

 

撮影する時の姿勢

構図の捉え方

アングルの違い

レンスやフィルター等の付属品に関する情報

動く被写体の撮影方法

ブツ撮りの方法や使用機材について

シーン別の推奨Mモード

撮影した写真の加工方法

 

など、実際にわたしが撮影した写真を見ながら、4時間に渡ってお話&実践を行いました。

 

この後、お子さんの運動会を控えていらっしゃる方には、動く被写体を撮影する実践がすぐに積めるナイスタイミングでの受講になったことと思います。

 

終了後、

 

知りたかったことが本当によく分かって嬉しかったです。

知れば知るほど奥が深いです。

次は中級編をお願いします。

 

などとメッセージをいただき、拙い説明と写真ながらも、お困りだった皆様のお役に立つことができてよかったと思いました。

 

今回は、参加された皆様がわたしのカメラと同じメーカーのものをお使いだったので、教える側としてもとてもやりやすかったです。

 

基本さえわかれば、後は実践あるのみ。

いろいろな場所、様々な気象条件やシーンによって、瞬時に設定の数値化ができるようになるには時間がかかると思いますが、臆することなくカメラに触れて、いろいろな場面をカメラに収めていただければと思います。

 

受講いただきました皆様、どうもありがとうございました。